個人投資家が選ぶ! Fund of the Year2024に参加したことについて




投資信託
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こんにちは。のり(@noriyusaku1128)です。

昨日2025年1月24日(土)東京渋谷の東京カルチャーカルチャーで行われた個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」に参加しましたのでそのレポートをさせていただきます。 

今年も新しい気づきや刺激をもらった会でした。
登壇された方、実行委員の方々に深く感謝します。ありがとうございました。

6度目の参加

毎年1月下旬に行われる「 Fund of the Year」

「証券会社の宣伝やうたい文句にまどわされず、自分たちにとって本当によいと思える投資信託を個人投資家たちが投票で選び、それを広めることで『自分たちの手でよりよい投資環境を作っていこう!』」(個人投資家が選ぶ! Fund of the Year 2024」HPより)という主旨で実行委員の方々がボランティアで手作りで行っているイベントです。

歴史は古く記念すべき第1回が行われたのは2007年。今年で18回目を数えるイベントでここで入賞したことがそのファンドの宣伝の謳い文句になるほど認知度が高いものになっています。

私は2020年に初参加、その後コロナ禍の中行われたオンライン開催も含めて今年でなんだかんだ6回目の参加になります。
それくらいになると会場では顔なじみの方も増えてきて軽いオフ会みなたいなノリにもなりました。

今年の大きな変更点はそれまで土曜日開催だったものが華金の夜へと開催曜日の変化。
またこれまでの「投信ブロガーが選ぶ」を「個人投資家が選ぶ」へと門戸を広げた点です。

その策が功を奏したのか仕事が終えて会場へ向かったところ昨年より倍近い人たちで席は埋まっていました。

個人投資家が選ぶ!Fund of the Year 2024 発表と表彰式

19時からイベントスタートです。

冒頭は運営委員長イーノジュンイチさんの開会のあいさつからスタート。
先述した今年の変更点の説明とその結果として今年は400名を超える投票があったことの報告がありました。また今年の会の意図としてはランキングよりも運用会社の思いを熱く伝えることに内容の重きを置いたとのこと。

その後は毎年恒例の投票者によるファンドへの熱い思いのコメントが読み上げられ、ランキング発表へと進みます。

今年のランキングは以下の通り

「個人投資家が選ぶ!Fund of the Year」HPより抜粋

今年の変更点はもう一つランキングが「インデックス部門」と「アクティブ部門」に分かれたことです。
栄えある1位を取ったのは243名からの投票で得点655ptと今年も圧倒的な支持を得た「eMAXIS Slim全世界(オールカントリー)」略してオルカン。これで6連覇です。

新NISA元年の2024年の前半は新しくなったNISAの制度の解説とともにオルカンの名前も多く情報番組などに取り上げられ、日経トレンディが発表した2024年ヒット商品の第1位にも「新NISA&『オルカン』投資」が挙げられてましたし、なんなら今年の正月に私の親族で集まった際にも「オルカン」という言葉が出てくるほど一般的にも注目されはじめ、人口に膾炙した年ではなかったかと思います。

それ以外でもインデック部門のトップ10は「全世界」「先進国」「アメリカ」と現在強いアメリカ株を軸にしてプラスαされる銘柄が選ばれました。

対してアクティブ部門の1位は鎌倉投信の「結い2101」以下2位はセゾン投信「セゾン・グローバルバランスファンド」コモンズ投信の「コモンズ30ファンド」と続きます。

このあと5位以上に入賞した投信の運用会社の方々が壇上に立ち謝辞とファンドの運用への思いを語られていました。

今回このインデックスとアクティブとで部門を分けたことの意義は大きかったのではないかと個人的に思います。

アクティブファンドについて

私は運用資産の多くをインデックスファンドで持っているインデックス投資家で、アクティブファンドをの所有は多くはありません。今持っているのは「ピクテ-iTrustインド株式」くらいでしょうか。

ただ最近私がSNSで見ていた時にアクティブファンドの話題というのはかつてより少なくなっているのではないかと思います。(盛り上がったのはセゾン投信の中野前会長の解任劇くらい?)

今回おそらくコモンズ投信の方だったとは思いますが(記憶違いだったらごめんなさい)「これまでまったく縁がなかったのにはじめて呼ばれた」というコメントに象徴されていたように近年ファンドオブザイヤーの上位常連はほぼインデックス系であり、アクティブファンドに光が当たるのは久しぶりなことではなかったかと思います。

eMAXISSlimシリーズの運用をされている三菱UFJアセットマネジメントの代田常務が「深める」というキーワードで「最初はインデックスで入ってきた投資初心者が数年後インデックス以上のものを求めようとした時に選ばれるアクティブ」とおっしゃっていたのですが、私の肌感覚では、インデックスの次に行くには「金(ゴールド)」であったり「暗号資産」であったりすることが多いのではないかと思っています。

ただ今回各アクティブファンドの運用会社の皆さんが壇上に立たれてお話をお伺いすることができて各アクティブファンドへの興味を持つことができましたし、調べてみようという思いにもなりました。

そうしたきっかけという意味でも今回ランキングを2つに分けたのは意義あることではないかと思ったのです。

来年以降で希望すること

そう思うと来年以降ファンドオブザイヤーをより興味を持てるものにするための希望として、注目のファンドやその年に話題になったファンドの内容を掘り下げるコーナーがあってもいいのではないかということです。

例えば今回アクティブ部門1位である「結い2101」がどのような運用方針でどれくらいの運用成果を目指していて、構成銘柄はどのようなものがあるかなどの解説や、最近本件オルカンより成績がいいのではないかと言われることもある野村アセットマネジメントのノムカンこと「はじめてのNISA・全世界株式インデックス(オール・カントリー)」と本家オルカンとの比較など、熱い思いにプラスして数字で投資信託を学べるコーナーなどがあれば、参加者の行動が翌日から変わるきっかけになりそうな気づきや示唆を得られる、より有意義な会になりえるのではないかと感じました。

実行委員の皆様ありがとうございました

イベント終了後その場で開催される新年会に参加しました。

参加された運用会社の方との情報交換や久しぶりにあったブロガー仲間の方との交流など楽しい時間を過ごすことができました。
これがあるからこそ楽しみなリアル参加。来年以降も継続されていくことを希望します。

今年もまた私自身の知的好奇心が満たされ、また人との縁も広がったいいイベントでした。
登壇された方、実行委員の方々に深く感謝します。
ありがとうございました。

また来年も参加させていただきたいと思います。

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