こんにちは のり(@noriyusaku1128)です。
毎年恒例 2025年12月給料日時点 2025年下半期の我が家の金融資産について報告いたします。なお当ブログのポリシーに則り具体的な金額は明示しないことをご了承ください。
半期前時点ではトランプ関税で打撃を受けた株価が、この半年の間に急伸し、終わってみれば資産額は過去最高を更新しました。

我が家の資産額推移表です。
株式、金、暗号資産のリスク資産だけでない現金、個人向け国債など無リスク資産も含めた我が家の総資産の推移になります。
2009年7月より毎月給料日に記録しているものの推移です。
この12月で記録をつけはじめてから16年6か月が経ち198か月目になりました。
(インデックス投資をはじめたのは2010年7月からなので1年短くなります)
赤棒部分が前回報告から経過した直近半年分の推移になります。
この6月時点で
2009年 7月比 264.1%(記録開始時期比)
2024年12月比 112.2%(前年比)
2025年 6月比 115.1%(半年前比)
今年上期の株価は軟調な値動きでスタートし、特にトランプ関税の影響を受けた4月に株価が急落。それに伴い我が家の資産も目減りしたのですが、関税政策の影響はたいしたことがないとわかったのか、トランプさんの言動に市場も慣れてきたのか、株価はほどなく回復し、また秋には高市首相誕生による高市ラリーもあり、ふたを開けてみれば直近半年間6か月連続資産額ヒストリカルハイを更新。12月末現在では3年連続で過去最高額を更新です。
年間の伸び率の推移を数字で表すと次のようになります。

最初の3年間は連続して資産額が減少、2011年末には3年間で15%も資産を減らしています。
この間よく正気を保っていられたものですw。
しかし2012年から反転し、それから14年の間で前年比で資産を減らした年は2年間しかありません。
2020年のコロナショックも2024年8月の急落も今年4月のトランプ関税ショックも一時的に大きな値動きはあったものの、すぐに回復し結局は年間で+10%を越える伸びで終わっています。
もちろんこの3回の急落期に私は拙速に資産配分の組み換えなどはせず、3回とも株価が落ち込んでる最中は通常の積立だけで他には何も手を付けることなく回復を待ち続けました。
次に12月現在ののり家資産のポートフォリオです。

メインアセットは全体の78%を占める国内外の株式です。オルカン一本ではなく、アメリカ株オンリーということでもなく、先進国、日本、新興国に分散して運用をしています。
18%で現金および個人向け国債の無リスク資産。
残り4%の中で外国債券、リート、金、暗号資産(イーサリアム)を持っています。
こちらで過去30年実績での平均リターンは8.0%リスク14.1%で私のリスク許容範囲内です。(計算ツールは「myINDEX資産配分ツール」を使っています)
今回株式の比率が若干減り、現金の比率が高くなっています。
2025年から2026年にかけて子どもたちの歯列矯正代の支払い、息子の高校進学などの出費が見込まれるため支払い余力を持とうと、高市首相誕生の期待で株価が急伸した10月に株式の一部を現金化しました。
16年前にインデックス投資をやると決めた決断が、今子どもたちのために大いに役立っています。
これをさらに国別に分解したものが次になります。

前回まではもっとこまごまと細分化されていたのですが、今回からヨーロッパにカナダ、オーストラリアを加えたものを「その他先進国」として一つにまとめて見やすくしました。
資産の中でもっとも比率が大きいアメリカ比率は36.3%と前半期と比べて横ばい。
日本株比率が落ちてその分現金が上がっています。
インド中国台湾と新興国の主要どころも前期と比べて大差なく、半期前比+15%はどこが突出したわけでなく全体的に上がっているようです。
ただしその伸び方も今年は少し様子が違っています。

こちらは私が保有している主要投資信託の今年の期初から直近までの伸び率です。
先進国、新興国、TOPIXとも20%を越える伸びとはなっていますが、この1年で最も伸びたアセットは新興国株式でした。
アメリカ比率はオルカンの65%程度に比べればかなり低くなっています。
私の投資スタンスは「世界経済はしばらく伸び続けるだろうけど、どこが伸びてくるか未来のことは予測できないから、なるだけ広く分散する」というものです。
なのでアメリカだけに頼るのではなく、日本や新興国が伸びた場合でも一定の恩恵を受けられるポートフォリオを意識しており、今年はそうした狙いにはまったのかなと思っています。
その中でも意図的に買い増しているインド株式は今年はパッとしませんでした。
こちらはロシア石油輸入に対するペナルティとしてのトランプ関税の上乗せや、インド経済に対するこれまでの期待の高さの反動から調整が入ったのかと考えられます。
インドの株式指数自体2024年から横ばいです。
長期視点で期待していますので上がらない時期は安く買えたと思う程度で方向性を変えることなくしばらく静観していきます。
また今後買い増しを考えているのが金(ゴールド)に投資する投信信託の購入です。
資産のほとんどが株式が占めているためリスク分散の意味合いで守りの資産として金の保有比率を上げたいという意図です。
もっとも昨今金自体の値上がりが続いており、値上がり益も期待しています。
来年のNISA枠はつぎの比率で追加投資をしています。
eMAXISSlim先進国インデックス:65%
eMAXISSlim国内インデックス(TOPIX):10%
eMAXISSlim新興国インデックス:10%
iTrustインド株式&iFreeNEXTインドインデックス:5%
SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)10%
今後はアメリカ、日本以外の先進国株式の比率を上げられないかも考えており、昨年8月に販売が開始された「楽天・欧州株式インデックス・ファンド」などが候補になりそうです。
ただし本当に欧州の比率を上げていく必要があるか、また稼働期間がまだ短く、純資産額が10億円に満たないこのファンドに投資してもいいのか、と検討しなければいけない要素があるので、2026年中に方針を決めたいと考えています。
以上 2025年12月の我が家の金融資産報告でした。
半期前時点ではトランプ関税で打撃を受けた株価が、この半年の間に急伸し、終わってみれば資産額は過去最高を更新しました。
3年連続で10%以上の伸びになっています。
嬉しい誤算ではあるもののこれまでの実績を考えれば明らかに好調が続きすぎであり、平均回帰するのなら来年は調整が入るのではないかと身構えます。
日中間の緊張は解消されませんし、日銀の利上げからの円高で、株安にふれることも予想されます。その反面インフレによる名目GDP増大により、来年も株価は上がるのかもしれません
不確定要素が多い中私のような素人投資家ができることといえば、確定していることを120%活用する、ということ。非課税口座であるNISAを使い自分にとって適切なリスク許容度の範囲でインデックスファンドの運用を継続していくことです。
次の半年間も大きな投資方針には変更なく、NISAを活用しながら長期・分散・低コストのスタンスを崩すことなく引き続きインデックスファンドの長期投資を行っていきたいと思っています。
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