子ども達のおこづかいの使い方について




家族とお金
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

本日はのり家の子ども達のおこづかいの使い方、使わせ方についてお話しようと思います。

おこづかいの使い方をとおして、子ども達に社会に出た時のお金の使い方のコントロールを習得させることが、なによりも代えがたい子ども達へのプレゼントであると考えています。

我が家はお手伝いおこづかい制

どこのご家庭でも子どもが小学生にあがる前後くらいに

「おこづかいはどうしようか」

ということを考える、悩まれると思います。

月額定額制、必要な時に都度上げる制、お手伝いおこづかい制・・・等々

我が家でも息子が小学生に上がる前くらいのタイミングで夫婦で話をして「お手伝いをしてくれたらおこづかいをあげる」というお手伝いおこづかい制を採用することにしました。

我が家では子ども達が大学を卒業したら家を出て自活できる力をつけさせることを目標にしています。
その目標を達成させるため価値観の育成の一環として「労働の対価としての収入」を体感してほしいと思ったからです。

お手伝いおこづかい制に至った経緯の詳細はこちら「子供たちのおこづかいについて」にも記載しています。

具体的には、風呂掃除、リビングの床掃除、飼っている亀の水換え、洗濯物干し、夕飯のカレーつくりにそれぞれ@30円~100円で単価が決まっていて、その日の朝に奥さんが「今日お風呂掃除のおこづかいやる人!」と募集し、子ども達がそれに応募する形になっています。

お手伝いが完了したあと、奥さんがその状況を確認し、基準に達していたら報酬をもらえます。

当然ながらたくさんお手伝いをやったほうが多くもらえるので「お兄ちゃんだからおこづかいが多い」といった年齢が高いほうが多くもらえるなどということはありません。

機会は平等で本人のやる気次第で月にもらえる額が変わってくることになります。

小学生の、特に低学年のうちはこの「やる気」の維持がなかなか大変です。
ルールを定めたはいいが、声をかけても誰もやらなくなり、やがて形骸化することも考えられました。

なのでのり家では子ども達がお手伝いをやらざるを得ない環境を作りました。

テレビゲーム機やゲームソフト購入など、親が特段子どものために必要と判断していないものを手に入れるためには、自分でお金を貯めて買いなさい。

というものです。

我が家ではクリスマスや誕生日に「子どもが欲しいもの」をプレゼントとして上げることを意図的にしてはいません。(なので子どもたちにはサンタクロースのことを信じさせることはしていません。子ども達も幼いころからサンタのことを「ファンタジー」として理解しています)

なので小学生に上がったら周囲の友達が当然のようにもっているNintendoSwitchなどのゲームソフトやゲーム機を子ども達が手に入れるためには、自分たちでおこづかいを貯めるしか方法がないのです。

子ども達が「ゲーム機を買って」と言ってくるたびに、我が家のルールを話して聞かせることで子どもたちにも認識させました。

このことで大事なのは子どもから言われた時に夫婦とも同じことを言う、ということです。

夫婦のどちらかがルールを崩してしまうと子どもたちもそちらになびいてしまいます。

友達が普通に持っているものを買ってあげないことは親として少し胸が痛みます。
またプレゼントの包みを開けて喜ぶ子どもの顔を見たいものです。

しかし私たち夫婦は子ども達の成長のためには

自分たちでお金を貯めてゲーム機を買う経験>無償でゲーム機を与える一時の喜び

であると判断
しあらかじめ夫婦で目線を合わせました。

両親のどちらに言っても「欲しいゲームはお手伝いをしてお金を貯めて自分で買いなさい」と言う答えを何年も続けていますので子ども達も含めてそれが我が家の「常識」になっています。
結果彼らが欲しいものを買うための収入源としてお手伝いおこづかい制ももう4年近く継続することができているのです。

