奥さんが自由に使えるお金について




家族とお金
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こんにちは。のり(@noriyusaku1128)です。

今回は奥さんが「自由に使えるお金」というテーマでお話ししようと思います。

お金の余裕が「やりたいことを我慢する」というハードルを下げて奥さんの心の余裕につながってきていると実感しています。そのおかげかおおむね家族仲、夫婦仲は良好です。

のり家夫婦のお金の管理

夫婦のお金の管理のルールは十人十色

①必要な金額だけだしあって他は夫婦で別管理
②妻が管理、夫はおこづかい制
③夫が管理、妻へ生活費を渡す…等々

大きな区分では上記のようでも細かなルールは夫婦の数だけ変わってくるものだと思います。

我が家の場合は①に近く

・夫婦で毎月のお互いの給料から生活費、投資、預金のお金を出し合い、残りのお金は内容は問わず自由に使える。

というものです。

「自由に使える」の使用使途ついては自身名義のクレカ払いなのでお互い詳細を見ることはできません。家計に関してはガラス張りの我が家ですが、お互いが自由に使っているお金に関しては個人の自由度の範疇として互いに関知しない領域としています。

私はたいてい、飲み代、ラーメン代に、奥さんはカフェ代や趣味の書籍代として使うことが多そうです。

とはいえ「給料ー必要費ー自由費=残ったお金」については家計の資産に計上しているので銀行口座に残ったお金は把握しています。

奥さんがパート収入で貯めている個人名義の口座のお金は少しづつ増えていき、現在138万円まで貯まってきました。

奥さんのお金の価値観

このブログでも何度かお話してますが、我が家は私がお金を使いたがりのドライバー、奥さんが節約家のストッパーのバランスで成り立っています。

私が買いたいものについて奥さんがまったをかけることのほうが多いのですが、逆に必要なものをタイムリーに買うために私が買うのをためらう彼女の背中を押すこともあります。

彼女が家族に常々話しているのは

「母ちゃんは『どうしてもそれじゃなきゃいけないもの』でなければ買いたくないの。
この世の中はモノにあふれていて『ちょっと欲しいな』くらいの気持ちで気軽に買えちゃうし、買わせようとしてるのよ。私たちなそんな世界で暮らしているの。
でもそれじゃお金がいくらあっても足りないでしょ?」

ということです。

確かに企業が消費者にいかにして自社の製品を買わせようとしている世の中ですから家計の資金コントロールをする上で大事な考えかただと思います。

もっとも私目線で行けば「そこはお金かけてもいいんじゃない」ということもありました。

高速道路を使えば半分以下の時間でいける行程を半日かけて一般道路で行ったり、5年くらい使ってコゲで真っ黒になった2,000円もしないフライパンの買い替えにも「まだ使える」とだましだまし1年くらい使い続けたりです。

所有欲を満たすために着ない服を買うなどは私も無駄使いとは思うのですが、多少のお金を使えば時間が短縮できる、効率的になる、というものであればお金をかけていいと考えます。

お金を惜しむばかりに時間を消費してるかもなぁと思うこともあったのです。

お金の余裕が心に余裕を

ただ最近奥さんの価値観に変化が出てきています。

先述した彼女の口座にある現金138万円は彼女が自由に使っていいお金です。

また、我が家の資産額も毎月のマネー会議で順調に増えていることを報告できていて、早期FIREという状況には程遠いのですが、このペースで行けば子供の学費と老後資金はある程度賄えるだろうというところまでは見えてきています。

そうしたお金の余裕のおかげか彼女の言動が変化してきています。

「お金に余裕ができた。」という直接的な発言もするようになってきました。

出勤時のお昼は毎日「オールブラン」を牛乳に浸して食べているようなのですが、そこにコンビニスィーツを一品追加する日も出てきているようです。

先日お盆に帰省するときも「時間を金で買ってやる」と高速道路に乗って彼女の実家へ向かいました。

そして「来年家族でハワイに行きたい」という発言です。

もともと子供たちが小学生のうちにハワイに行きたいと思っていた奥さん。

HISの旅行券積立をせっせとやっていて昨年満期を迎えたのですが、まだその頃はコロナ禍の影響で海外へ行くことのリスクが高く、結局国内の沖縄旅行へ変更した経緯があります。

ただやはり家族で海外へ旅行することをあきらめきれず、今彼女の口座にある自由に使えるお金138万円を使えば生涯に1回 子供たちがまだ子供のうちに行くことができると判断したようです。

その希望を受けて計算したところ家族4人1回ハワイに行くくらいなら彼女の口座から出さずとも家計のやりくりで何とかなりそうなので、来年の実現に向けて具体的に詳細を詰めていくことになりました。

物欲を満たすためだけのなにも残らない浪費ではなく、時間や経験のためにお金をかけてもいいという考えになってきています。

お金の余裕が「やりたいことを我慢する」というハードルを下げて奥さんの心の余裕につながってきていると実感しています。

それだけが原因ではないですが軽いケンカやトラブルはあるもののおおむね家族仲、夫婦仲は良好です。

最後に蛇足を一つ。

奥さんが独身の頃、新宿の某超有名占い師に手相を見てもらった時に言われた言葉

「あなたは年を経ることにお金に困らなくなくなるよ」

私自身そうしたたぐいのことは信じないほうではありますが、そうなれればいいなと思っていますしなれるよう努めたいと思っています。

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