こんにちは。のり(@nori19701128)です
今回はかつてお金をかけて所有していた、使っていたのですが費用対効果の観点から、止めてしまった、代替えのものに変えてしまったものについてお話しようと思います。
「それにその金額をかけるのは適当か、安価に代わるものはないか」ということを考えて、お金のつかいどころの適正化を行うと、家族に余裕が生まれてきます。
やめたものその①自家用車の保有
正確なことは忘れてしまったのですが、自家用車の保有を8年くらい前に止めました。
もとは当然のように車を持ち、駐車場を借り、数年置きに買い替えていました。
若い時は車で通勤する場面もあり、一人暮らしをしているうちはもらった給料で十分維持費を支払うことができていましたから、特に疑うことなく保有を続けてきました。
しかし転職し、車で通勤をする必要がなくなり、家族ができてお金のことを考えはじめると、とたんに自家用車を持つ意味が果たしてあるのか疑問が首をもたげてきました。
現在住んでいる街は千葉県の最西部、川を渡ると東京という鉄道網も行きわたっている都心部への通勤圏。
引っ越しもありましたが大体駅からの徒歩圏内に暮らしていて、周囲にはスーパー等日常必要なものを買えるお店はそろっています。
電車に乗っていけば大型のショッピングモールがある駅前に乗り換えなく行けるので車がなくても生活には困りません。
車を使うとなると週末で、予定次第ではその週末に車を使わないこともありえます。
逆に充実してきたのはレンタカーやカーシェアリングという「車の時間借り」ができる業態です。
タイムスカーシェアリングなどは歩いてすぐのタイムスコインパーキングに車が置いてあり、ネットで簡単に予約することができます。
両者を比較した時に、今の我が家の生活スタイルでは「車は借りる」で十分という結論に奥さんといたりました。
そうと決まったらすぐに車は売却し、駐車場を解約。借り暮らしのスタイルに移行しました。それから8年が経ちますが、これまでのところ不自由を感じることなく、車を手放したことを後悔せずに済んでいます。
年間ローン支払い17万円
年間駐車場代 12万円
年間ガソリン代 6万円
年間自動車税 4万円
年間保険料 8万円
車検代(年割) 5万円
計 52万円
現在月々のレンタカー代について家族旅行で使うものを含めて均せば月間1.5 万円程度で年間18万円。差し引き34万円の節約です。
やめたものその②キャリアスマホ
これはすでに多くの人が手放しているかと思います。
私はスマートフォンについては長らくsoftbank回線でi-Phoneを使ってました。
月額の利用料が8,500円程度。
やがてY-mobile、UQmobile、Line-mobileと格安SIMスマホが出そろって来たのですが、なかなか転換しずらい理由がありました。
銀行口座から証券口座、その他アプリやwebでの会員登録等私が各所に登録していたメールアドレスにsoftbankのキャリアメールを使っていたためです。
(このことを会社の同僚に話すと「情弱(笑)」と笑われたものです)
しかし格安SIMに変えることで月額利用料8,500円が3,000円と、月額5,500円ほどの減額が見込めます。
明らかに節約ができるものをやらない選択肢はないと、2019年のGWに本腰を入れて登録メールアドレスの変更を行いました。
まずg-mailでメールアドレスを取得。
次にキャリアメールアドレスで登録している会員サービスをすべてリストアップしたところ、対象は20個ほど。
それを1個1個g-mailアドレスに置き換える地道な作業を行い、晴れて昨年6月にsoftbankを解約、Line-mobile(softbank回線)に切り替えることができました。
不安だった音声、通信品質もストレスを感じる場面はほとんどないと言ってよく、なんでもっと早くアクションしなかったのかと悔やむくらいです。
月間5,500円 年間6.6万円の節約です。
やめたものその③タバコ
これはもう体にも家計にも百害あって一利なしのものですね。
しかし私も昭和の男。学生、社会人になるとともにタバコを覚え、やがて常習化していきました。
結婚を機に何度かやめようかと試みて一時期は喫わなくても平気になったものの、仕事でストレスを感じるようになるとぶり返してまた喫い始めるという悪循環を繰り返し。
しかし、目先のお金も当然ながら将来健康寿命を長引かせて医療費をなるだけかけなくするのであれば、早いうちに止めるべきなのはわかっていました。
そこで一念発起し、会社の部署のメンバーに「禁煙をする。タバコを吸ったらみんなに焼肉をおごる」と宣言し禁煙生活に入ります。
途中やはり辛い時期はありましたが、「焼肉をおごる」という約束が大きな抑止力になり、なんとかここまで禁煙を保つことができました。
仕事上のストレスを感じることはまだありますが、そんな時でも煙草を喫いたいとは思わなくなっているので禁煙成功と言っていいでしょう。
現在煙草一箱500円程度。1日一箱喫ってましたから、1か月1.5万円 年間18万円の節約。将来の医療費の節約効果を考えると計り知れないものがあります。
やめたものその④新聞
新聞も取らなくなって5年が経ちます。
ここは判断が大きくわかれるところであり、世の中のことを網羅的に把握するには新聞は必要なものであると思います。
世の中のことを知る、その上で自分の生き方や家族の在り方を考えるためにはまだまだ有益なツールと言っていいでしょう。
しかしながら現在のライフスタイルでは朝ゆっくり家で新聞を読む時間は持てず、一番時間が取れる通勤の電車の中では新聞を広げることはできない、となるとスマホでニュースを見ることになります。
自宅に読まない新聞が積まれていく一方でしたので思い切って止めました。
月額4,000円 年間4.8万円の節約です。
余裕ができると家族が幸せになれます。
以上の節約によって年間トータル約63万円のお金の余裕ができています。
もちろんこちらの節約がすべての人に通じるとは思いません。
自動車を保有しなければ不便なエリアにお住まいの方、精神安定のため煙草がどうしても必要な方、必要な情報、知識を吸収するために新聞を読むのが必須の方といらっしゃると思います。
ただ「節約をする種」というのは見直せばどこのご家庭にもあるのではないかと思うのです。
不自由な思いや不便な思いまでをして節約をしてお金を貯めようということでもありません。
限りある家族のお金が本当に家族のために適切に使われているのかの見直しをしたほうがいいのだろうと思います。
節約で浮いたお金の一部はもちろん未来にたいする投資にも使いますが、家族が楽しむためのレジャー費や外食費にもあてています。
最近の奥さんの口癖は
「のりのおかげでお金に余裕ができてきた。これまでためらっていたものを買うことができるようになってきた。ありがとう。」
という言葉です。
余裕ができると家族が幸せになれます。
今払っているそのお金はそれに使うのがいいのかどうか、常に見直して考えていきたいと思います。
ラジオもやってます。よかったら聞いてください。
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