こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
今回はインデックス投資を15年間続けてきたをお話をしたいと思います。
普通の家庭で家族の幸せのためにライフスタイルを充実させるにはインデックスファンドへの長期投資による資産の積み上げが有効的であると実感しています。
投資をしてきた15年間を振り返る
この記事を書いているのは2025年3月です。
2023年、2024年と円安、日米の株価上昇、最高値更新と投資をしている人にとっては景気のいい話が続き、2024年には新NISAスタートで盛り上がった投資界隈。2025年もトランプトレードでさらなる高みを目指せるかと思いきや、関税政策などで株価は下落。アメリカ経済のリセッション入りがささやかれるようになってきています。
私はというと2010年6月からはじめたインデックス投資がまもなく丸15年になります。
少し早いですがこの15年の我が家の無リスク資産を含めた全資産の推移を振り返ってみたいと思います。
なお当ブログのポリシーとして資産額の具体的な表示をしないことをあらかじめご了承ください。
私ですが投資をはじめる1年前の2009年の7月から我が家の資産額とその前年比、前月、開始月比を月一給料日にチェックしています。金額を伏せたイメージですがこんな感じです。

これの毎月更新を2009年7月から続けているので現在は189月分の記録が積み重なっています。
これをグラフ化をした16年間の軌跡がこちらです。
私の年齢で言うと38歳ー54歳にあたります。

先述した通り運用資産だけでなく現金、個人向け国債などの無リスク資産を含めた推移です。
パッと見ただけでも右肩で資産額が増えていることがわかります。
2008年に転職しており、前職で積み立ててきた持株会の株を現金化したものが2010年からはじめた投資の原資です。記録をはじめた月と比べると直近で250%近くになりました。
おしむらくは原資を一括ではなく数年かけて分割で投資したこと。
2010年7月時点で日経平均株価は10,000円を割り込み、NYダウも10,000ドル前後。
この時手持ちのお金を全額一括で投資に回していたら今頃…ということなのですがそれは結果論。
投資初心者が自身のリスク許容度の範囲で投資をはじめるのがセオリーですので、判断としては間違っていなかったのだと思います。
ではこのグラフを期間を区切って見ていきたいと思います。
まずは2009年7月-2012年6月まで

2010年6月から投資をはじめるのですがこの期間は右肩下がりで資産額が下がっています。
この時期は第一子、第二子誕生と重なる時期で奥さんは働いておらず一馬力の家計でした。
この期間 必死に資産額を維持しようと投資のみならず、私自身はお金の知識を得るためにFP2級までの資格を取得。あとは車などを売却、保険の見直しなど、支出額の縮小にも努めてました。
それでも資産額下がり続け、3年間で18%落ち込みます。が、この後のことを思うとここで心折れることなく投資を続けてきて本当によかったと思います。
それが2012年ころから様子が変わってきます。

民主党政権が終わり、第二次安倍政権が樹立。デフレ脱却を目指しアベノミクスと日銀黒田総裁による異次元の金融緩和スタートとともに株価が上がっていき、資産額も増えてきました。
我が家でも2013年から子供たちを保育園に預けて奥さんが働きはじめたことで少しずつ余裕が出てきます。その子供の保育園も認可外保育園から認可保育園で移ることで保育料を軽減させることができました。
2015年のチャイナショック、2018年米中貿易摩擦などもあったものの2020年2月までは堅調に推移していきます。2020年3月コロナショックが起こるまでは。

まだ記憶に新しい全世界を巻き込んだ「新型コロナパンデミック」
世界的な経済停滞が危ぶまれたことで引き起こされた大暴落です。
この時はのり家資産も御多分に漏れることなく25%近くの下落をくらいました。
その後リーマンショック並みの長期低迷が続くと身構え、2番底はいつだという話題も多かったのですが、各国中央銀行による大規模な量的金融緩和政策が功を奏し、3月中に反転後は急角度で右肩あがり。2番底も来ることなくそのまま2021年まで最高値を更新していきます。

2022年はアメリカ経済はFRB(連邦準備制度理事会)による金利引き締めで株価自体は下がったものの、折からの円安で所有のドル資産を減らすことなくほぼ横ばいで推移させることができました。
そして2023年を迎えます。

2023年から2024年にかけての株高に便乗し資産もぐんぐんのびていきました。
2023年はコロナ後の経済復調とデフレからインフレへの構造転換により
2024年も円安の拡大やアメリカAIバブルによって
株価が急速に伸びていき、我が家の資産も過去最高額まで引き上げることができたのです。
今後も投資方針は変わりません
今見てきた通り15年にわたって愚直にインデックスファンドを積み立てていく投資をしてきたことで、この15年間の株価を伸びによる利益を享受していくことができました。
2023年、2024年と資産を増やすことができたのは、タイミングをはかることなく株価が伸びる前から、株式市場に居続けられたからだと思います。
冒頭言った通り2025年3月現在トランプ大統領による政策により株価は軟調気味になってきてはいるものの、15年間の積み上げにより今のところ影響はまだ軽微で年始に比べて▲6%ほど。
15年間資産を増やすことができた結果、昨年は家族4人で初の海外旅行であるハワイへ行くことができましたし、子供たちの学習塾代、保険の効かない子供たちの歯列矯正についても支払うことができました。
もし投資をすることなく、仕事のお給料による収支のみで家計をまわしていたのなら、そのうちのいくつかは規模を縮小、または断念せざるを得なかったでしょう。
そういう意味では決して高所得ではなく、一般的で平凡なサラリーマンである私とパート勤務の奥さんという普通の家庭で家族の幸せのためにライフスタイルを充実させるにはインデックスファンドへの長期投資による資産の積み上げが有効的であると実感しています。
これまでもそうであったように(今がその入り口かもしれないように)、今後も経済的にネガティブな局面になることは何度もあるでしょう。
しかしそうしたリスクを負うことでその先にあるリスクプレミアムを得ることができると思います。
これまで得た経験からもその未来を信じつつ今後も方針を買えることなくインデックスファンドをメインにして投資を続けていきたいと考えています。
関連記事です。
コメント