あけましておめでとうございます。
のり(@noriyusaku1128)です。
2025年もよろしくお願いいたします。
先日2025年1月4日(土)に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。
2021年8月の1回目から数えて3年6か月。
2025年1回目 トータルでは42回目のり家マネー会議です。
今回は2024年の年間収支を振り返りながら我が家の家計状況を年間単位で家族で把握を行い、また学びとしては「源泉徴収票」の見方を家族全員で確認しました。
また娘の言葉に若干ながらも成長している部分が見うけられました。
毎月マネー会議を実施して家族で会話しているからこそわかる気づきだなと実感しています。
当日のアジェンダはこちら。
12月度家計報告
まずはのり家の資産推移から報告です。
息子「もうすぐ切りのいい数字になるね。」
私「今年は6月末がピークで7月、8月と落ち込んだけど、10月くらいから盛り返してきた。年間収支はあとで報告するけど今年は出費が多すぎたな。例年並みだったらとっくにその切りのいい数字のは到達してたよ。2025年は支出をもう少し意識しよう」
次は12月の家計簿です。
毎回通り我が家の資産額、収入にかかわるところは黒塗りにしています。
ポイ活は10,125円相当とまあまあなところ。
支出について
私「2024年最後の月である今月は66万5千円と最後まで出費が多かった。12月の出費がこんなに大きくなったのはなぜだっけ?」
息子「1月の青森旅行の新幹線代を12月に支払ったから」
私「そうだね。行ったのは1月だけど新幹線チケットは12月のうちにおさえたから10万円はそれで支払った。あとはなにがあった?」
息子「寒くて暖房で電気をたくさん使った。」
娘「電気代は2か月ずれだったから12月に支払ったのは10月の分だからまだそれほどではないよね?それよりも外食も多かったかな。クリスマスに都内で食べたり…」
息子「あと古くなった電子レンジも買い替えた。」
娘「スキーに行くためにウェア買ったり、ユニクロでヒートテック買ったり…」
奥さん「ユニクロなんて高級ブランドでヒートテックを買える我が家は富裕層!」
一同(笑)
私「君たちが言っていることは概ねあってる。スキー旅行に備えた被服費、息子の歯列矯正代、あとは子供たちの塾の冬期講習代もだね。そういうのもあって12月は収入と比べて支出が赤字だった…(涙)」
奥さん「今年は息子が受験生になるのだからは家族で遊びに行くのは3月までと決めていた。今年は旅行代減るはず。」
私「ただし娘の歯列矯正に息子の受験生としての塾代があるから今年も結構支出は多いかな・・・今年を乗り越えたら少しは落ち着くとは、思う・・・・」
ここで冬休みの買い物、旅行代について振り返ります。
私「買い物の予算に対して実績はこの通り。空いているところはまだ購入してないけど買うのかな?」
奥さん「買います。でもできれば5万円以内で抑えたかったけどそれは難しそうね。」
私「もともと金額調べて予算組んでるから大きく変わることはなさそうだね。」
「冬休みの青森旅行はトータル20万円かかった。JREBANKの特典を使って3.5万円安くなったけどそれでも20万円はかかる。」
奥さん「夏の名古屋への1泊旅行も20万円だし、もう一人5万円で計算したほうがよさそう。子供たちはもう旅費も宿泊費も大人料金だから大人4人の旅行になるのよね。」
私「来月2月に行く家族旅行の飛行機代は全額マイルで賄うことができたから9万円近く減額できるよ。今ポイ活は極力マイルに寄せていて、今やっているクレカ修行もANAマイルへの交換できるから今後は極力マイルでお得に旅行をしていきたい。」(「ポイント、お得で旅をすることについて」)
奥さん「父ちゃんのポイ活テクニック、すごい!」
源泉徴収票の見方
今月の学びのコーナーは「源泉徴収票の見方」についてです。
実際の私の2024年の源泉徴収票を見せながら、以下の資料を作り見方を解説しました。
会議では私の実際の収入で解説しましたが、ここでは仮に「年収500万円」と実際とは違う金額に書き換えて掲示しています。
一通り説明したあとで
私「どうわかった?」
息子「うーん、いまいちピンとこない。」
奥さん「なんでこんなややこしいことするの(困惑)こんなのやめてもっとシンプルに消費税だけにすればいいじゃない。」
私「そんなことしたら非課税世帯から大反発うけるだろうね。
で、今までうちは『基礎控除』、『生命保険控除』、ふるさと納税で『寄付金控除』で所得控除受けていたけど今回は医療費が10万円超えたので確定申告で『医療費控除』の適用を申し込む予定。なぜ昨年はそんなに医療費があがったかな?」
息子「僕の『歯』だよね。」
と歯列矯正中の自分の歯を指さします。
私「そう。昨年もそうだし、今年も娘の歯列矯正を行うから医療費控除の対象になる見込み。こうしたやれることは駆使して支払いが減らせるものは減らしていく。こういうことは自分から動かないと適用されないから『知っていること』『実際にやること』って人生ではとても重要なことだね。」
2024年年間家計報告
ここから2024年年間のトータル収支を見ていきます。
私「昨年の年間支出は480万円でした。今年はいくらでしょう?」
娘「600万円くらい?」
息子「700万円」
私「息子いいとこついたね。今年の年間支出は703万円。手取り収入を考えたら赤字だ。昨年はなにが大きく増えたんだろう?」
娘「旅行、ハワイへ行った!」
私「そうだね。あとは?」
息子「食費とか?」
私「実は食費はそこまで増えてない。けど外出が増えたから外食は増えているかな。あとは、君たちの塾代、さっき話題になった歯列矯正代の増加が大きい。」
「逆に保険料は年間5万円下がった。昨年父ちゃんが同じ保険内容で保険料が安くなるよう見直しを行ったからね(「生命保険料を同じ条件で596,870円削減できることについて」)
