お金を使う練習について




子供たちへのマネー教育
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回は将来一人立ちしていく子供たちにどうやってお金の使いかたを練習させようか話しようと思います。

親元にいる期間は社会人生活で独り立ちするための練習をする時間。
将来の子どもたちが自活できるようにこの時間を使ってしっかりお金の使い方を習得させていこうと思います。

甘く見ていた「お金を使う欲望」

こちらのブログを読んでくださっている方ならご存じの方が多いとは思いますが、我が家では子どもたちが小学生の頃から様々なお金の教育をしてきましたし、現在も毎月のマネー会議を通して伝え続けています。

読んでいただいている方にお会いすると「普通あそこまでできない」と(リップサービスを含まれているのでしょうが)おほめの言葉をいただきますし、昨年、今年とNHKさん、日本テレビさんの番組の中でも取組について取り上げていただけました。

私たち夫婦としてもこれだけのことをしているのだからうちの子たちはお金について強いほうだ、という自負はあったのですがこの夏そのおごりを打ち砕く事態が起こります。

毎月の報告は必要なものの、原則使い方は自由だった子どもたちのおこづかいですが、夏休みに入って娘の金づかいに歯止めが効かなくなったのです。
そこで娘については急遽お金の使い方のルールを変更し、まずは限られた資金の中でやりくりを覚えてもらうという内容に変更しました。(詳細は「娘のおこづかいルールを変更することについて」)

小学校の頃からお手伝いするたびにおこづかいを上げて、それを自分のおこづかい帳につけさせて管理させてました。子ども名義で銀行口座を開き、そこにおこづかい残高を預けさせました。毎月のマネー会議で前月使った金額、おこづかい残高、将来何に使いたいかを報告させています。

ここまでやっているからうちの子たちは大丈夫という慢心がありました。
しかし私たちは「お金を使いたい」という欲望を甘く見ていたのだと思い知らされます。

広がる世界と増える出費

思うに小学生の頃は親の言うことに素直でしたし、なにより世界が狭く欲しいものもさほどなかったので先述したおこづかい運用でも問題がなかったのだと思います。

ところが中学生になり友達同士で出かけることが多くなります。

例えばショッピングセンターへ映画を見に行くだけで、映画代、映画を見ながらの飲食代、見終わったあとはお店を見て回り、友達同士おそろいのキーホルダーやアクセサリーを購入します。
歩き疲れたらレストランで一休みして、パフェとか食べてしまいます。

以上だけでも1回で5,000円以上の出費になります。交友関係の広い娘の場合、それが数回にわたりますし、そこそこ高額なお小遣いを与えているご家庭もあるようで、それに付き合っていくとあっという間に万円単位でお金が失われていきます。

しかし7万円が3万5千円になったところで「まだ3万5千円ある」という心境だったようです。
振り返れば私も奥さんも社会人になって同様の経験をしていました。

私が20代のころは暇があればパチンコへ行きお金をすり減らし、丸井に行っては着ることのない高級な服を毎週買いあさり、ボーナスが出たら背伸びをして慣れない高級寿司店で味がわからぬまま寿司を食べていました。

結果収入を越えた出費をしサラリーマン金融からお金を借りては金利を付けて返済するという自転車操業状態に陥ります。

娘にはそうした若いころの私のようになる素養は十分ありそうです。

娘よりは堅実と思われていた息子も先月収入以上に好きなゲームに課金していました。
それを指摘すると息子も「まだ7万円あるからヘーキヘーキ」と娘のようなことを言います。

これは「お金を使うこと」についての抜本的な対策が必要と実感させられたのです。

お金を使う練習について

ポジティブに考えれば社会人として独り立ちする前に、子どもたちのそうしたお金の使い方についての性格と弱点を、傷の浅いうちにあぶり出すことができたと言えます。
親の庇護のもとにあるうちに軌道修正することができますし、トレーニングを積ませることが可能です。

取り急ぎ娘には今持っているおこづかい+今後親族からもらうお年玉などは親が管理する。
娘には毎月渡すおこづかい3,000円の範囲でやりくりをする、という内容でルールを変更しました。

さて、今後です。
我が家の経営方針の中に

「子供たちには社会で困ることのない『知』『倫理観』『責任感』を持たせ、自分たちの望むライフスタイルにあった生活ができるよう社会に送り出す。」

というものがあります。
彼らが望むライフスタイルにあった生活ができるよう、お金の使い方も習得させていかないといけません。
今後どのようにそれを覚えてもらうかについて先日Xでこのようにポストしました。

まだアイディアベースのポストに多くのご意見をいただけました。
ありがとうございます。
私一人では思いつけないことばかりで、参考にさせていただければと思います。

子どもたちが学生になるまでまだ時間ありますので現実的かつ有効的な方法を考えてみたいと考えています。

うちでは小学生から株価指数や為替についてグラフをつけさせているものの、投資よりもなによりも子どもたちの将来の生活のために必要なベースは「お金の使い方」であることを強く実感しています。

ジュニアNISAの枠を使って将来の生活資金をお子さんにプレゼントされるご家庭も多いかと思いますが、資産と同時に「お金の使い方」も伝えていかないと、急な大金を手にしたお子さんが親が期待したのとは違うお金の使い方(いわゆる浪費)に走るパターンもあるのだろうと想像します。
少なくとも若い日の私が渡されたらそうなっていたはずです。

うちの場合はそのような資金の準備はしておらず、学費までは親が出すから、将来の生活費は自分で蓄えなさい、そのために学生時代にバイトをしなさい、余剰金は運用に回しなさい、という方針です。
ただ自分で稼いだバイト代を将来の自分の生活を支える種銭としてやりくりしていく練習をさせていきたいと考えています。

実行に移したらその際の様子はまたこちらで紹介していきます。

親元にいる期間は社会人生活で独り立ちするための練習をする時間。
将来の子どもたちが自活できるようにこの時間を使ってしっかりお金の使い方を習得させていこうと思います。

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