こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
本日はこの春から私自身の希望が通り、これまでとは全く違った職種の部署へ異動した話をしたいと思います。
自分が人生100年間のライフデザインを描き、60代、70代でも活躍したいという意思をもって行動すれば50歳になっても新しい知識を吸収し、若い頃と同じように自分を成長させることができると思います。
2021年 春 50歳 社内転職をしました
2021年 春 定期人事異動にて。
私は今の会社に入社以来14年間お世話になっていた部署から、新たな部署への異動を申し渡されました。
私の会社は小売りをメインにしていて、私がこれまで従事していたのは主に店舗周りの仕事でした。
前職でも店舗で店長などをしていましたし、現在の会社に入社後も店舗物件の交渉をする部署だとか、加盟店の運営指導をする部署など、前職時代をいれると実に27年間 店舗にかかわる仕事に携わってきたことになります。
これまでも異動もありましたが、それでも同じ職種で違うエリアへの異動であるだとか、転職もしていますが、店舗絡みの仕事ということでは前職の延長のようなところがありました。
それが今回まったく畑違いの部署へ異動になったのです。
店舗から離れてwebマーケティングの部署への異動でした。
リアル店舗からネット広告の世界へ。
部署異動というよりは社内転職と言っていいくらいでしょう。
そして実は今回の異動は私自身が望んだものでした。
でなければ人事もこれまでwebマーケティングの経験のない50歳の男性社員を、未経験の部署へ異動させるようなことはしなかったでしょう。
実はその部署が立ち上がると聞いていた2年半前に、人事に面談を申込み、その部署へ行きたいことを熱く語り、毎年行われている自分のキャリアの希望の申請の際も、常の希望を出し続けていました。
希望を出してすぐに異動というわけにはいかなかったのですが、おそらく今期の組織編成上 前部署と現部署の需要と供給のバランスが合ったのでしょう。
今期私の希望が通って社内転職が実現した形になります。
なぜこれまで経験したことがない部署への異動を希望したのか。
ここではお話できない大きな理由が一つあるのですが、それを置いておいて、私自身が能動的に自分を成長させるために「変わらなきゃ」と思っていたことが確実にありました。
年齢的に「変われない」領域に入りつつある
40代後半 50歳ともなると少しづつ「変われない」領域に入ってきているという事を感じます。
一般的な会社員の話で言えば、仕事はベテランの域に達し、よくも悪くも「この人はこれはできないけど、これは得意」という目で周囲から見られ、自分の意識の中にもレッテルが貼られ、仕事の領分が定着してくる時期になります。
そうなると組織としても給料を払っている以上、不得意や未経験なものよりも、人より経験値が高い職種で働かせることが効率がいいでしょうし、本人もそれを自覚できているのでそこに自分の居場所を見つけます。
プレイベートでも家族の持ち方や、子どもの人数や進路などの「これから先」が見えてくる頃です。
仕事でも、プライベートでも、これまで30年近く培ってきた経験をもとに、残りの10年間を勤め上げ、一端の区切りである60歳をいかに迎えるかということを考える時期になってきているのだと思います。
そこでは仕事上では新しい経験を積むということよりも、自分が習得してきたスキルをいかに精度を高めていくか、という段階になっていくのでしょう。
その上能力的にも精神的にも、新しいことを受け入れるのに おっくうに感じ始める年齢に差し掛かってきています。
現に私の同級生にはLINEを使うのですら拒否反応を示す人がいるくらいです。
そんな50歳を目前にして私が考えたことが、私はこのまま年老いていきたくない。
いかにして今所属している会社で新しい環境に身を置き自分を成長させることができるか、ということでした。
その目的のために私は新しい部署へ異動することを望んだのです。
新たな環境に身を置くことで自分を成長させる
私は以前 人生100年時代と言われる局面を迎えるにあたって、60代から70代に人生の後半のピークをもっていきたいという話しをさせていただきました。(「人生の残りの時間について」)
60歳という年齢は終わりではなく、はじまりでありたいと考えてます。
それに向けて自分の感性を老いさせないよう、新しいことへのチャレンジを貪欲に続けていきたい。
48歳からtwitterをはじめて新しい人たちと出会い、オフ会などで語り合うことで、新しい考え方、価値観に触れさせてもらっています。
その後ブログを書きはじめ、今年は音声SNSである「satnd.fm」で発信を開始しました。
新しいことをはじめることで、50歳という年齢になっても、まだまだ自分の頭のスポンジは吸収力を失っていないと実感しています。
そして仕事でもそうです。
これまで経験してきたリアルの店舗経験を持ちつつ、新しくインターネットやアプリやメールの販促で顧客を増やしていくwebマーケティングの知識の吸収や経験をこれからしていきます。
そうした経験は今後web化が進んでいく世の中で有用なスキルになるでしょうし、私が60歳からはじめたいと考えている仕事の販促をする上でも、役に立つノウハウになりえるのであろうと思います。
無論自分のためだけではなく、新しい部署で戦力にならなくてはいけません。
部署が変わって経験がリセットされているまったくの新人の私ですが、給料は従前どおりもらえています。
この給料の対価としての成果を一日も早く出していかなければならないと思います。
聞いた話では今回の異動の話があった時新部署側には拒否権もあったようです。
しかし50歳の新人を受け入れてくれました。
感謝しかありません。
私の成長のチャンスをもらえたことの恩返しは、私が仕事を覚えて成長することで、仕事の成果として返していきます。
部署の成果と私の成長とwin-winになることを目指していきます。
意思を持つことでいくつになっても成長できる
以上 この春から仕事で新しいチャレンジをする話をしてきました。
50歳という年齢はどうしても人生の下り坂に入ってきているイメージをもたれがちですし、
実際に体力的にも意欲の面でも、何もしなければ20代の頃と比べて陰りが見えてくるのは事実だと思います。
しかし、自分が人生100年間のライフデザインを描き、60代、70代でも活躍したいという意思をもって行動すれば50歳になっても新しい知識を吸収し、若い頃と同じように自分を成長させることができると思います。
今回私は自らの意思で環境を変えて、それを実践していきます。
もしかしたら1年後力及ばず 現部署から戦力にならないとの評価を得てしまうこともあるかもしれません。
しかしそのような場合でも自分の人生で何ひとつ無駄なものにならぬよう、真剣に取り組み自身の中に経験を残してきたいと思います。
ラジオもやっています。よかったら聞いてください。
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