1/720について




子供たちへのマネー教育
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回は家庭内金融教育に関わる1/720という数字についてお話しようと思います。

たった1/720の時間をかけるだけで、うちの子供たちは将来学校や塾で学んだものに加えて金融リテラシーを身に着けて社会に出ることができると信じています。

1/720について

1/720 
百分率で示すと0.14%。


いきなり出てきたこの数字。
一見インデックスファンドの信託報酬率のようにも見えるのですがここでお話したいテーマとは違います。

この数字の説明に入る前に、のり家子供たちへの金融教育について少し触れたいと思います。
こちらのブログを読んでいただいている方には周知のとおり、のり家はおそらく平均的な家庭と比べて積極的に子供たちへの金融教育を行っているほうだと思います。

・子供たちが小学4年生、3年生のころから「全世界」「アメリカ」「日本」「新興国」の投資した場合の値動きを毎月グラフにつけてなぜこうなったのか話あっている。
・小学5年生、4年生の夏から毎月「のり家マネー会議」を実施。家計のみならず資産運用、為替、世界の経済情勢までを伝えてディスカッションしている。
・同じく小学5年生、4年生から毎年「ライフプラン」を子供たち自身に作成させて自らの進路のヴィジョンを明確にし、今なにをやるべきかの指針としている。
・おこづかいはお手伝い制。おこづかいの管理、これから何に使うか、何に使ったかをマネー会議で報告。親が必要と思わないものは自分のおこづかいで購入する。
・不用品は自らメルカリで売却。また欲しいものも安い物があればメルカリで購入。
・大きな買い物をする場合は親から金利付きで借金し購入。毎年返済。
・大晦日のおこづかい残高の1割が翌年のお年玉の金額…etcです。

これらをやっているおかげか、子供たちは平均的な同級生よりは金融、経済の感覚は身に着けている方だろうと自負しています。

息子は小学校卒業文集では「私の夢」は「経済的自由」と書いてますし(「息子の卒業文集の「私の夢」が「経済的自由」であることについて」)
娘も中学1年生の時に「私の趣味は投資です」という学校作文を書いています。(「子供たちが投資をはじめて4年が経ったことについて」)

また我が家の取り組みについてありがたいことに過去2回テレビから取材を受けて取り上げてもらいました。
「子供の『お金』教育」テーマでNHKで紹介されたことについて
のり家金融教育の取り組みが日本テレビ「カズレーザーと学ぶ。」で紹介されたことについて

これだけのことをしてきていますが、我が家の金融教育の場である「のり家マネー会議」にかけている時間はおおよそひと月に1時間程度。
つまりひと月を30日間720時間換算とすると約1/720程度の時間しかかけていないということになるのです。

ひと月の1/720程度の金融教育

子供に金融教育をさせるという話題になると、それに対する意見も聞こえてきます。

例えばお手伝いおこづかい制にすると本来自分が住んでいる家のことをやるのに対価を求めるようになってしまう、等々ですが、その中の一つに

「子供の間は学校での学習や部活に注力したほうがいい」
「勉強に注力して難関大学から大企業に就職したほうが生涯賃金は結局高くなる」

というものがあります。

実際のり家の取り組みを取り上げていただいた「カズレーザーと学ぶ。」の番組の中でも「金融教育よりも数学などの勉強に寄せたほうがいいのでは?」というご意見がありました。

まったく私も同意見です。

子供たちがこの先 心身に加えて経済的にも豊かに幸せに暮らしていくために、学校で学びや人つきあい、部活動など、家庭では学べない社会に出た時に必要な多くのものを学んでますし、育まれていきます。また学力UPの補完として週に3日間 学習塾に通わせています。

さらに息子はギターとプログラミング。娘はピアノと本人たちが望む習い事にも行かせています。

それらの時間を削ってでも金融教育をしようというのではありません。
我が家でマネー会議をやっているのは1か月の中のたった1時間。
ひと月の中の時間のたった1/720にすぎないのです。

ひと月たった1/720のマネー会議のススメ

我が家の金融教育の時間はたったそれだけです。

それ以外の時間はごく普通の平均的な子供たちと同じような中学生活を送っています。

ひと月の時間で比較すると学校での時間、部活の時間、学習塾での時間、宿題の時間と比べても短いですし、なんなら習い事の時間よりも短いです。

それら学生の本分を削ってまで金融教育を行っているわけではありません。

それらの時間以外でも彼ら自身の自由時間としてゲームをしたり、YouTubeを見たり、漫画を読んだりしています。そうした時間の1時間を家族の時間としてのり家マネー会議に参加してもらっているのです。(私だけは会議の準備に半日くらいはかけています)

ひと月あたりは短いマネー会議の時間ながらも子供たちの同級生と比べて高い金融リテラシーが身についているとしたら、それはひと月あたりの時間よりも、その1時間を毎月継続していることにあるのだろうと思います。

2020年から毎月投資の推移グラフを子供たちでつけていますし、2021年からはコロナの期間も欠かさずマネー会議を継続してきて先月46回目を迎えました。

一回こっきりのイベントなら家族の心に残ることも少なく、時間の経過とともに風化していくのでしょうが、たった1時間だとしても何年も継続していくことで、家族の心の中には反復してすりこまれやがてそれが彼ら自身の血肉になっていっていることを実感します。

中2娘はテレビのニュースで報じられるドル円の為替の数字を見て「あ、円高になった」と自分の中の基準の数字と照らし合わせてつぶやいたりしています。

親が継続の意思さえ持つことができれば子供たちは学校や塾で学んだものに加えて金融リテラシーを身に着け将来社会に出ることができると信じています。

そのためにひと月のたった1/720。1時間のマネー会議を行ってきてよかったと思いますし、行うことを強くおススメいたします。

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