人生後半の歩き方について




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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

本日はおそらく人生の折り返し地点を過ぎている私の、人生後半の歩き方についてお話しようと思います。

30代、40代に比べて体力、気力は衰えていることを実感していますが、53歳の今のほうが40歳の頃の私と比べて心は成熟しており、知恵もあり、選択肢の自由度は広がっていて、人生後半を豊かに生きるための選択と行動をとれるようになっていると思います。

50歳を過ぎて感じること、見えてくる景色

先日誕生日をむかえ53歳になりました。

人生100年時代と言われる時代であっても折り返し地点を通過しており、もはや年を取ることが「おめでたい」という感覚ではなくなっています。

この年齢になってはじめて感じること、見えてくる景色というものがあります。

まず顕著なのは人生終盤期をむかえつつある親世代の姿です。
自分が幼かったころあれほど元気で頼もしかった親世代が70代後半-80代という人生の終盤期に入っており、悲しいかな心身ともに機能が低下していき「老人」となっていってます。

私の父はすでに他界し、母も認知機能が少し怪しくなってきています。友人から喪中はがきが届く頻度が多くなり、私が若かった頃に活躍していた親世代の著名人の訃報も今年は多く見聞きしたように感じます。

そしてわが身はと顧みると若い時にはできていたことが、段々とできなくなっている自分自身に気づきます。

30代、40代の頃に比べると明らかに疲れやすくなってきました。
夜遅くまでの残業、遅くまでの飲み会があっても次の日はなんとかなってきたのに、今は疲れが大きく残ります。出勤し業務に就いていても夕方くらいになると気力も体力も踏ん張りがきかず、バテバテになってくるのがわかります。
世の中食べるために70歳まで働くような雰囲気になっているのですが、今の働き方のまま70歳まで働き続けられるとは到底思えません。

それに伴い食事の量も減っています。
40代後半くらいまでは外食する際は飯や麺の量の大盛りやお代わりをしていたものですが今はもうそのような量は食べられません。

物忘れも多くなってきています。人の名前や、一週間前の打ち合わせの内容なども細かいことを覚えていられなくなっています(会議内容はメモとかとったりしていますが)芸能人なども顔はわかるのに名前が出てこない人が増えてきました。
もはや子供たちのスポンジのように吸収し、定着させることができる記憶力がうらやましく思えます。

休みの日は下手すると夜19時代には力尽き寝てしまう日がぽつぽつ出てきました。そして明け方3時-4時代に目が覚めてしまいます。これなんかもおじいちゃんの生活リズムですよねw

常に体のどこかしらにだるさや重さ、痛みなどを感じるようになってきていています。
心身ともに爽快で絶好調という時間は極めて少ないと言っていいかもしれません。

親世代の現状の姿が25-30年後の自身の姿になると想像ができ、自分自身も老人への階段を順調に下って行ってるのを実感できる。それが50歳を越えた私の現在地です。

人生の後半をいかに生きるべきか

先にも書いた通り「人生100年時代」と言われていますし、確かに日本人の平均寿命が延びているということも理解できているのですが、1点違和感を感じることがあります。

人生100年というのであれば、その折り返しにあたる50歳が体力、気力とも人生のピークであってしかるべきはずなのですが、前述したとおり実際はそうではないのです。

人間としての能力のピークは20代-30代でそこからは年を追うごとに能力は落ちていくという実感です。なんとなくの感覚ですがグラフにするとこんな感じでしょうか。

勝手な主観ですが人間の能力のピークを100とした時に人生の折り返しの50歳時点では70くらいになっている感覚です。そしてその後も人生後半の半分の時間をかけてダラダラと下り坂を下っていくことになるのでしょう。人間も生物である以上この下降線を止めることはできません。

ただ親世代の姿を見ていていずれ自分もこのようになるとわかっているのであれば、50年の年月をただ衰えを嘆くだけの生き方はつまらないと思います。

少しでもこの下り坂の角度を緩やかなものにしていこうという意識を持ち、行動に移すことはできるのではないでしょうか。

先ほどのグラフにするのであればこのような感じ。なにもしなければ青破線になるものをいかにオレンジの線に引き上げて老化を緩やかなものにしていくのかという努力はできると思うのです。

人生後半を歩くためにやっていきたいこと

私自身が人生後半生をなるだけ豊かに生きていくために次のことをこころがけて実践してきたいと考えています。

①夫婦の関係を大切にする
②人との交流を積極的にやっていく
③食べるためではなく、自身の能力の維持を目的とした仕事をなるだけ長く続ける
④体のメンテナンス、体力の増強を行う
⑤①~④を無理なく実現するために運用を継続し資産を増やしていく

人生後半の健やかに過ごすためにはなによりも大事なのは人との関わり合いだと考えます。
その中でも最も大事なのは家族、特に人生の伴侶である奥さんとの関係性です。

奥さんとの関係性を人生の最優先事項に定め、維持向上していきたいと思います。
節約好きで旅行好きの彼女ですので、子供が独立したあと私の60代-70代までは二人で世界中を旅していきたいと考えています。

もちろんそれだけではなく高齢になるとおっくうになる新しい情報、知識のインプットためになるだけ多くの人との交流も続けていき、私の気持ちを衰えさせない刺激にしてきたいと考えます。
今も行っている人との縁を広げていく交流を今後も積極的に続けていきたいと思います。

そして仕事です。先ほど「今の働き方のまま70歳まで働き続ける」のは難しいと書きましたが、人生の張りを持続するため、頭で考えることを続けていくため、企業には属さない「自分のペースでできる仕事」は可能な限りやっていきたいと考えます。過去記事でも書いていますが「お金の相談ができるFP業」の実現していきたいと思います。

そのためには健康、体力の維持が必要と思います。
現在行っているランニングは継続していきたいですし、体、歯などの定期的なメンテナンスも行っていき生活改善を行っていきたいと思います。

そして以上のことを実現、持続させていくために必要なのが資産です。
奥さんと旅行をするにしても良好な関係を保つためにも資産の余裕が必要ですし、人との交流、企業に属しない仕事、健康維持のためにも必要なのは資産=「お金」です。

さらに言えば後期高齢者になって人の介助が必要になった時にも家族に負担をかけることなく、有償でプロのサービスを受けようと考えています。

幸い40歳から資産運用をしてきたおかげで同世代の平均よりは資産を持つことができていますので今後も運用は継続していきたいと思います。

見えている将来の準備を今のうちからやっておく

以上 人生後半を歩くためにやっていきたいことをお話して参りました。

もうすでに見えている親世代の現在の姿は生物である以上間違いなく年を重ねた場合の将来の自分の姿の近似であるはずです。
ならばわかっているのに何の手も打たず、衰え行く老いを嘆き続ける人生後半を生きるよりは、わかっていることを少しでも緩やかにし、健康、体力、思考力、知力を健やかなものにするための行動をとることが賢い選択であるし、人としての知恵ではないでしょうか。

30代、40代に比べて体力、気力は衰えていることを実感していますが、53歳の今のほうが40歳の頃の私と比べて心は成熟しており、知恵もあり、選択肢の自由度は広がっていると感じています。

手遅れになる前に今の自分だからこそ手に入れることができた知恵を実践し、人生後半を豊かに歩いていけるようにしていきたいと思います。

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