知床旅行について




旅行
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こんにちは。のり(@noriyusaku1128)です。

今回は夏休みに家族で行った北海道 知床旅行についてお話ししようと思います。

知床の大自然の中で、首都圏の日常では体験できない、見ることができない経験を滞在中たくさんやることができて、家族、子供にとって学びになったと思います。

ハワイ旅行から帰ってきてすぐに次の旅行を予約

4月に行ったハワイ旅行(ハワイ旅行について~旅行編~)の直後 奥さんから次の旅行のオーダーが入りました。

夏休みには家族で北海道知床へ旅行に行きたい

ハワイ旅行でトータル100万円使ったばかりで今年は家族で遠出は打ち止めと考えていたので少し驚きながら「ハワイ行ったばかりだよ?」と問いかけます。

それに対し奥さんは「来年、再来年て子供たちは受験生だし、高校、大学になったら子供たちも忙しくなる。今年が家族で遠出するチャンスだから」とのこと。

なるほど。

家族の中で私の役割はできる限り家族の希望を実現させること。ならば旅費が少しでも安く上がるように知床近くの空港までANAマイルを使って移動できる航路を探しました。

夏休み4か月前の4月とは言え昨今のインバウンド需要の高まりからか8月の3連休、お盆時期のANAの特典航空券の枠はほぼ埋まっており、予約が取れそうなのは根室中標津空港で8月最終週の平日発着便のみ。ここはお盆時期に出勤して、遅めの夏休みをとることで対応することにしました。

4人家族のうちの3人分の往復航空券はその時持っていたマイルで特典航空券を確保。
残り一人分はスーパーバリューで一番安い金額で購入できました。
今回の航空機の4人分の往復代の実費は22,540円です。

日程は決まり、知床での宿、現地活動用のレンタカー、アクテビティの予約を済ませ用意万端。

当日を迎えます。

知床でやったこと

台風10号の接近が危ぶまれる中幸いなことに東日本発着の飛行機は平常通り運航されており、予定通り根室中標津空港に到着することができました。

そこからレンタカーに乗って1時間半。知床ウトロ地区の宿へ移動します。

首都圏では見ることができない一面の自然と畑、点在する牧場の風景に家族一同喜びの声を上げます。特に子供たちは生涯はじめての北海道。見るもの聞くものが目新しく、新鮮な体験でした。

知床での4日間でやったことは以下の通り

初日 (8/27)・
空港~宿へ移動

2日目(8/28)・
ネイチャークルージングでホエールウオッチング
フレペの滝散策、オロンコ岩

3日目(8/29)・
カムイワッカの湯の滝登り
知床五湖高架木道散策
夕陽台から夕やけを鑑賞

4日目(8/30)・
オシンコシンの滝散策
天へ続く道、知床博物館
帰宅

と毎朝6時に起床、7時半に宿を出発するスケジュールで盛りだくさんの経験をしてきました。
この中からいくつかピックして紹介いたします。

まずは「ネイチャークルージングでホエールウオッチング

宿泊しているウトロ側からレンタカーで知床峠を越えて羅臼地区へ移動。
この峠越えの間にも道路から野生のシカやキタキツネの姿を見ることができました。

受付所で受付をし、救命具をつけて19トン80名乗りのクルーザーに乗船。羅臼港から出港します。
8月とは言え北海道の海の上。下着、長袖シャツの上にパーカーを着てちょうどいい体感気温でした。

知床半島の景色

クルージングエリアは知床半島と国後島の間。
出航から40分程度でマッコウクジラと遭遇。

潮を吹きながら海上をゆっくり移動。次の潜水のために体内に酸素を取り込んでいる姿をみることができました。最後に尾びれを上げてクジラの食事場である海の底へ消えていきます。

2時間近くのクルージングで2頭、そうした光景を見ることができました。

潮を吹きながら海上を移動するマッコウクジラ
体内に酸素を取り込むと尾びれを上げて潜っていった

次は「フレペの滝散策」です。

知床自然センターから遊歩道を歩くこと約20分。
断崖から染み出し海へと流れ落ちるフレペの滝(別名「乙女の涙」)を見に行けるコースです。

もっとも常に自然と隣り合わせの知床のこと。散策ルートでその前日、前々日とヒグマが目撃されているとのことで、軽く緊張感を持って歩きました。

ヒグマと遭遇した場合の対応は、走って逃げない、慌てない、死んだふりはしない、クマを刺激することなく適度な距離を置いて少しづつ遠のいていくのがいいのだそう。

それよりも先に物音を立てて進めばクマは警戒して出てこないとのことなので、家族で大きな声で話しながら遊歩道を進みました。

今にも野生の動物が出てきそうな知床の原生林

展望台に到着し覗き込むように見ることができる「フレペの滝」はまさに絶景。
おりから発生していた霧も相まって幽玄な奇景を我々に見せてくれました。

帰り道もクマと遭遇することなく無事知床自然センターへ到着。

フレペの滝

三日目のメインアクテビティは「カムイワッカの湯の滝のぼり

知床自然センターから途中で砂利道に変わる道を車で進むこと40分程度。
知床でもおそらく一般の人が車で行ける最奥地。
温泉が流れるカムイワッカ川を上っていくアトラクションです。

