第34回 のり家マネー会議を開催したことについて(長男中2 長女中1 5月)




のり家マネー会議
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先日2024年5月4日(土)に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。

2021年8月の1回目から数えて2年10か月。
34回目のマネー会議となります。

今回は家族の心身の成長のためにお金をかけていくことの確認をすることができました。

平均的な収入の我が家が、家族の心身の成長のために躊躇なくお金をかけることができているのも、我が家の収支を家族に公開し、家族全員が家の保有資産のコンディションを理解してくれて、意識して行動してくれていることの積み上げの結果だと考えます。

当日のアジェンダはこちら。
今回から我が家の「ANAマイル報告」を毎回報告することにしています。

4月度家計報告/ANAマイル報告

最初にのり家3月単月の家計報告です。

毎回通り我が家の資産額、収入にかかわるところは黒塗りにしています。

と、その前に、私から家族全員に聞いてみました。

「早いものでNHKの取材が入った前回からもう1か月がたったけど(「『子供の『お金』教育』テーマでNHKで紹介されたことについて」)、このマネー会議がTVで紹介してもらったことは友人知人に話をした?」と質問したところ

娘「してない。噂になるのがイヤだから」
息子「してないな。したところで『ホーン、で?』って興味を示してくれないと思うから」
奥さん「息子と同じく」

とのこと。
家族、会社、大学、高校時代の友人にまで「TVに出るから見て」触れ回ったのは唯一私だけのようでしたw。

さて仕切り直しで会を進行します。

私「3か月連続で伸びていた我が家の資産は、4か月ぶりに減少しました。」
娘「物価高で支払い金額が高くなった」
奥さん「ハワイ旅行費もあったしね」
私「そうだね。あとで報告するけどこの春の支払い金額が大きいのと、運用資産も株価の伸びが一服して踊り場に入った。また次の株価が伸びるきっかけがくるまでしばらくは足踏みする段階かもしれないね。」

収入については特記事項はなし。

支出は73万円と4月も多かったのです。

私「まずはNHKの受信料の半年払い分21,000円だね。年間だと42,000円。この金額はどう思う?」
奥さん「ひと月あたりはいくらになるの?」
娘「3,500円かな」
私「うちは『チコちゃんにしかられる』『歴史探偵』『ゲームゲノム』『笑わない数学』『ねぽりんぱぽりん』『ブラタモリ』『NHKスペシャル』『映像の世紀』毎年の大河ドラマなどNHK番組みることが多い」
娘「『働く細胞』『宇宙よりも遠い場所』『進撃の巨人』とかアニメも見てる」
私「他局では作ることができない学べる番組が多いからね。毎月3,500円なら安いと思うよ。」

私「旅行代が265千円
娘「ハワイでの食事やお土産代」
私「そう。あとは夏に行く北海道旅行の飛行機代やレンタカー代なんかももう支払いが発生してる」
奥さん「それでも北海道旅行は父ちゃんがマイルを使ってくれてあまり現金使わないで済んでいる
私「それはあとで報告するよ」

私「あとはプログラミングオンラインスクールや学習塾代など、君たちの習い事が増えてきた」
娘「学習塾代二人分10万円って毎月かかるの?」
私「今月は入塾費やテキスト代も入っているからこの金額で毎月はもっと安いけど。けど小学生の頃よりかかかっちゃうかな」
私「君たちが友達の家に遊びに行くと、多くのおうちはうちより新しい一戸建てだったり、自家用車持っていたり、するよね?」
子どもたち「うん」
私「けどうちは車は持ってないし、住まいも賃貸。うちの収入だとすべてにお金をかけるのが無理なので、そこらへんは極力削って、代わりに家族の将来の夢をかなえる学びや経験になる旅行にお金をかけようと思っているんだ」
奥さん「息子は塾にプログラミングに部活に忙しくなってきてると思うけど、ギターレッスンは続ける?」
息子「続けたい」
私「そもそもギターはじめたい理由はなんだったけ?」
息子「TVに出ていたギター少年がかっこよくてああなりたいと思った。あと弾きたい曲があった」
奥さん「続けるんなら10分でも毎日練習して上達をめざしなさいね」

支出の報告のあとは今回からはじめる「ANAマイル報告」です。

私「毎月のポイ活報告をしているけど、じゃあ稼いだポイントを何に使っているかの報告をしたいなと思って。ポイントの使い道は大きく2つ。ポイント数の1.5倍の買い物ができるウェル活と、このANAマイルへの交換だね。ANAってなんだかわかる?」
娘「飛行機の会社でしょ」
私「そう。その航空会社のポイントのようなものが『マイル』だね。マイルはお買い物に使うこともできるけど、うちみたいに旅行するのが多い家族の場合は航空機代に使うのが圧倒的にお得になるんだ」

と現在の我が家のマイル保有数と、どれくらいの飛行機代になるのかANAのサイトに記載されているマイル数の目安を提示します。

私「あと2,300マイルあればNYまでの片道航空券になるw」
奥さん「夏の北海道旅行の飛行機代もマイルで払ったんだよね。往復35,000円かかるところを15,000マイルで行けるなんてめちゃお得。マイルはどうやって貯めているの?」
私「主に日頃の支払いを三井住友カードで支払うことで貯めたVポイントをマイルに交換している。だから今後の支払いは極力私のカード払いに集中させてほしいんだ」
奥さん「了解。そうする」

