「社会保険を知ろう!」について 後編(息子小4 娘小3)




子供たちへのマネー教育
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こんにちは。のり(@nori19701128)です。

今回は前回の「『社会保険を知ろう!』について 前編」に続く後編として、実際に子どもたちに社会保険について説明をした様子をお伝えしようと思います。

今回はレポート中心の内容になり、スライドはポイントのみの掲載になりますので、スライドを全ページご覧になりたい方は、お手数ですが前編をご覧ください。

正直聞き手の子どもたち側の熱意は、昨年夏に行った「投資をやろう!」に比べて高いものではありませんでしたが、私たち親が伝えたかったことを伝えはじめられたと思います。

今回 大前提として

「なんで家庭で、親が子どもにお金のことを教えるか」

ということをはじめて伝えました。

お金の使い方や、それにまつわるルールや制度を知っておくことは、社会に出て生きていくためには非常に重要なこと。

しかし残念ながら現在の日本の学校ではそれを教えてくれる機会は少ない。

なので親が子に教えていくしかないんだということをです。

「ふーん、そうなんだ」と言いながら娘は聞いています。

「『学校では教えてくれないお金のこと』って本を持っているじゃん。だから、お金のことって学校では教えてくれないんだと思っていた。」と息子です。

私たちがやろうとしていることについては二人とも理解はしてくれているようです。

続いて「人生の組み立て方」のパートを説明します。

君たちには大学を卒業する年齢にあたる概ね22歳以降は独立して自分の人生を歩んで欲しい、それまでに自身の生き方の計画図になる「ライフプラン」を作ることを目標にしようと話します。

そしてライフプランを作るための組み立て方として、このページを提示します。

どのように生きたいかのライフプランを作成し、
その人生を実現するためにはどのようなルールがあり、
自分たちがどのような制度に守られているかを知る必要がある
その上で足りない分を投資や保険で補う

という考え方です。

そしてこの中で今回の「社会保険を知ろう!」というのは「社会が自分をどれだけ守ってくれる制度があるか」を知るパートであることを伝えます。

本題に入り、まずは子どもたちに質問を投げかけます。

家庭がいつでも順風満帆ということはなく、誰かが大けがや大病を患って、大金が必要になる可能性はあるし、働けなくなった時にお金をどうしようか、という問いかけです。

読書好きの息子はさすがにわかっているらしく「保険とおじいちゃんになったら年金がもらえるんだよね」と答えます。

続いて「社会保険とは」という説明に入ります。

健康保険もそうですが、年金も年金保険ですのでまずは「保険」というものの概念を話すのですが、その前に「そもそも保険ってなに?」と聞いてみると

息子「少ないお金を支払って、病気になって大金が必要になったらお金がもらえることだよね」

と上記のスライドを見せる前にご名答。

やはり日頃の読書グセと年末に買ったボードゲームの「人生ゲーム」での知識が役に立っているようです。

国が用意してくれている制度だから「社会保険」というものであり、全国民がこの制度に守られている、という話をします。

その後は社会保険の中で健康保険、年金保険に絞ってどのような場合に保険適用になるかを説明します。

その中でも

・高額療養費制度
・傷病手当制度
・遺族年金

については非常に大事なのですが普通の大人でも知らない人が多いものですので、今回伝えたかったポイントになります。

ここら辺になると、もしものお話なので子どもたちにはいまいちピンとは来ていない様子。
ただこのような制度がある、ということは伝わったようです。

社会保険についての説明が終わったあとは、冒頭の「人生の組み立て方」のスライドを再提示し、今回はどの部分を説明したかの再確認をした上で、まとめのメッセージで〆になります。

最後に奥さんからは

「世の中にはずるい人もいて、社会保険の説明をしないで『働けなくなった時のための保険に入りましょう、高額の治療に備えて保険に入りましょう』って保険商品を売ろうとしてくる場合もあるの。

そういう時に今日お父さんが話したことを知っていれば、社会保険ですでに保障されている同じ保険を買うことなく、必要な保険だけを選ぶことができるのよ。」

という的確な補足説明がありました。

両親が同じことを言うことで、子どもへの伝わりかたは各段に変わってくると思います。

私のやりたいことを支持してくれて、内容についても理解をしてくれて、一緒になって子どもに伝えようとしてくれる奥さんに本当に感謝です。

以上が今回のレポートになります。

「自分のお金が増えるかもしれない」というインセンティブの期待ができた「投資をしよう!」と比べては、子どもたちも前のめりな感じになりませんでしたが、

それでも今回は「社会保険」を知るというテーマ以上に

・社会に出るまでに自分のライフプランを作る
・そのために学校では教えてくれないお金の勉強を家の中でやろう

というメッセージを伝えられはじめることができた
ということが大きいと考えています。

今後も年2回-3回にわたってお金の勉強を継続していきます。

そのたびにメッセージを繰り返し伝えていき、家庭内でのお金の勉強の重要性を子どもたちに認識してもらおうと考えています。

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