こんにちは。のり(@nori19701128)です。
今回は先日行われた「第6回のり家マネー会議」をレポートします。
今回も子どもたちとこれからの人生やそこにかかわるお金についてたくさんのコミュニケーションを取ることができました。
このコミュニケーションこそが家族マネー会議を開催する最大の効能であることを実感しています。
2022年1月5日に開催
先日2022年1月5日に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。
2021年8月の1回目から数えて6回目。
昨年末に引っ越した新居でのはじめてののり家マネー会議です。
アジェンダはこちらになります。
12月度会計報告
まずは12月の収支の報告です。
いつも通りネット上では総資産額、収入にかかわるところは隠しています。
総資産額は前月比100.4%とほぼ横ばい。
運用資産は金額が低くなったものの、ボーナス月でしたから現金資産が増えて11月比でトントンといったところでした。
ここで奥さんから意見が出ます。
「なぜもっと投資に回さないの?」
先月から家の資産について「現金資産」と「運用資産」の2つにわけて表示しています。
比率にして現金資産:運用資産=2.3:7.7程度
どうやら彼女には現金で保有していることが「遊んでいるお金」に見えたらしく、最低限の現金だけ残して、すべてのお金に働いてもらったほうがいいんじゃないかという意見です。
なぜ現金で持っているのか、この現金の性質について私が説明しようとした時に先に口を開いたのは息子でした。
「これ、防衛資金だよね?いざという時のために現金で持っておくやつ」
ご明答!
息子が両学長の「本当の自由を手に入れるお金の大学」を愛読しているのは知ってたのですが、キチンと内容の理解もできているようです。
ここで私が「生活防衛資金」の必要性を奥さんに説明します。
次は収入です。
11月比で272% 冬のボーナスと18歳以下の子ども一人当たり10万円支給された臨時特別給付金の影響です。
収入の増加にともなって、所得税、住民税、社会保険料も増えて行くことも説明します。
ここで
「え?そうなの?ならお金持ちにならないほうがいいじゃん」
と言ったのが娘でした。
ここで日本は「累進課税」を採用しているから収入があがると税率も上がること。
今回の給付金や年間の児童手当についてももらえるのには収入の制限があることを話ます。
ただそれと同時に年金保険は払った分将来もらえる金額が増えることを説明し、長い目で見れば必ずしも損なことばかりでもないことを説明しました。
次は経費です。
12月は家族旅行やレンタカーの事故によるイレギュラーな出費があったのでそれらを除くと298千円。まあまあ、平準並みの金額です。
家族旅行が64千円 レンタカーの修理代が70千円 引っ越し関連で13千円の計147千円がイレギュラーな出費なのですが、この金額はすべて日常の生活費とは別にプールされている「目的別口座」から支払っていることを話しします。
ただ娘が気になっていることは別のことのよう
「12月の父ちゃんのお酒代はいくらなの?」
家で飲んだお酒代は前月比70.3%。少なくなっていることに納得してもらいました(笑)
子どもたちのおこづかい報告
子どもたちのおこづかい報告は上記の通りです。
いつも通りのお手伝い収入が入ったのと一か月間支出はなかったのとで大きな変動はなし。
12月の金額なのでこの金額の1割が両親からの今年のお年玉としてそれぞれに授与されました。
またここには反映されませんが、親戚からのお年玉の金額はそれぞれ各2万円ほどになりそうな見込みです。
ここで兄妹でお金の使い方に差がでました。
兄「僕はもらったら今欲しいもののために使いたい」
妹「あたしは中学生になったらYouTuberをはじめるから、今から3年間はお金を貯めて、中学生になって動画作るのに必要なパソコンや道具を買いたい」
というものです。
どちらの考え方も間違いというものはなく正解だという話をし、ただ計画的にお金を使おうということでお年玉の使い方については別途フォーマットに子どもたち自らが使い道を記入して、リビングに貼りだしています。
娘が口にした将来についての考え
ここまで来て最後の娘がこんなことを言い出しました
「将来22歳になったら一人暮らしをはじめるけど、その時私のお金の一部をお父さんたちに預けたいと思うの。その時に私がちゃんとお金を使えるか自信がないから」
というものです。
彼女なりにきちんと先のことを考えて、お金の大事さや怖さを想像してのことでしょう。
ただ私がそれについて
「きちんと考えて、父ちゃんのことも信用してくれてありがとう。気持ちはわかるけど、娘ちゃんが家を出るころには、一人でお金のことを管理できるようになってほしい。そのために今お金の使い方や増やし方の勉強をしているんだよ。」
と答えたところ「わかった!」と元気に返事をしてもらえました。
彼女が持つ将来のお金との付き合い方の不安を払拭するためにも今後もお金の教育については継続していきたいという思いをあらたにすることができました。
このようなコミュニケーションの時間が持てることが、家族マネー会議の最大の効能だと実感します。
次の開催は2月5日(土)の夕方からです。
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