こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
今回は将来の人生も見据えた高校受験について、中学2年から動きはじめてよかったというお話しをようと思います。
高校受験をどうしていくのか、中学2年生の段階から親子で考えて方針を固めていくことで、中学3年の本番を迎えた際に迷うこと少なく集中できるのだと実感しています。
環境を変えた娘が結果を出した
今年の9月の末に、中学入学の1学期がピークで色々詰め込みすぎたために、生活リズムが狂い、成績も下降してきて、今年前半には生活態度も成績も下がりきった中学2年娘が、夏に環境を変えたことで好転しつつある、という記事を書きました。(「子どもの環境を変えてあげることについて」)
学習面で具体的なことを言うと、一つ上の兄と同じ学習塾に通っていたのがついていくことができず、ではと同じ学習塾が運営しているオンライン授業に切り替えてもうまくいかず、最終的に今年の8月から私も子どもの頃通っていて内容がわかっている公文式に切り替えました。
高校受験に向けての入試対策をガシガシやる学習塾と違い、公文式は独自のプログラムがあり、入会の段階で本人の学力を確かめるテストを行い学習レベルを決定します。
学習塾のように「中学2年のこの時期にこの内容をやらなければならない」というものではなく「この子は中学2年生だけど、国語は学習レベルに合わせて小6レベルからはじめよう」
という考えかたです。
実際娘も現在の中学2年生よりも下のレベルからスタートしています。
一見「そんな低いところからはじめて大丈夫?」思ってしまいそうですが、もちろんそこにも仕掛けはあって、まず自分の学力にあうレベルの学習プリントを渡されます。
レベル通りなので簡単に100点をもらえます。100点の採点結果とともに先生から「よくやったね」とほめられますから本人も気持ちよくなり、プリントに取り組むモチベーションも上がり、どんどん次の学習レベルへすすみ、いつのまにか実際の自分の学年の学習内容に追いつき、追い越していくというものです。(小学生からやっている子どもは中学生の段階で高校生の内容をやっている子も珍しくはありません)
また公文式では通塾時間だけではなく、「次回までにやってきて」と1日あたり15枚程度の宿題のプリントも渡されます。枚数なので次回通塾までに宿題が順調にすすんでいるか遅れているかが親としても確認しやすく、塾のない日でも毎日の学習習慣がつくようになりました。
さらにこれは娘だけの事情になりますが、最寄りの公文式の先生がお子さんを持つ女性の方で学習の合間に色々とおしゃべりもしている模様。
これも若い男性講師しかいなかった学習塾との居心地の違いになっているようです。
そんな娘が先日学校の2学期の定期テストの結果を報告してくれました。
5教科500点満点ですが、1学期よりも点数は45点UP、順位も30番近く上がっていました!
これは明らかに公文式で学習をした成果でしょう。
面白いのは娘は公文式で選んでいる教科は国語、英語の2教科なのですが(数学は比較的得意なので今は選択せず)その2教科以外の理科、社会も点数が上がっていること。
公文式の宿題によって学習習慣がついてテスト準備期間にちゃんと学習範囲を勉強できたからだと思われます。
この結果に本人も自信をもったらしくさらなる学習力UPに取り組んでくれそうで、これまであきらめかけていた上位高校への進学も目指せそうな兆しが見えてきました。
公文式は進学塾ではありませんから「入試対策」とか「模試の結果分析」などはありませんが、結果が出ている以上 3年生になっても学習塾へ転塾する必要はないと考えています。
中学2年生の内に娘の性格に合った学習方法を見つけることができたのはよかったと思います。
高校説明会へ行ってきた
さらにこの秋、娘の視線を未来に向ける試みとして、私立高校説明会に参加してきました。
高校説明会は本来中学3年生の夏 部活を引退するタイミングからその秋にかけて3年生が行くのが主流ですが、ほとんどの学校では特段学年に制限をかけていませんから、2年生でも参加することが可能です。
学長挨拶、学校教育方針、各担当教員から入試問題の内容説明、その後学校見学や個別相談へと移っていくのがどの学校でも共通するおおまかな内容です。
この秋娘を連れてそう遠くない私立高校の説明会に参加してきました。
最近娘は将来なりたいと考えている職業があり、その学校だとその職業に就くのに有利に働くという点でも、早めに情報収集をしておきたいというのが目的です。
これも行ってよかったと思います。
行くことでその学校での生活や学習内容について彼女自身がイメージすることができましたし、入学条件についても必要な内申点を教えてもらったので、目指すべき数字目標を持つことができました。
2年生だとまだ周囲はピンときていないようで、友達に「今後学校説明会に行くんだ」というと「転校するの?」とびっくりされたそう。
また個別相談を受けた際も担当の教員から「2年のうちに説明会に来るにはいいことだよ。来年に向けての準備を今のうちからできるからね。」と言われたことも、彼女の中ではプラスに作用しており、まだ2年の半ばですが1年後に迎える受験に向けて、自分が頑張ることが明確になってきているようです。
中学2年からはじめてよかった
思えば息子もそうでした。
中学1年からオンライン学習の進学コースを受講していたのですが、学習ペースをつかむことができず成績は下がる一方だったのを、彼の場合は入試に向けてお尻をたたいてくれる学習塾のほうが向いていたらしく、入塾した中学2年生から成績を上げることができました。
また県内の高校の職員が一つ所に集まり学校相談を受け付ける合同学校説明会に中学2年生から参加することで、進学目標を具体的に持つことができてそこを目指して受験勉強を頑張っており、もう一息というところまで迫っています。
息子も娘も中学2年生のうちから目標を持つことができ、自分に向いた学習場所を見つけ出すことができたので、中学3年生になっても迷子になることなく、目標の実現に向けて頑張ることができそうです。
うちでは4年前から子どもたちにライフプランを作成させることで将来のおおまかなイメージをさせていますが(「「ライフプランを作ろう!」について 5年目(息子中3 娘中2)」)、先を考えてはやいうちから動くということでは高校受験も同様で、中学2年生の段階から親子で考えて方針を固めていくことで、中学3年の本番を迎えた際に迷うこと少なく集中できるのだと実感しています。
今度高校受験生の息子は受験勉強の合間を縫って、自分が志望している都内の大学の学園祭へ行くことになりました。今のうちに大学経験をすることで高校受験を越えた一歩その先へと進み、イメージとモチベーションをもってもらうことを期待しています。
「一緒に行こうか?」と聞くと「いいよ、一人で行く。」とのこと。
知らないうちに子どもは成長していきますね。
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