電力会社の切り替えでイライラしたことについて




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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

本日は昨年末に引っ越した新居の電力会社切り替えがスムーズにいかず、大変イライラした話をしようと思います。

東電と楽天でんきと4度以上の電話とメールのやりとりを経て、申込時に発生したエラー原因を特定でき、1か月以上の時間をかけてなんとか電力会社の切り替えをすることができました。

のり家が使っているのは楽天でんき

のり家では2年前から電力会社は「楽天でんき」をつかっています。

理由は楽天ポイントで支払いができるから。

我が家は他の家庭と比べて比較的電気の利用が少なく、東電から他の電力会社へ切り替えシミュレーションをしても電気代が大きく下がるということはありませんでした。(「水道光熱費について」)

その点楽天でんきは電気代を楽天ポイントで払えるという点が他の電力会社と大きく違います。

我が家では昨年ひと月当たり平均4,000ポイントの楽天ポイントを獲得しました。

その獲得ポイントの中には使い道が限定されている期間固定ポイントも含まれているのですが楽天でんきへの支払いは期間固定ポイントも使えます。

楽天ポイントすべてを電気代の支払いに充てることで、利用期間が定められている期間固定ポイントをどうやって使おうかと毎月考えなくて済みます。

またポイントで支払うことで手元の現金がその分浮きます。
一年間で48,000円の現金が浮くのはかなり大きな利点です。

あと以前は楽天でんきを使うことで、楽天市場のSPU(スーパーポイントアッププログラム)倍率が増えていたのもメリットだったのですがそれは2年間の間で対象から外れてしまいました。

ただそれでも楽天ポイントで支払いができる限りは楽天でんきを使うメリットはあるという判断をしていました。

なので昨年12月に住まいを引っ越す際 新居でも引き続き楽天でんきを使おうと決めていたのです。

引越し先で楽天でんきを申込む

引越しを数週間後に控えた頃に「楽天でんき」の引っ越しお申込みページを確認しました。

私はそこで申し込めば引っ越し先で引き続き楽天でんきを使えると思っていたのですが、引っ越しの際は引っ越し元の楽天でんきを一度解約。引っ越し先で1か月ほど東電を使ったあとでないと楽天でんきとは再契約できないとのこと。

各家庭ごとに東電が設定している「お客様番号」と「供給地点特定番号」が定まらないと楽天でんきも電気の供給ができないとのことでした。

「お客様番号」とは電気の契約単位で東電が設定している13桁の番号のこと。

「供給地点特定番号」とは、電気の供給地点(契約場所)を特定するために全国一律で付番される22桁の識別番号のこと。

どちらも「電気ご使用量のおしらせ」に表示されています。

東京電力エナジーパートナーHPより

これは楽天でんき固有の事情ではなく、どの電力会社を使っても変わりはありません。

それならばとその時点では引っ越し元での楽天でんきの解約を申し込みを済ませ、引っ越しが完了して東電から1回目の「電気ご使用量のおしらせ」が届き「お客様番号」と「供給地点特定番号」の確認ができた1月下旬に再度必要事項を入力し楽天でんきへ契約の申込みを実施、楽天でんき側からも「お申込み受付完了のお知らせ」のメールが届きました。

しかしこれが今回の苦労とイライラのはじまりだったのです。

一向に解消されないエラー

1月27日に楽天でんきから次の連絡がメールで来ました。

「お客様にご入力いただいたお申込み情報と、現契約先の契約情報に相違があり、切替手続きが進んでいない状態にございます。
お客様番号等現在の契約情報が記載された画像を、本メールを引用の上で以下の宛先までメール送付願います。」

というものです。

あー、私の申込み時に数字の打ち間違いがあったかもなあと思いつつ、でもまあ「電気ご使用量のおしらせ」を送ればをすべて正しい情報が記載されているからこれで通るだろう、くらいの軽い気持ちで、東電からのお知らせを写真に撮った画像をメールで送りました。

しかし1月30日楽天でんきから今度は次のメールが届きます。

「いただきました情報とお申し込み情報に相違はないのですが、
現在ご契約中の東京電力エナジーパートナー株式会社様より『契約番号(お客様番号)不一致』のご返答をいただいております。
『マイページ』『検針票』に記載されているお客様番号(またはご契約番号)が、
今回お知らせいただいた番号と相違ない場合は、新たなお客様番号が付与されている可能性がございますので、
ご契約中の電力会社様へ『他電力会社への切替に必要な番号』とお伝えいただき、
ご返答いただいた番号を、上記画像(マイページ、検針票の写し)と併せてお知らせいただけますでしょうか。」

と言う内容です。

つまり私の申込み内容には間違いはないのだが、楽天でんきから東電への確認作業にエラーが出ているようなのです。

この段階になると私自身の申請に問題がないのだから面倒だなぁとおもいつつ東電のカスタマーセンターへ電話、事情を説明して私の手元にある「お客様番号」に相違がないかを確認します。