マネー会議で子ども自身におこづかいの報告をさせる

現在のところ子ども達の収入源としては以上のお手伝いおこづかいの他に

・お年玉
・自分のものをメルカリで売却した金額

が入ってきます。

お年玉は年に1回のボーナスみたいなものです。
こちらは小学生に上がってからは親が取り上げることなく子ども達自身の管理にしています。
またメルカリも自分で不要と判断したおもちゃや本、ゲームソフトについては親のチェックの上売却してもいいということになっています。
子どもたちが共同利用しているスマホの中にメルカリソフトを落として、それで取引をしています。

そうしたおこづかいは「おこづかい帳」に記載して本人たちが管理します。

こちらの写真は実際に子どもたちがつけているものです。

「ことがら」の「おてつだい」はお手伝いをしてもらった収入。
「インター」というのはSwitchで有料ゲームをネットでダウンロードした、またはオンラインゲームの利用料です。

Switchの決済はオンライン上で私のクレジットカードでやっていますが、それと同額を子ども達は私に支払っています。

そうして管理したおこづかいの収支をのり家で行われている「のり家マネー会議」で毎月子ども達自身に報告させていています。

ここではおこづかいを何に使いたいか、いつまでにどのように貯めていくかを報告してもらっています。

ここで子ども達に身につけてもらいたいのは「お金を管理する習慣」です。

おこづかいの使い方や使い道について両親から大きな注文はつけません。
彼ら自身の資産なのですから、彼ら自身が考えて使えばいいと思っています。

ただそれをあればあるだけ使うのではなく、きちんと自分で収入を計画して、収支の中で使っていくというお金の使い方のコントロールを身につけてほしいのです。

息子は自分の欲しいゲームソフトの発売情報を事前にリサーチしていて、それをオンラインで買ってほしいことを親に伝えて、購入金額を親にわたします。

娘は2年後の中学生になったら「中学生Youtuber」になるべく、そのためのカメラや加工編集用のパソコンを購入するために今はなるだけお金を使わずに、目標に向けて貯めている状況です。

また「自分のおこづかいで買う」ため、いかに安価にお得に手に入れるかを子ども達自身も考えます。

息子は過去に発売されたゲームソフトを購入する際はまず「メルカリ」で安価に出品されていないかを確認します。また新品を買う際にも「最安値ドットコム」で調べてどこで買うと最も安価かを調べてから購入しています。

娘はポイントに興味を持っていて、お買い物でポイントをためてそれを次の買い物で使うことを考えています。

生まれてはじめての「資産」おこづかいでお金の使い方を学ばせる

以上我が家でやっている子どもたちのおこづかいの使い方についてお話して参りました。

子どもにお金の使い方をトレーニングして習慣化させることは、学校ではなく親しかできないこと。おこづかいのあげ方も考えますし、どのように使わせるかを教えることも難しい所です。

おこづかいをあげるまではしているものの、「無駄遣いするんじゃない」という声掛け程度にとどまっているご家庭もまだ多いのかもしれません。

子どもたちにとっておこづかいとは生まれてはじめて手にする自分の資産です。

お金の使い方に大人だから、子どもだからという年齢による違いはきっとなく、大人がやるべきお金の使い方のコントロールと同じことを、子ども達にも実際にお金を使わせる、お金を使う計画を立てさせることを習慣化させて、習得させてあげたいと考えています。

のり家マネー会議で行っている子ども達からのおこづかい報告は、彼らがこの家いる間はずっと継続させる予定です。まだ10年以上の時間がありますから、続けていく間に、金額感も使い道も変わってくるのでしょうが、だからと言ってお金の管理のしかたはやるべきことには変わりはないと思います。

今後10年以上もの間実地にトレーニングを繰り返すことで、人生で必要なお金を得るために、

収入を増やす
貯蓄する
効率的な経費コントロールをする、
余剰資金の一部は投資で増やす

という流れを計画的に行っていくことを、空気を吸うように普通のこととしてできるようにして、社会に送り出してあげたいと考えています。

それがなによりの子どもたちへのプレゼントであると私たち夫婦は考えています。

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