こんにちは。のり(@noriyusaku1128)です。
先日2026年8月31日(月)青山学院大学で行われたイベント「インデックスファンド今昔物語~個人向けインデックスファンド誕生50年を祝して~」に出席してきましたのでそのレポートをさせていただきます。
日本でインデックスファンドを語る上ではこれ以上の人たちはいない、というまさにオールスターメンバー勢ぞろいのイベントで、お話される方に感謝の気持ちを持ちながら聞いていました。
母校で行われたインデックスファンドのイベント
夏も終わりの2026年8月31日 「インデックスファンド今昔物語~個人向けインデックスファンド誕生50年を祝して~」が開催されました、
開催日の8月31日というのは、今から50年前のこの日 インデックスファンドの産みの親であるジョン・ボーグル氏が世界ではじめて個人向けインデックスファンドを販売した日にあやかってとのことです。
また会場である青山学院大学は今から35年前私が通っていた母校でもあります。
インデックスファンド×青山学院大学という組み合わせで私が行かないわけにはいきません。
仕事のがあった日でしたが、少し早めに退勤し、東京表参道の青山学院大学青山キャンパスへ向かいます。
もちろん35年ぶりということはなく、この間同窓会などで何度か訪れてはいるのですが、それでもキャンパス内に入るのは久しぶり。
校門前のジョン・ウェスレー像があの頃とは変わらぬ佇まいで迎えてくれました。
あの頃のままの校舎もあるものの、今回のイベントは私が通っていた頃にはなかった17号館で開催されます。
久しぶりに学食も食べてみたいなぁ、と思ったものの、学生は夏休みということもあり18時頃には全て閉まっていたのでまっすぐイベント会場へ向かいました。
「インデックスファンド今昔物語」
今回のイベントは
主催青山学院大学大学院国際マネジメント研究科(青山ビジネススクール:ABS)。
協賛:S&P ダウ・ジョーンズ・インデックス、株式会社日本取引所グループ、株式会社JPX総研、読売新聞社
後援:金融庁
協力 MSCI Inc.、Bogleheads®︎日本チャプター
という錚々たる顔ぶれ。
イベント内容についても
第1部 基調講演「株式インデックス投資による長期運用はなぜローリスク・ハイリターンなのか」 井手正介氏(元青山学院大学大学院国際マネジメント研究科教授、投資教育家、「ウォール街のランダムウォーカー」訳者)
第2部 パネルディスカッション「投資の世界を変えたインデックスファンドと個人投資家」
金野真弓氏 (「Bogleheads® 日本チャプター」代表、青山学院大学非常勤講師、元バンガード日本法人広報) Bogleheads®日本チャプターメンバー(水瀬ケンイチ氏、セロン氏)
第3部 パネルディスカッション2「日本におけるインデックス投資の発展と未来」
金野真弓氏 (「Bogleheads® 日本チャプター」代表、青山学院大学非常勤講師、元バンガード日本法人広報) 代田秀雄氏(株式会社シロタ・ウェルス・アンド・ウェルビーイング・アドバイザーズ代表)田村正之氏(日本経済新聞社 編員委員)亀井健太郎氏(S&Pダウ・ジョーンズ・インデックス 日本オフィス代表)水瀬ケンイチ氏(投信ブロガー)今井利友氏(デロイト トーマツ税理士法人 マネージングディレクター)
と、インデックス投資のバイブルともいうべき「ウォール街のランダムウォーカー」の訳者、「NISAの父」、「オルカンの産みの親」「日本を代表するインデックス投資ブロガー」「日本経済新聞の良心」、「Bogleheads® 日本チャプター代表」、「世界を代表する指数算出会社の日本代表」と日本でインデックスファンドを語る上ではこれ以上の人たちはいない、というまさにオールスターメンバー勢ぞろいです。
特に第3部のパネルディスカッションでは、個人の資産運用に資するに最も適切な金融商品であるインデックスファンドが、個人投資家の方々の意見を取りいれて一般にも取り扱い安い商品へと進化していくのと、それと時を同じくして金融庁が財務省官僚とハードネゴシエーションを繰り返しながらインデックス投資の器としてのNISAの精度設計を担った、それぞれのご担当者が当時を振り返り語られるという、非常に貴重な機会でした。
それこそ「個人向けインデックスファンド誕生50周年記念」という節目のイベントだからこそ実現したパネルディスカッションでなかったのではないかと思います。
多くの方の思いの実現
話を伺っていて強く感じたことは
「ああ、日本で個人が資産形成しやすくするために、インデックスファンドにしろNISAにしろ多くの人の思いが裏にあって今の環境が実現されたんだな。」
ということでした。
特に日経新聞編集委員でインデックス投資家、FP協会のイベントでもおなじみの田村さんのお話
「以前の金融業界は投資家に高い商品を売りつけ、手数料が取れなくなったら別の投資家、別の商品を売りつけるという焼き畑農業のような現状があったのが、このままではいけないという人たちが動いて雰囲気が変わってきた」
という言葉にこの20年近くの変化の流れが強く表れていると感じました。
また「つみたてNISAの誕生が大きく流れを変えた」という主旨の言葉が繰り返しでていました。
今井さんのお話によると2014年にスタートした一般NISAは結局は金融機関が儲かる制度になってしまった。だから個人投資家が安心して投資ができる制度を作らなければならず、しかも変なのが入ってくる余白ができないように、個人投資家の資産運用のためにとんがった、世界のどこを探してもどこにもない制度を作った。それが「つみたてNISA」だ、ということです。
ただその実現のために関係省庁との調整にかなり苦労されたということを、その苦労を感じさせないくらいコミカルに軽妙にお話をされていたのが印象的でした。
かつて言われていた「投資はギャンブル」というイメージはかつての金融業界の在り方にも一因があったのでしょう、それが志をもった人たちのおかげで、制度が新設、改良されていき、またSNSやブログでブロガーの皆さんが発信し続けてきたことで、今では会社の中でも「NISAでオルカン、全米株式インデックスファンドを運用している」というのは全員でないにしろ、普通に話題ができる状況になってきました。
少なくともやっているからと言って「ギャンブラー」という烙印がおされることはありませんし、やってない人も「いずれやならなきゃと思っている」くらいには肯定される雰囲気です。
投資をすることのイメージを一新し、そうした環境を作ってきた方々の話を内心こうべを垂れる思いで聞いてました。
みなさん、ご尽力ありがとうございました。
終わったあとは馴染みのみなさんと乾杯
このイベント中にXでの相互フォロワーであるさかえだいくこさんから、Xのチャットに連絡があり。さかえださん、投資家のエルさんも参加されているのでイベント終わったあとに飲みに行きませんかとお誘いをいただいたので快諾。
マーさんともう1名の方と合わせて5名で青学近くのお店で乾杯しました。
私もTwitterで発信をはじめて8年近く。こうしたイベントに参加すると何名かはこうして気軽にお酒を飲みに行ける飲み仲間ができました。
かつての母校で講義を受けて、今の友人たちとお酒を飲みに行くめぐりあわせに感無量な気持ちになります。
インデックス投資をすることの縁で資産だけでなく、人のつながりも広がっていくことを実感しています。
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