息子「これだけ使ったのに昨年より+12%も資産額が増えている。」
私「特にここ2年の株価の伸びが好調だから支出を上回って資産増えている。逆に言えば昨年の支出が平年並みだったら資産額も大幅に増えていたということだね。」
奥さん「やっぱ投資はしていたほうがいいということね。投資はパーセンテージで増えるから投資金額が大きくなると増える額も大きくなる。」
私「投資はやったほうがいいことは間違いないんだけど、ここ2年の株価の成績は過去イチと言っていいくらいだからこの伸びが毎年続くと思っちゃいけない。我が家の資産推移をみると減っている年も当然あるんだから今年はそうなる可能性もある。母ちゃんが言った通り、息子が受験生になる今年は昨年よりは旅行内容をボリュームダウンをして支出を抑えよう。」
子供たちのおこづかい報告
次は子どもたちのおこづかい報告です。
働き者の息子と、朝働くのがおっくうになった娘は今月も続きます。
息子のお手伝いは今回は月半分くらいで1200円。娘は0円です。
のり家のルールでこの12月末のおこづかい残高が翌年1月にもらえるお年玉の金額になります。
よって2025年1月の子供たちのお年玉金額は
息子・6,078円
娘・4,711円
以上の金額を住信SBIネット銀行の彼ら名義の口座へ振り込みました。
(もちろん振込するのはうちの子供だけ。親せきの子供たちへはお年玉袋に現金を入れて渡していますw。念のため。)
息子は新しいゲームソフトの「ギルティギア」を購入するそう。
昨年親が立て替えたゲーミングPCの毎年の返済額2万円については「親戚からのお年玉が集まったら返す」とのこと。(「息子が親から借金して将来へ投資したことについて」)
また娘の発言の小さい変化が。
これまでお兄ちゃんと同じで10万円越えのゲーミングPCを買いたいと言っていた彼女ですが
「父ちゃんが使っているパソコンてこれでしょう?」
とスマホで検索した2万円の中古PCを提示。
「あたしの使い道考えたらこれくらいでいいな…」
と『足るを知る』発言をしてきたのです。
私「それで充分ならそれでいいけど。本当にパソコンが必要なのかも考えないと。持っているスマホで十分なのか。タブレットでもいいのか。」
娘「タブレットでもいいかも。一応2万円‐4万円程度にしておいて。」
ほしい物が定まってきたとしても収入がなければ買えません。
一応お年玉はもらえますが、お手伝いをしなければ毎月のおこづかいはもらえない我が家。
私「娘、お手伝いのおこづかいはどうするの?」
娘「うーん、中学2年生になったら再開する。」
子供たちの投資グラフ/為替グラフ
次は子供たちの投資グラフ作成です。
2020年6月のスタートから4年と7か月目です。
2024年12月末現在の実績はスタートした2020年6月比で
アメリカ299% (2024年11月末287%)
全世界 256% (2024年11月末246%)
日本 194% (2024年11月末187%)
新興国 175%(2024年11月末167%)
娘「アメリカがほぼ300%!」
息子「トランプ効果すげえ。」
私「それぞれに1万円を投資した2020年6月というのがコロナショック直後で底値に近かったし、さっきも言ったとおり直近2年はすごく成績よかったからね。」
奥さん「コロナで世界止まったのにこんなになるんだねぇ。」
娘「あたしの全財産を投資して増やしたいー」
息子「FXの本で勉強して全財産をつぎ込めばすごく儲かるかも。でもそんなことしたら『くるみちゃん』のように歯止めきかなくて破産するんだろうなw」
次は為替です。
奥さん「円安がすすんだ。」
私「日銀が12月利上げを見送りの決めて、アメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度理事会が利下げを渋ったからね。日本円は円安になると資産は増えるので見ためはよくなるけど、物価は高くなるから手放しでは喜べないかな。」
次回開催は2月1日(土)
最後に「母ちゃんより」です。
「君たちも中学生になって自分のことが自分でできる幅が広がりました。それに伴い自己責任で自分で判断して決めていくことを増やしていこう。友達と遊びにいくにしても自分で決める。けどいつ誰と遊びに行くかはきちんと報告してね。あとその時のお金の相談もその時々で父ちゃんだったり、母ちゃんだったりしたけどこれから父ちゃんに一本化します。
あとさっきも言った通り2025年度は兄ちゃんが受験生だから家族での外出は少なくする予定。だから2024年はたくさん旅行に行ったのだけどね。2月の旅行は決まっていてあと3月までは家族でどこかに行きたいなぁ」
という言葉で締めました。
以上第42回のり家マネー会議のレポートでした。
今回は2024年の年間収支を振り返りながら我が家の家計状況を年間単位で家族で把握することができ、また学びとしては「源泉徴収票」の見方を家族全員で確認することができました。給与収入がない子供たちにはまだピンとこないよういでしたが、彼らが社会人になったときに「こんなことしたなぁ」と思い出してくれるだけでいいと思っています。
また娘の言葉にも若干ながらも成長している部分が見うけられました。
毎月マネー会議を実施して家族で会話しているからこそわかる気づきだなと実感しています。
月にたった1時間。他の家庭ではおそらくやらない楽しくとも情報の密度の濃い時間を毎月積み上げていくことで、家族のそれぞれの人生を充実するものにできると確信しています。
次回開催は2025年2月1日(土)の夕方からを予定しています。
「のり家マネー会議」の取り組みをNHKで取り上げてくださり、ニュース番組のコーナーで紹介していただきました。
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