こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
今回はマクドナルドのスマホアプリを使った注文方法「モバイルオーダー」をテーマでお話しようと思います。
このサービス自体すごく便利なものと思いますし、今後も生み出されていくであろう様々なサービスについて、好奇心をもって体験し、便利なものについては積極的に取り入れていきたいと考えています。
レジを減らした近所のマクドナルド
日本国民ならだれでも一度は口にするであろうマクドナルドのハンバーガー。
アメリカ発祥の全世界的なハンバーガーチェーン店ですが日本人にとっても国民食と言っていいほど生活の中に浸透しているように思います。
2022年現在で日本国内の店舗数3,000店弱。大きめのスーパーマーケットのテナントに入っているのも身近ですし、うちの子ども達もマクドナルドのハンバーガーは大好きです。
私も仕事で外回りをしていた時は待ち合わせの時間調整のためにコーヒー一杯でちょくちょく使ったり、休日も30分程度自分の時間を過ごすために利用したりしています。
そのマクドナルド。我が家の近所にもあるのですが、2年ほど前に店内の改装工事が行われました。その結果 それまで2台あったレジが1台に減らされたのです。
私が自分の時間を使うために訪れるのはたいてい休日の日中。
レジが減ってしまったのでレジ待ちのお客さんで長蛇の列ができるようになっていました。
一見するとチェーン店としては悪手のように見えますが、2年経っても「レジを増やす」という改善をするようには見られません。
ここから先は小売チェーン店に勤務する私の想像ですが、レジで長蛇の列が並ぶのは1週間のうちで土日の数時間程度。仮にお並びが発生するのが土日の各6時間×2日で12時間だとすると、1週間168時間のうちの7%ほど。この7%のお並びの解消のために、普段は使わないレジを増やす必要があるのかという選択なのだと思います。
レジの機械はおそらくリースだと思われますので、3,000店舗でレジを減らしたらこれも想像による概算ですが年間十数億の経費削減ができそうです。
ではマクドナルドとしてはその1週間のうちの7%の時間に集中するお客さんの不満をどう解消するか。
それが「モバイルオーダー」というシステムの導入だったのだと思います。
レジに並ばなくても商品が受け取れる「モバイルオーダー」システム
私が人生において嫌いな時間のひとつに「レジの待ち時間」があります。
商品を購入するという目的が変わらないのであればそれに至る時間をなるだけ短縮したい。
コンビニなどのレジ待ちで、セルフレジが空いていればレジ待ちの列を通り越して迷うことなくセルレジで会計を済ませてしまいます。
そういう感覚の私にしてみれば「モバイルオーダー」は画期的なシステムでした。
オーダーのStepは簡単で、
①スマホにマクドナルドアプリをダウンロード
②店内で席につきスマホ画面で商品を選んでオーダー、支払いもスマホで完結
③席まで商品を店舗スタッフが持ってきてくれる
というものです。
特に先述したレジに長蛇の列が並ぶピークタイムに絶大な威力を発揮します。
郊外ロードサイド型の店舗になると家族でくるお客さんも多く、お会計時のレジカウンターで商品を選ぶ光景も見られるのでなかなかレジの列が進みません。
後ろに並ぶ人の圧におされて、レジで商品を選ぶのも焦ります。
しかし「モバイルオーダー」を使えば、そんなレジ待ちの人たちを通りこして店内の席につき、スマホを開けてゆっくり商品を選び、スマホ内でキャッシュレス決済。読書やスマホチェック、または同伴者と会話をしているとオーダーした商品を席まで届けてくれるのです。
両者を比べるとどちらがストレスなく有効的に時間が使えるかは一目瞭然だと思います。
実際のアプリの画面でオーダーの流れを見ていきます。
「モバイルオーダー」実際のアプリ画面
マクドナルドアプリを開けて右下に「オーダー」と書いてあるスマホアイコンをタップ。そうすると自分がいるところの周辺店舗が表示されるので受け取る店舗を選びます。
この画面は直近のアプリ画面ですが、上段にもモバイルオーダーをおススメするバナーが出ていてマクドナルド社でもモバイルオーダーを推しているのがわかりますね。
次は商品を選びます。ここらへんは他のネットショッピングに近い感覚です。
今回「ベーコンエッグマックサンドセット」を選ぶと画面が遷移し、商品のカスタマイズ、サイドメニューの変更、セットドリンクの選択をすることができます。
商品を選び、カスタマイズも終わったらアプリ画面上の「カート」に入れます。ここもネットショッピングを同じ要領です。
次に受け取り方を選びます。持ち帰りと店内飲食が選べて、さらにその中でも受け取り方を選ぶことができます。
今回は「店内でお食事」の「「スタッフがテーブルまでお届け」を選びました。
次に支払い方法です。
QR決済、クレカ払いなどのキャッシュレス決済が対応しています。
私はマクドナルドでの決済で5%分のポイントが還元される三井住友カードゴールド(N/L)でApplePay経由で支払いました。
次の画面で自分が座っているテーブル番号を入力します。この番号の席にスタッフの方が商品を届けてくれるのです。
最後に確認画面です。
後は待てばできたての商品を席まで届けてくれます。
便利に使えるものは使っていきたい
以上の流れはものの1,2分で完結します。
ピークタイムに並ぶと10分以上はかかりますから大幅な時短です。
マクドナルドを使うのはひと月に2-3度程度であるとはいえ、ストレスレスなこのサービスを私は大変気に入っています。
この流れは業界的な人手不足とあいまってスタバなど他のチェーン店でも導入店舗は増えてきているようです。
私は家族でマクドナルドで食事をするときもモバイルオーダーを使い、着席して家族分をオーダーしています。
そうした経験をさせることで子ども達にとってはマクドナルドでレジに並ぶことなくモバイルオーダーを使ってオーダーすることが「ごく普通のこと」となってきました。
スマホネイティブな彼らのことですから、将来持つ自分のスマホにもアプリを落としてレジに並ばずにオーダー、会計する流れを当然のように使いこなしていくのだろうと思います。
自分自身の生活スタイルを便利にすることもさることながら、そうした今の時代の便利さを子どもに示していくことで、彼ら自身の未来のクオリティ・オブ・ライフの向上につながるのだろうと考えます。
50歳をすぎると新しいことに挑戦することもなかなかおっくうになっていきがちではあるのですが、今後も生み出されていくであろう様々なサービスについて、好奇心をもって体験し、便利なものについては積極的に取り入れていきたいと考えています。
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