のり家マネー会議で娘がSOSを出したことについて




のり家マネー会議
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回はのり家マネー会議で中学1年生の娘が自分の生活環境についてSOSをお話をしたいと思います。

マネー会議で発信された娘のSOSを元に家族として正しく問題に対処できました。
マネー会議がただお金のことを伝えるだけでなく、家族間の絆を深める大切な時間になっていることを実感しています。

昨年4月中学生になった娘

我が家の長女であり二人兄妹の末っ子でもある娘。
このブログがはじまった2020年から何度も記事の中に登場してきましたが、小学校3年生だったのが昨年2024年4月に小学校を卒業し、地元の公立中学校へと進学しました。

勉強が得意で交友関係は狭く深くどちらかというとインドア派な息子とは逆で、スポーツが得意で交友範囲は広く好奇心旺盛でいろんな場所へ出かけたい、やってみたいタイプ。性格は明朗で楽しいことが好きなのですが、先々のことを考えるよりも目先の楽しみを優先してしまう傾向にあります。

そんな娘ですが中学校進学後の1学期で学級委員に抜擢されました。部活はバレー部、習い事はピアノ。兄と同じ学習塾に通いはじめ、さらに学校選抜の駅伝チームのメンバーに選ばれた頃から雲行きが怪しくなってきます。

学校、部活があるのに朝時間通りに起きられなくなり、場合によっては頭痛、だるさを訴えて時に学校を休む日も出てきました。

中学受験はしませんでしたから、のんびり 友達と楽しく過ごせばよかった小学生の頃と比べて中学生に上がったとたんに急に忙しくなってきました。
部活が終わって帰宅。夕飯を食べてから塾で帰りは夜10時くらい。そこからお風呂に入ったり寝る準備をして、翌朝また部活の朝練があったりです。

また幸か不幸かバレー部の上級生である2年生が6人制に満たない人数で、なまじスポーツが得意なだけに1年生にして対外試合のレギュラーに選ばれておりそれも少なからず負担だったのかもしれません。

さらに娘は3月下旬生まれなのでこの記事を書いている段階でも12歳。
あと10日遅く生まれていたらまだ小学6年生だったと思うと、まだ幼い心身にやるべきことがちょっと過多になっていたのだと思います。

マネー会議の場でSOS

私のブログを読んでいただけている方にはお馴染みだと思います「のり家マネー会議」。
月に1度1時間程度、家族で集まり前月の家の資産額、収入、ポイ活、社会保険、税金、支出を包み隠さず子供も含めた家族へ公表し、これからどうしていくのかなどを家族で話し合う会議です。

学校では教えてくれないお金についての感覚を家族につかんでもらい、お金の管理、使い方、増やしかたなど金融知識に強くなってもらいたい目的ではじめた会議ですが、それだけにとどまらず、定例の家族会議の場として子供たちも自分の意見を言える場所になっています。

そののり家マネー会議 2025年2月の回で娘から次のような発言がありました。

「学校があって部活があって夜10時まで塾で、また翌日朝7時から部活の朝練があるのはきつい。
今行ってる塾ではなく、オンライン学習に切り替えたい・・・・」

今年の春から受験生になる息子に向けて、日本における学歴とその後の収入の違いを説明していて、将来自分が望む生活をするための収入を得たいのであれば学力でふるい分けられる高校受験が大事で、この1年間塾を含めた勉強を頑張ってほしいという話をしていた際に娘の口から出た言葉です。

伝えたかったのは主に息子の方でしたが、塾の話題を出すことで、最近生活のリズムが乱れている娘の本音を聞きたいという期待もあり、思惑通り娘から本音を聞くことができました。

