子育てが終わったあとの生き方の準備について




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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回は11年後にやってくる「子育てが終わったあとの生き方の準備」についてお話してみたいと思います。

今後必ず訪れる「子育ての終わりと子供の独立」「自分の定年退職」というライフステージの変化後も自分が思い描いた人生を送るべく、どのように生きるかイメージを持ち、その実現のために今からアクションをしていきたいと思います。

生涯で親子で過ごせる時間

先日ネットでこちらの記事が目に留まりました。

こどもまなび☆ラボ」というサイトの「母親は「約7年6ヶ月」、父親は「約3年4ヶ月」。わが子と〇〇する時間の短さに涙が出そうーー」という記事です。

記事の内容はNHKの人気番組「チコちゃんにしかられる」で紹介された「親子で一緒過ごせる時間」という特集です。

詳細は記事を読んでいただきたいのですが、まとめると

親子が生涯で過ごす時間は

母親:約7年6か月
父親:約3年4か月


その経過進捗度合も子供の

幼稚園卒園時点で32%
小学校卒業時点で55%
高校卒業時点で73%


が過ぎるというものです。

一見衝撃的な数字に見えますが、考えてみれば十分思い当たります。

赤ちゃんのころはもちろん小学校上がるまでは何をやるにしても親と一緒でなければなにもできなかった子供たちも、小学校にあがり学年があがってくると自分でできることが増えていきます。休日親と遊びに行っていた近くの公園も、映画も、ディズニーランドも小学校高学年になると友人たちと行くようになっていきます。

中学、高校と進学していけば土日も部活、塾になるでしょうし、大学生ともなればバイトもあって家にいるには本当に食事と寝る時だけになるのでしょう。

そして我が家では社会人になると共に彼らは家を出て独立をしてもらう方針です。
一人で生きていけるように今から彼らにライフプランを自分でたてさせ、お金のことを教え実践させて、人生生きていくうえでのお金との正しい付き合い方を身に着けさせるよう準備をしています。

私自身も高校卒業した18歳で家を出て上京してひとり暮らし。
そのまま社会人になり所帯を持ったので、その後親家族と同居することはありませんでした。

今となっては実家の親元を訪れるのは年間3-4回。日帰りできる距離ですから時間にして15時間~20時間程度でしょうか?1年の間に1日も一緒にいないことになります。

そうしたことを思うと子供の小学校卒業時点で親子で過ごす時間の55%が過ぎるというのは納得できる数字です。

我が家の息子と娘もこの春で中学1年生と小学6年生。
我が家の子育ても後半戦に入ったと言えるでしょう。

それと同時に私も子育てが終わったあとの自分自身のあるべき生き方を実現させるために準備をはじめる時期に入ったのだと思います。

子育てが終わったあとの生き方

休日は親子4人で一緒に夕飯を食べ、私がこのブログ記事を書いている今この時も、そばで母子でくつろぎながらテレビを見ている家族のこの時間は、このあと永遠に続くように錯覚してしまいそうですが、もちろんそんなことはなく、家族そろって食事をとる回数も少なくなり、子供の独立とともにいつか必ず終わりを迎えます。

我が家の場合は子供の独立と同じタイミングで私は61-62歳。
現在勤めている会社のままなら60歳定年で給料減額の上再雇用ということになるでしょう。

ライフステージが変化するタイミングです。その後の生き方についてただ流されるままに生きていくのではなく、自分自身で考え、選択していく必要があると思っています。

「誰と生きるか」、「どこで生きるか」、「どのように生きていくのか」、

会社に残るか、別の仕事をするか、はたまたそれまでに人生後半に必要な資産形成を終わらせてリタイアするのか、ということをです。

「誰と生きるか」、「どこで生きるか」、という問いの答えについては比較的容易です。

私は現在のパートナーである奥さんと今後も一生一緒に過ごしていくつもりですし、彼女もそれに同意してくれています。

「どこで生きるか」、についても今我が家が住まいしている首都圏周辺部。車に乗らなくても生活するのに十分用が足せる神奈川県もしくは千葉県に都内よりになると思います。

かつては子供たちが独立したら二人で住む小さい中古の家を買って…などと考えていましたが、家余りが予想される昨今では、老人ホームに入るまでは賃貸でもいいかもしれないなど思いはじめてもいます。そこは今後要検討ですね。

そして考えなければいけないのは「どのように生きていくのか」です。

どのように生きていくのか

かつて私は「人生の残りの時間について」という記事の中で我々世代は人生100年間生きることを見据えて人生PLANを立てるべきだということをお話させていただきました。

そうした場合かつてはリタイアの節目であった「60歳」という年齢も、その先40年の時間を過ごすことを考えると就職や大学受験と同じようにその後の人生の生き方を叶えるための「分岐点」ととらえるべきだと思います。

その時になにを選択すべきなのか。

状況が許されるのであれば今の会社で再雇用されて嘱託勤務になる、という方は多いのでしょう。
ただそうした場合、現行制度のままでは65歳のタイミングでまた同じ選択をしなければならなくなります。心身の衰えのことを考えると5歳遅くなるだけでも新しいことをはじめるハードルは高くなっていると予想します。

また60歳、65歳の段階で自分が目指している十分な資産額には達しそうにないので、完全なリタイアメントも難しいと思います。私自身としても60代でもなんらかの形で社会に関わっていたいという思いもあります。

ということで子育てが終わった60代の私の生き方は先に紹介した「人生の残りの時間」の中でもお話した「お金の相談ができるFP業」の実現をさせたいと考えます。

今年具体的に動き出します

とは言え60歳になった時に「今日からFPをやります」などと言ってできるものではありません。
なにより30年間一般的なサラリーマンだった私にはFPの実務経験がありません。

私ももう52歳ですから8年かけて準備を進めてきたいと思います。

私の取得資格は10年前に取得した「2級FP技能士」のみですので今年はその内容をリスキリングし、AFPの資格を取得の上、日本FP協会に資格登録を行いたいと思います。
その上で県のFP協会支部の活動への参加をはじめようと考えています。

その後8年かけて人とのかかわりやご縁を重ねることでFPとしての実績を積んでいくことを目標にしていきます。

もちろんそのような動きをすることは奥さんとも連携済。

正直FP業はお金になりにくいですから、我が家のインカム金額の維持のために、現在老人介護施設でパート勤務をしている奥さんが、子供たちが中学生に上がったら正社員となって収入を上げていくことの相談も行っています。

我が家ではライフプランを子供たちに作成させて、今後の生き方について具体的なイメージをもたせるようトレーニングをしています。(「『ライフプランを作ろう!』について 後編(息子小5 娘小4)」「『ライフプランを作ろう』」について 2年目(息子小6 娘小5)」)

こうしたことはその後の人生を自分の思い通りに、豊かに生きていくためには必要な作業で、そこで具体的なイメージを持つことで、実現のための具体的なアクションにつながると考えます。

もちろんそれは我々大人でも同じです。

今後必ず訪れるライフステージの変化を見据え、その後の生き方をあらかじめ計画をし、今現在の動きに落とし込むことで、その後の人生を自分の思い描いた通りに送ることができるのだと思います。

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