奥さん金を買うについて




家族とお金
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回は奥さんが希望して我が家の資産ポートフォリオに金を加えた話をしたいと思います。

7月に購入した国債に続いて我が家の資産ポートフォリオに新たな資産が追加されました。埋蔵量に限りありその希少性から今後我が家の資産を増やしていくけん引役になってくれることを期待しています。

過去最高値をつけた金

今年2月に大きく話題になった日経平均のみならず、今年はニューヨークダウ、S&P500、ナスダックも史上最高値と、値動きの幅が大きくて日々の値動きのインパクトは大きいものの、なんだかんだ元気に推移している2024年の主要株価ですが、ここ最近株価とならんで最高値をつけたと報道され注目されているのが金(ゴールド)です。(「金価格、過去最高値を更新」)

金価格の値上がりは今にはじまったわけではなく長期的な視点で見ても値上がりしています。

三菱マテリアルHP 金価格推移より

そもそも金投資とはなんなのか?
我々がやっている株や投資信託への投資とはなにが違うのか?

三井住友カードのHPで初心者向けの読み物としてまとめられていたので参照してみます。(【初心者向け金投資の始め方】知っておきたい金投資の方法とメリット・デメリット

まとめると次のようになります。

・昔から世界中でその普遍的な価値が認められている
・信用度が高く世界中のどこでも換金できる
・政治的、経済的混乱期や災害、インフレ時に値上がり傾向
・「有事の金」として資産を守るために金投資をする投資家も多い

それまで各国間の為替の固定相場制(ブレトン・ウッズ体制)に終止符を打ち、現在の変動相場制へ移行するきっかけを作った1971年のニクソンショックの内容も第2次大戦後の基軸通貨であったアメリカドルの金への兌換を停止するというものでした。それだけ世界的な共通な物差しとして信認が厚いものであるということがうかがえられます。

さてその金。グラフで見てわかる通り、リーマンショックの2008年から値上がりし、株価の回復期に入った2013年頃からしばらく停滞期に入っていて株とは逆相関になる資産といわれてきましたが、ここ数年は株価指数と同時に金も値上がりしてきました。

コロナ禍後世界的な金余りな状況になり、株高で余剰したお金がリスクヘッジとして金に買い向かっているとも言われています。

そのような金を奥さんが家庭の資産のために持ちたいと言い出したのです。

金を持っておきたい理由

とはいえ奥さんが欲しいと言い出したのは昨今の金の値上がり報道を見てというわけではありません。過去私がしたXのつぶやきを確認すると2020年段階ですでに「持ちたい」という発言をしていました。

ただ2020年といえばコロナ禍真っ盛り。我が家の資産は2020年3月のコロナショックで受けた傷の回復が優先でしたし、会社のボーナスも満額支給されないということもあり、金に投資をする余力はありませんでした。

対して現在は我が家の資産も回復し、株価に合わせて過去最高値を更新することができており、資産の一部を投資信託以外に振り分けることもできるようになっています。

奥さんが金がほしい理由はまさに先に紹介したまとめの通りで、今後世界の混乱や災害が起きた場合の値上がりが期待でき、換金ができる安全資産として持っておきたいとのこと。
ここに来てウクライナ、中東と戦火が続いていることも金を持つという気持ちの後押しになったようです。

ただキラキラした高価なものがほしいということでなく、ちゃんと金に投資することの情報を得て根拠を持って言っていることに納得し、では上限50万円にしてスポットで金を購入しようということになったのでした。

奥さん金を買う

50万円をさらに半分にわけ、半分を口座管理に、もう半分を現物で持つことにしました。

現物で持つのは災害時に持ち運びしたいからなのですが、満額自宅に置いておくのも危険ですからリスクヘッジの観点から半々にすることにしています。

まずは口座管理するほうですが、すでに投資信託・株を保有しているSBI証券で金取引口座を開設することにしました。

開設したのは奥さんの口座で、株の取引きでSBI証券口座を触っている彼女は難なく金取引口座を開設。
買付手数料3,300円に引っ掛かっていたようですが「でもこれを上回る値上がりが期待できるよね」と入金済の買付余力を使い20万円分の金を購入しました。

購入後も金価格は値上がりを続け、20日間で+13,437円 6.5%の伸び。彼女が心配した3,300円分の手数料はすでに取り戻すことができています。

続いて現物です。
奥さんと一緒に東京銀座の「田中貴金属 銀座本店」へ赴きました。

特段予約などせず入店後受付で金地金を購入したい旨を伝えると販売の店員さんがついてくれます。

当初奥さんは持ち運びしやすい金のリングを考えていたのですが、購入金額に対する買取値が安いため断念。比較的換金性が高く、チェーンをつければネックレスにもなる純金製24kの金の板を購入することになりました。

購入費は10gで23万円ですが、現在の買取値だと147,000円。
長期保有想定ですから、このー8万円の差額も今後の金価格の値上がりで埋まり、上回っていくことを期待しての購入です。

以上 奥さんが金を購入した話をさせていただきました。

7月に購入した国債に続いて我が家の資産ポートフォリオに新たな資産が追加されたことになります。埋蔵量に限りありその希少性から今後我が家の資産を増やしていくけん引役になってくれることを期待しています。

ただ惜しむらくは奥さんが最初に「金を買いたい」と言った2020年12月に購入していなかったこと。
そのタイミングで購入していれば今頃そこから2.3倍の価格にはなってました。
株取引で一度もマイナスを出したことのない奥さんの意見、今後はちゃんと聞いておこうと思います。

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