途中で3つの滝があり、往復でその滝を上り下りを攻略するのがこのアトラクションの醍醐味。

家族全員、ウオーターシューズ、ヘルメットをレンタルし、濡れてもいいような登山の恰好で出発です。

カムイワッカの湯の滝
滝を上る子供たち
滝を攻略!

ただ想像以上に滝に高さがあり、斜面の角度も急で、高所恐怖症の私はこれを登れても降りられない可能性が高いと判断し開始そうそうにギブアップ。(これまでも登山の鎖場などは心理的な恐怖ですべてリタイア)

ほかの家族3人は滝登りルートをすべてクリアして無事戻ってきました。

カムイワッカの滝のそばに更衣室があるのでびしょぬれになった服を着替え、そのあとは「知床五湖をめぐる散策コース」へ。

ただし五つの湖すべてを回れる「地上遊歩道」は直前にクマに目撃があって立ち入り禁止になっており、ショートコースである「高架木道」を歩いてきました。

それでも天候にも恵まれ知床連山の雄大な景色を堪能するのは十分でした。

知床連山をバックに家族写真をパチリ
知床五湖高架木道
知床連山と一湖

3日目のラストはウトロの夕陽台からの夕やけの情景です。
ウトロ港の奇岩と遠く水平線が薄茜色に彩られている景色はこれまた首都圏での日常では見ることができない神秘的な光景でした。

ウトロ 夕陽台からの夕やけの情景

知床で食べたもの

今回外食するところがあまりないだろうということで朝食、夕食が食事付きの宿にしました。
宿泊した宿は地のもの中心の食事を出してくれます。

夕飯も3泊3食するので食材や調理方法を変えて、鹿肉、タラ、サーモン、ほたて、ほっけ、平貝、エビ、カニ、カレエなどなど、これまた家では頻度の低い魚介類メインのメニューで美味しくいただけました。(個人的にはトマトに甘さに感激!)

中学生になった子供たちは大人と同じ料理でしたから、魚の骨を取ったり、カニの身をほじっくたりしながら苦手なものにもチャレンジしてできるだけ残さないように努力してましたね。
どうしてもダメなものは家族でシエアんして完食です。

お昼は道の駅のレストランで宿では出てこないものを選び、ラーメンや豚丼をいただきました。こちらもどれも美味しかった。

さて気になるお値段は

最終日は朝8時半に家を出て空港に向かいながらオシンコシンの滝や知床博物館など道すがらの名所をめぐりました。

なかでも素晴らしかったのが「天に続く道
斜里町にある全長28.1kmに及ぶまっすぐな一本道はまるで天に続いているかのように見ることができます。
ここでは我々家族のこれからの人生が明るいものへと続いていけるような気持ちになました。

以上先日行った知床への家族旅行のレポートです。

繰り返しになりますが、首都圏の日常では体験できない、見ることができない経験を滞在中たくさんやることができて家族、子供にとっても学びになったと思います。

支払いは極力私のカードで支払っていますので帰路の飛行機の中で今回の旅行でかかったお金をささっとまとめます。

トータルで341,385円。

先述した通り羽田から根室中標津空港までの往復飛行機代をマイルを使うことで、実質の出費が22,540円で済んでいますので65,000円程度は圧縮できています。

今年は春にハワイ、夏はこの他に名古屋へも行ってますので今年1年旅費だけで160万円近くかかっています。

これまでにないハイペースですが子供たちが受験を迎える来年、再来年の先取りと考えることにします。(それでもなんだかんだ近場へは行きそうですが)

子供たちが中学生にあがると実感するのは、子育ても折り返しに入ったということ。
いつまでも一緒と錯覚していた家族4人の生活にも子供たちの独立という形でいずれ終わりがくることを自覚させられます。

そうしたことを奥さんも感じているのでしょう。
今年は思い切り家族で遊ぶ時間にするとマネー会議でも何度も明言しています。

私はANAマイルやJREBANKの特典などできることを駆使して、そうした希望をなるだけ安価に実現させていきたいと考えています。

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