こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
SNS「X」やオフ会で交流させていただいているななしさん(@_teeeeest)が主催している「ベストバイストック2024」
「せっかく投資ブログを書いているのだから、今年度に購入した金融商品で一番良かったものを書きたいし他のブロガーさん渾身の記事も読みたい。堅苦しくなく、年の締めくくりとしてドヤ顔で記事を書きましょう!」という企画です。
毎年12月の1日から25日まで投資ブロガーの皆さんが今年のベストバイ金融商品を自身のブログで発表されています。
今年のラインナップメンバーはこちらになります。
2019年からはじまっているこの企画。私は昨年はじめて書く側として参加させていただき(「eMAXIS 先進国株式インデックスと私について~ベストバイストック2023~」)、今年もななしさんからのお声がけで記事を書かせていただくことになりました。
昨日発表された「確率を制するものは人生を制する」を運営されているかず@Dr.& trader・Investorさん(@kazuya04012007)からバトンを引き継ぎ12月22日回を担当させていただきます。
さて何にしよう
「家族を守るお金」の話題をテーマにしているこのブログですが、金融商品についての話題はそう多くはなく、私が「投信ブロガー」として記事を書く数少ない機会です。
そして今年もなににしようと悩みます。
イベント名の冠である「ストック」は「=株式」なので厳密に株式の売買成績はどうだっかというと、ポイ活でポイントをもらえる条件として購入したNTT株だけで、ただいま絶賛▲15%、とても「ベスト」と呼べる代物ではありません。(そして個別株を選ぶセンスはないと改めて思い知られます)
主催者のななしさんの呼びかけには「今年度に購入した金融商品で一番良かったもの」とあるので株式にこだわらず「金融商品」に枠を広げると、家庭単位で今年購入したものの中で世間一般で価格の伸びが最も注目されて話題になっていた商品で言えば「金(ゴールド)」になるかなとは思います。(「奥さん金を買うについて」)
とはいえ我が家で金を購入したのは10月後半で今年の天井あたりでの購入ですから我が家の利益に寄与したとは今年に限って言えば言えませんし、昨日の担当のかずさんが選ばれたのもまた「金」でしたから企画的にも面白味にかけてしまいそうです(笑)
といろいろ考えた結果今年年初からのり家で購入している商品でこの1年最も伸びている銘柄をのりの今年のベストバイストックにしようと思います。
以上の条件に該当する今年年初から購入してきた商品がこちら
・eMAXIS Slim 先進国インデックス
・eMAXIS Slim 新興国インデックス
・eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)インデックス
・iFreeNEXT インド株インデックス
・ピクテiTrustインド株式
先進国、新興国、日本のそれぞれの投資信託を組み合わせて構築するというオールドスタイルのポートフォリオに、将来への期待としてインド株式をトッピングしています。
ちなみにインド株式が2つあるのは本来ならiFreeNEXTのインド株インデックス一本でいきたかったのですが運用期間がまだ短くNISAつみたて投資枠の対象でなかったため、つみたて投資枠ではアクティブファンドのピクテiTrustインド株式を積み立てているということになります。
というわけでのり家が今年の年初から5つのファンドの今年1月4日-12月20日の間の基準価額の伸び率の比較がこちらです。
僅差でeMAXIS Slim 先進国インデックスが今年最もいいパフォーマンスを発揮していましたので、今年のベストバイストックは「eMAXIS Slim 先進国インデックス」といたします。
ただこれを見てちょっと注目したいのは先に挙げた2つのインド株式投信の成績の差です。
NIfty50指数に連動する「iFreeNEXT インド株インデックス」に比べ、「主に中長期的に成長が期待できるインド企業の株式に投資し」(「ピクテiTrustインド株式」HPより)ているアクティブファンドである「ピクテiTrustインド株式」のほうが今年に限っていえばパフォーマンスがいいということです。
この2つのファンドの中身を比較したい衝動にかられますが、今回の主旨からはずれるのでグッと我慢して先に進めます。
「eMAXIS Slim 先進国株式インデックス」
新NISA元年である今年。世間一般的にも投資熱の高まりを見せた中、大きく躍進したファンドは言うまでもなく「eMAXISシリーズ」の「m米国株式(S&P500)」と「全世界(オールカントリー)」で両者とも今年純資産総額5兆円を突破したことはニュースにもなりました。
「eMAXIS Slim 先進国インデックス」は同じ三菱UFJアセットマネジメントが運用している「eMAXISシリーズ」の一つで、日本を除く先進国の株価動向を示す代表的な指数であるMSCIコクサイ・インデックスと連動する投資成果をめざして運用されている投資信託です。
対象インデックスの国、地域別の構成比は以下の通り
約3/4がアメリカで占めていて、そのあとに欧米の主要国が続きます。日本は除く指標なので日本は入っていません。なので日本を含めたい場合はこれにTOPIXや日経平均と連動する投資信託を購入する必要があります。
続いて組み入れ上位銘柄は次の通り
アメリカ比率が75%近くあるだけあって上位にはAPPLE、MICROSOFT、AMAZON、NVIDIAと錚々たる顔ぶれが並びます。
GAFAMに半導体系、またはテスラ社などの人気株は個別株としては持っていませんが投資信託の中の構成要素として含有される形で保有していることになります。
今年前半の話題銘柄のNVIDIAですが私の運用資産の中で1.6%程度は持っているということになりますね。
最後に今年の基準価額の推移が以下になります。
年初から7月まで右肩上がり。その後8月9月と低迷するもその後回復基調とアメリカ株と同じような動きになっています。こうした動きで保有銘柄の中では今年1番の伸びを見せてくれました。
「先進国株式インデックス」が2年連続選出。さて来年は・・・
以上 私の「ベストバイストック2024」として「eMAXIS Slim先進国株式インデックス」を紹介してきました。
昨年の「ベストバイストック2023」でも「eMAXIS 先進国インデックス」(Slimではない)を選びましたから実質2年連続の選出となります。
確かにこの2年間の伸び方を見ると今年の7月まではきれいな右肩上がりになっています。
この2年間では我が家の資産に対する貢献度は抜群によかった銘柄でした。
来年もこの勢いは続くのでしょうか?
アメリカトランプ政権の政策内容と各国の対応、ウクライナとイスラエルの戦争の行方等々今後の転がり方次第で360°全方向のどこへでも転がる可能性はありそうに思います。
2年間の成績がよすぎたのでここらへんでちょっと足踏みまたは下落トレンドのなりそうな気がしますし、もちろんその逆もあり得ます。
私がアメリカ株だけでなく、またオルカンでもなく先述した5つのファンドを組み合わせてオルカンよりは新興国比率が厚めのポートフォリオを組んでいるのは、もちろんリスク分散は意識していますし、それに加えて10年単位の長期的視野で見たときに新興国株式ファンドの構成国、地域に伸びしろがあると考えているからです。(個人的にはいつか「アフリカ株式インデックス」が発売されることを期待しています)
来年も先進国、新興国、国内、インドの4つのカテゴリーで追加投資をしていく予定ですので、1年後もこちらの企画にお声がけいただけるのであれば、この4つのカテゴリーの中から最もパフォーマンスのよかったものを紹介したいと思います。
1年後どうなっているか私自身楽しみです。
さて「ベストバイストック2024」明日は大空みさきさん(@fpmisaki2)運営されているブログ「のんびりコツコツ投資生活」の登場です。
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