とポイ活→マイルへの交換の流れで我が家が得られるメリットについて理解を得られたようです。

子供たちのおこづかい報告

次は子どもたちのおこづかい報告です。

息子の4月のおこづかいは1,600円 娘はお手伝いが少なく200円の稼ぎでした。

おこづかいの使い道について、息子は今年から毎年20,000円づつ親が立替えたゲーミングPC代の返済がスタート。また先月ほしいと言っていたゲームソフトも購入し、しばらく使いたいものはないのだろうと思いきや、中学2年生の彼から思春期らしい発言が

息子「手足の毛がうざい。除毛クリームを買いたい
私「え?そうなの?」
奥さん「最近の若い子はみんなそうよ」

私にとって毛は貴重品なのでやにわに理解しがたいのですが、そういう感覚なのだそうです。
それと自分のゲーミングPCを持った息子は「自分専用」のマウスがほしいとのこと

あと今月200円しか稼げなかった娘。中学入学前の春休みは友達と出歩いたりなどで支出が増えておこづかい残高は減少しました。

娘「春は朝起きれなくてお手伝いできない…」
奥さん「いいんだけど、今月付き合いでお金使ったねぇ。支出額把握してる?まだお金があると油断してると減っていく一方だよ。このペースで行って破産してみるのも社会に出るまでのいい失敗経験になるかもね。
娘「・・・・」

娘のおこづかい残高が無くなったらリアルな経験として年利15%で貸し付けようと思いますw

子供たちの投資グラフ作成

次は子供たちの投資グラフ作成です。

2024年4月末現在のスタートした2020年6月比で

アメリカ248%
全世界 222%
日本  185%
新興国 162%

と前月比は新興国だけが伸びました

娘「おっ今月は新興国だけ伸びている」
私「新興国が特別いいというよりも、アメリカ、日本がこれまでよすぎたから反動で調整が入っているような感じだね」
娘「新興国は一番成績下だけど、一応伸びてはいるんだよね」
奥さん「グラフ見ていると全世界と日本はアメリカの動きとシンクロしてるけど、新興国だけ動きが別。アメリカがいい時は新興国が伸び悩んでいるようにみえけど、今後逆になることもあるかもしれないね。どっちかがこけても、片方が残る可能性がある
私「それが分散投資の考え方だね」

ドル円の為替の動きについて。
今月から推移が見えやすいようにグラフにすることにしました。

娘「ドル=150円くらいでほぼ横ばい」
息子「どうしたら円安になれるの?」
私「今の円安の大きな要因の一つが日米間の金利差。アメリカが政策金利を下げて、日銀が円の金利を上げればある程度は円安は解消傾向にすすむはず」
奥さん「どういうこと?」
私「今アメリカはインフレ解消のためドルの金利5%程度になるように誘導している。利息が高くなるからお金の流動性が低くなるけど100万円持っていたら1年で105万円になるから利益が出る。対して日本円は持っていても金利はほぼ0円だから、円よりドルを持っていたほうがお得だよね?これが今円安である要因。だからアメリカのインフレが鎮静化し金利が下がり、逆に日本円の金利が上がったら金利差が縮まり、ドルを売って円を買う人もでてくるということだね。」

私「実は4月中にドル円が一時160円まで円安が進んでしまって、政府が外貨準備金を使ってドルを売り、円を買って円高へ誘導する為替介入が行われたことで、152円代に落ち着いたんだ」
奥さん「じゃあそれをやり続ければ円安おさまるんじゃ?」
私「とはいえ効果は一時的だし、1回の為替介入で兆円規模になるから、原資になる外貨準備金には限りがあるんだよ。ずっとやり続けることはできない。根本的な問題が解消しないとね」

次回開催は6月1日(土)

最後に「母ちゃんより」です。

奥さんより「母ちゃん6年間参加してきた町内会のドッジボールチームの指導をこの春で卒業したでしょ。土日は自分の時間ができたから自分のおこづかい38万円をはたいて、ライザップのトレーニングに申し込みました!
母ちゃんもあと数年50代だから、体が動かなくなって君たちと一緒に遊べばくなるのはつまらないし、老人介護の仕事も続けていきたい。だから体力を維持するために結果にコミットします!」

という言葉で締めました。

以上第34回のり家マネー会議のレポートでした。

今回は子供、奥さんと環境が変わり、子供たちは塾や習い事に、奥さんは体のメンテナンスのために、また家族全員で行く旅行のために、それぞれ投資をしていくということの確認ができた会でした。

平均的な収入の我が家が、家族の心身の成長のために躊躇なくお金をかけることができているのも、我が家の収支を家族に公開し、家族全員が家の保有資産のコンディションを理解してくれて、意識して行動してくれていることの積み上げの結果だと考えます。

月にたった1時間。他の家庭ではおそらくやらない楽しくとも情報の密度の濃い時間を毎月積み上げていくことで、家族のそれぞれの人生を充実するものにできると確信しています。

次の開催は2024年6月1日(土)の夕方からを予定しています。

「のり家マネー会議」の取り組みをNHKで取り上げてくださり、ニュース番組のコーナーで紹介していただきました。

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