「はい。お客様がおっしゃるお客様番号で相違ありません。」
「私昨年末に引っ越していてそちらの番号が生きているということはありませんか?または楽天さんが言う通りこれとは別に新しい番号が発番されているとか・・・?」
「そのどちらもありませんから楽天さんへお伝えください。」

ということでしたのでそのままの内容をメールで楽天でんきに返信します。

楽天でんきからは「ご確認いただきありがとうございました。ではいただいたお客様番号で再度申請させていただきます」と言う返信が来てこれで前に進むかと思っていました。

ところがです。

2月5日に楽天でんきから次のメールが来たのです。

「東京電力様のお客様番号について、『×××××-×××××-×-××』でお間違いないとのことでございますが、
上記番号で申請したところ東京電力様より不一致のエラーが出ている状況でございます。再度同じ番号で申請も可能でございますが、また同様のエラーが出る可能性が高いため、
お手数ではございますが、再度東京電力様へご確認いただけますでしょうか。」

はあ?

そんな馬鹿な、と思いつつ再び東電へ電話です。

しかし結局エラーは解消されないまま、この楽天でんき⇔私⇔東電のやりとりがあとプラス2回続くことになるのです。

最終決着

「東電からはエラーの連絡を受けてしまいます」という楽天でんき
「お客様番号に相違がありません」という東電

間に入って同じことを繰り替えしていくことで私のイライラたまっていきます。
完全に私は右から左へ受け流すだけの伝書鳩状態です。

埒が明かないですから楽天でんきと東電とで直接やり取りしてエラー原因を追究して欲しいとも申し出ましたが、あくまで契約主体者である私の問い合わせでなければいけないようで、「申し訳ありませんがそれはいたしかねます」とのこと。

2月26日東電へ3回目の電話をしてやはり前2回と同じ結果になったあと、私は楽天でんきへ次のようにメールを返しました。

「今3度目の電話を東電様にしたのですが、3度目も私のお客様番号は『×××××-×××××-×-××』しかなく、ほかに番号がないとの返事でした。
15分ほど粘って聞いてみたのですが他に番号はないとの返事です。
これで3度目で私としてはこれ以上やっても同じ事の繰り返しのように思いますし、大変困惑しております。
東電さんのご担当者もお困りのようでした。
こちらなんとかならないものでしょうか。何かしらの解決策をご提示ください

ここまでくると半分イライラしながらも、このトラブルがどんな決着を迎えるのかとことん付き合ってやれ、という気持ちにもなっていて、楽天でんきをあきらめようという選択肢はありませんでした。

私のメールに対して2/27楽天でんきから「廃止取次番号」というものを提示されました。
どうやらそれが楽天でんきと東電とのやりとり履歴の番号らしく、この番号を伝えれば東電側にて「どんな理由で楽天でんき側へエラーの回答をしたのか」の履歴を調べてもらえるということでした。

そこで3月5日に4たび東電へ電話します。

4度目の同じ説明をして楽天でんきから教えてもらった「廃止取次番号」を伝えようとした時にオペレーターの方から「お調べしますのでお切りにならずそのままお待ちください」と言われてしばらく保留音が鳴った後、同じオペレーターの方が戻ってこられて

お客様の『お客様番号』と『供給地点地点特定番号』の紐づけがされてなかったのが原因でした。これから紐づけ作業を行いますので来週水曜日以降に再申請いただけるよう楽天でんき様へお伝えいただけますでしょうか」

ああ、4度目の電話でやっと明確な回答の提示を受けることができました!

やっと解決に迎えるという安堵の気持ちとともに、最初からその原因を確認してくれていれば1か月も時間を要さずに済んだだろういという思いはありますから、そのオペレーターの方には調べていただいた感謝を伝えつつ、しかし東電さんにはもっとはやく調べてほしかったというクレームをつけて電話をきりました。

東電との電話の内容を楽天でんきに伝えたところ3月11日に「ご利用開始予定日のご連絡」のメールを受け取りました。

無事我が家で楽天でんきを使えるようになったようです。

疲れました(笑)

しかし途中であきらめることなく、粘り強く両社間とのやりとりを継続した結果当初の目的を達成することができました。
5月の支払いからポイントで電気代を支払うことができます。

これをお読みの方でもし今後同じような状況になった場合は「お客様番号」と「供給地点特定番号」の紐づけがされているのか、東電、関電等に確認されることをおススメいたします。

なお私の申込みは1月でしたから受付をしてもらえましたが、ウクライナ情勢の悪化に伴う電力調達の不確実性により楽天でんきは2022年3月4日から新規申し込み受付を停止していることを最後に付記しておきます。

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