私「わかった。いいよ。学習塾も学習面の悩みがあれば面談してくれるというから予約しよう。あとオンライン学習もいくつか調べてみるよ。」

ということでこの翌日には、いくつのオンライン学習塾のHPを確認すると同時に今通っている学習塾側にも連絡して事情を話し、3者面談のセッティングしたのでした。

学習塾側と面談

面談へ行く学習塾への道すがら娘の考えを確認しました。

私「いくつか選択肢があると思っていて、オンライン学習塾への転塾もいいけど数か月休塾して生活リズムを整えてから復活するとかもあるとは思う。またそもそも塾に行くことが君の将来やりたいことと合致しているかどうか。やりたいことによっては学習塾じゃなくて専門性のある習い事のほうがいいかもしれないけど、そこらへんどう考えている?」
娘「うーん。塾に行くことをやめたり休んだりは考えていない。将来なにをやりたいかまだ決まってないけどいつかやりたいことが出てきた時にできるように、なるだけいい高校に行くために勉強はしておきたい。
今の成績は塾に行っているからキープできていると思っていて、あたし塾に行かなくなったら勉強しなくなるから(笑)行かなくなると成績は落ちると思う。だからオンラインでいいので塾で勉強する習慣は続けていたい。」

とのこと。
なるほど特段反対する内容ではなかったので娘の意向に沿って進めていくことにしました。

息子と娘が通うのは首都圏では駅前で普通に見かける大手グループ。
塾に到着して塾長先生と3者で面談開始です。

「さ、君の口から先生に説明して」
と親からではなく彼女の今の状況や感じていることを娘本人に説明させました。
それを聞いた塾長先生は次の選択肢を提示します。

「他オンライン塾への転塾でもいいけどうちに在籍したまま今娘さんの問題に対応できるやり方はあります。

①休塾して体調が整ったら復塾する。
②22時までの授業を一コマ減らして21時までの授業にする。ただこれは特別措置だから他の人に話しちゃだめだよ。
③転塾しなくてもうちのグループにもオンライン部門があるからそこで学習する。

どれがいい?」

それを受けて娘

「うーんあたしおしゃべりだから②は秘密にはできないと思うw あたしこの塾自体は好きなんです。なので③のオンラインにしたいです。

と意思表明をしました。

パンフレットを見るとまず映像授業を受けて自分で問題を解く。
わからないことがあればオンライン上で待機している先生に質問することができて個別に教えてもらえるとのこと。

確かにこれなら通塾の負担はないですし、中学生女子が夜道を帰ってくるというリスクを回避することができます。

「承知しました。ではいただいた提案を持ちかえって家族で話しあった結果を連絡いたします。」
と私。

帰宅して奥さんに面談内容を報告し、娘の希望通り今通っている学習塾のオンライン部門での学習に切り替えることにしました。

電話でオンライン部門担当の方と話をして申し込み。
中学2年生になる4月から切り替えることになっています。

家族間のコミュニケーションの場としてのマネー会議

以上中学1年生の娘がマネー会議の場で自分の今の状況についてSOSを出してきたので、それに対応するという話をしてきました。

それ以降少しづつと朝 自分で起きられるようになり、幾分気持ちの負担がやわらいできているのかなと感じられるようになっています。

いったんオンライン学習ということにしましたが、私の中ではあくまで暫定的な対処。
中学時代は1年を待たずに心身成長していく時期ですから、娘の生活リズムが整ってきてまた塾に通える余裕が出てきたのなら、本人相談の上通塾へ戻したいと考えています。

今回のことはお金のことを知る、学ぶ場としてのマネー会議が、家族間のコミュニケーションの場として機能した結果でしょう。

改まって話しあいの場を作ることは思春期に入った子供たちにとってほんのちょっと高めのハードルなのだろうと想像しますが、毎月家族間で話をする場が設けられることでそのハードルが下がり話し出しやすい環境になっていると思いますし、またここからの延長として日常の中でも相談、会話しやすい雰囲気を家庭内で作り出せているのだと思っています。

そうして発信されたSOSについて親として適切に対処していくことが家族間の信頼感につながっていきます。
マネー会議がただお金のことを伝えるだけでなく、家族間の絆を深める大切な時間になっていることを実感しています。

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