こんにちは。のり(@nori19701128)です。
我が家の目標として、
「子ども達に学校では教わらないお金の知識を持たせて社会に送り出す」
というものがあります。
ゴールとしては彼らが20代になった時、彼ら自身にそれから先の人生のライフプランを自ら立ててもらい、社会へ出てもらうことをイメージしています。
そのための金融教育第1弾として、昨年6月に「投資をしよう!」と題して小学生の子供たちにプレゼンを実施。
実際に彼ら名義のジュニアNISA口座で資産運用を開始しました。
その第2弾として先週「私たちを守ってくれるもの」というテーマで子どもたちへ「社会保険」を伝えるプレゼンを実施しています。
今回から2回に分けて私が作成した子供むけ投資説明資料「社会保険を知ろう!」についてお話しようかと思います。
1回目「社会保険を知ろう!」のスライドの全ページを紹介
2回目 実際に子供たちに説明した時のやり方や様子について
の2回です。
初回である今回は「社会保険を知ろう!~私たちを守ってくれるもの~」のスライドの中身について説明していきます。
なおここではスライド画像を掲出しますが、元の資料はパワーポイントでアニメーションを多用しています。
一方的な説明ではなく、問いかけをしながら子供たちに答えや考えを言わせて、それに対してこちらも応える双方向コミュニケーションで進行することをイメージしていただければと思います。
尚我が家の子どもたちに伝える内容ですので、厚生年金保険料や年金額、高額療養費制度の支払金額などについては、我が家の労働形態や収入を元に概算されていることをご了承ください。
1P目はなぜ「社会保険」を知らなければいけないのかを説明します。
自分の人生を組み立てる上で、国が国民の生活を守るためにどれだけの用意してくれているかを知る必要があると伝えます。
また「社会保険」は学校では教えてくれないのでここで覚えて欲しいとも伝えます。
ここからが本題です。
今は一応不自由なく過ごしている日常生活ですが、人生は常に順風満帆というわけではなく、健康上の理由で収入がなくなる、手術で大金が必要になる時がくるかもしれない。
そのような時はどうしたらいいと思う?
と子どもたちに問いかけます。
先ほどの問いかけの答えをここで示します。
国民が困った状態になった状態になった場合の助けのために、国が「社会保険制度」を用意してくれていることを伝えます。
その際に一緒に「保険」というものがどういう仕組みなのかを一緒に教え、国が用意してくれている保険だから「社会保険」であり、国民全員に加入義務がある「国民皆保険」であると教えます。
「社会保険」の中身を少し説明します。
財源として保険料は働くお給料から差し引かれていること。
また君たちは払っている消費税も年金に回っていることを話します。
なので病気やケガ、老齢化で働けなくなった場合には、遠慮なくサービスを受けることができる当然の権利を持っていることを伝えます。
また、社会保険にはいくつか制度の種類があるけれど、この資料では人生でなじみが深くなるであろう「健康保険」と「年金保険」について説明することを話します。
ここは健康保険の説明のパートです。
主なものとして
・療養の給付
・高額療養費制度
・傷病手当制度
・出産育児一時金
という病気やケガで病院にかかった際、または出産時に給付される制度について説明しています。
続いて年金保険の説明パートです。
主なものとして
・老齢年金
・遺族年金
という老齢になり労働収入が入らなくなった場合の生活費、または家族の働き手が亡くなった場合の生活費が、年金という形で給付されることを説明します。
最後にまとめです。
冒頭に提示した「人生の組み立て方」のスライドを再掲出し、
自分たちが何に守らているかをよく知った上で、
足りない金額は投資で増やし、足りない備えは民間保険に加入しよう
ということでまとめにします。
以上が「社会保険を知ろう!」の全ページになります。
次回「『社会保険を知ろう!』後編」で実際に我が家の子供たちにこの資料をプレゼンした時の様子をレポートいたします。
当資料の最新版に更新したPDFをGoogleドライブで公開しております。
私的なご利用に限りご入り用であればご活用ください。
https://drive.google.com/file/d/1IG2RW3t9D3s6KfTa2YjtR8DbO-ZmgrgI/view?usp=sharing
●当資料は、のり(twitterID:@noriyusaku1128)が作成したものです。
●当資料は、情報提供を目的とするものであり、特定の金融商品等を推奨するものではありません。
●当資料は、のり(@noriyusaku1128)が信頼できると判断したデータにより作成していますが、その内容の完全性、正確性について保証するものではありません。
●当資料における内容は2021年5月5日時点ものであり、今後予告なく変更される場合があります。
●当資料をダウンロードし教材等にご活用していただくのは構いませんが、ご活用の結果のいかなる責任も資料作成者は負いません。
また金銭の授受を伴う商用利用についてはこれを禁じます。
●当資料の内容への加工、変更等の行為はご遠慮ください。
ラジオもやっています。よかったら聞いてください。
コメント