子どもたちの「少しの不幸」について

家族とお金

こんにちは。のり(@nori19701128)です。

今回は「子供たちの少しの不幸」というテーマでお話しようと思います。

我が家の子供たちは「少しの不幸」を経験することで「お金に強く」なっていっていると思います。

他の家庭のあたりまえ

幼いころは気にすることなかった他の家庭との比較ですが、子どもたちも小学生中学年になり、他のご家庭に遊びに行くようになると嫌でも友達の家と自分の家とを比較するようになります。

・友達の家ではクリスマスや誕生日に最新ゲーム機やゲームソフトを買ってくれる
→我が家ではクリスマスや誕生日にゲーム機を買ってあげることはありません。
子どもたち自身がお手伝いをしてもらえるおこづかいと、お年玉を貯めることでのみゲームソフトを買うことができます。

・友達の家では自家用車がある
→我が家では自家用車がなく必要な時にレンタカーを使います。

・友達の家は綺麗な一戸建てか、駅前の新築マンションに住んでいる
→我が家では4人家族 2LDK 東京通勤圏で築20年 家賃8万円の賃貸マンションです。

・友達は毎月3,000円のおこづかいをもらっている。
→先述しましたが我が家ではお風呂掃除やベランダ掃除などお手伝いをした上で対価としてお小遣いを渡しています。

・友達の家ではよく外食をしている
→我が家も外食はしなくはないですが頻度はそれほど高くないと思います。1か月に1回あるかないかくらいでしょうか。

・友達はすでに個人用のスマホを持っていて他の友人とLINE交換をして連絡を取り合っている
→我が家でも家族の連絡を取るためにスマホを購入し、LINEをインストールしたのですが、友達との長LINE通話が発覚し、スマホを取り上げてLINEができないキッズ携帯に交換しました。

子どもたちは、そのようなところを友達の家と比べて「うちもそうして欲しい」と訴えてきます。

子どもたちのが感じる「少しの不幸」

友人、会社の同僚、同じ年くらいの取引先の人たちとはクリスマス前くらいになると

「そろそろサンタクロースの存在を疑りはじめてるんだよね」
とか
「冬のボーナスでクリスマスプレゼント用のゲーム機の最新ソフトを買った」

などという話題になります。

そのようなお話をうかがうに、他ではクリスマスや誕生日には子どもが欲しがるゲーム機などを買ってあげるご家庭が多いのだろうと想像します。

それを思うと自分たちでおこづかいを貯めてでしかゲームを買うことができない我が家の子どもたちは、友達と比べて「少しの不幸」を感じているのだと思います。

家も狭くて自分の部屋も持ててないし、週末に遊びや外食に行くための車もありません。

もっとも、3食はちゃんと食べられていますし、ほとんど中古ですが、着るものも不自由はさせていません。

また息子はプログラミングに合気道、娘はドッジボールチームにそろばんと、彼らの能力を伸ばせる習い事は行かせています。

しかし、子どもたちの割と多めの友達が当然のように享受できている「幸せ」を経験ができていない。

「少しの不幸」を感じているのだと思います。

「少しの不幸」が「お金に強く」する

ちなみに昨年奥さんが買ってきたクリスマスプレゼントはコロコロコミックの最新号でした。

毎月買ってもらっているご家庭も多いだろうマンガ雑誌で大喜びする息子の姿を見て、私も少しかわいそうかなと思わないでもないのですが、しかし私たち夫婦の共通の認識で、こうした方針で子どもたちに「お金に強く」なってくれると考えています。

小学生に上がった息子が最初に欲しかったのはNintendo3DSでした。

BOOKOFFやTSUTAYAに行くたびに中古ゲーム機が陳列されているガラスケースをのぞき込んでいたのですが、自分と妹のおこづかいを貯めた金額で手が届く中古品を見つけた時にはまさに天に上るかのような喜びようでした。

その後2年間で再びお手伝いのおこづかいと、毎年のお年玉でお金を貯めて、今年の1月に晴れてNintendoSwitchを購入しています。

新しいゲームソフトを買うために、遊び飽きたゲームソフトを「メルカリで売ってほしい」と依頼してきたこともあります。

その時は一緒に画面を見ながら売りに出し、無事売却できた時も息子に確認しながら操作を進めました。
彼は自分の考えで自分のものを売却し、そのお金で新しいものを購入する経験をしたことになります。

また今年の特別定額給付金の支給の際も「自分に支給される10万円のうち1万円分だけ使わせて欲しい」と言ってきました。
(その時の詳細は「子どもたちと特別定額給付金について」で記事にしています。)

家の資産や親の収入にも興味を持って質問してきます。
そういう時は私たちは隠さず話すことにしています。

私が買った両学長著の「お金の大学」も楽しそうに読んでいます。

子ども達に投資を経験させる企画にも積極的に参加してくれました。(「投資をしよう!~地の巻~」)

また家計だけではなく、消費税や金利についても気にしています。

私が教えたわけでなくいつの間にか「金利」の言葉の意味を知っていて、

「お金を貸した人が、貸した金以上にもらえるお金のことでしょ。それがないと貸したほうの儲けがなくなる。」

と説明してくれました。

「少しの不幸」を経験することで、自分が欲しいものを手に入れるためにはどうすればいいかを、自分で考えるようになっています。

それに伴いお金にまつわることへの関心も高く、おそらく同年代の子どもに比べれば「お金に強く」なっているのではないかと思います。

目指すのは子どもたちが自分で生きる力

これが毎月適度な金額をもらえて、誕生日、クリスマスには欲しいおもちゃ、ゲームが買ってもらえ、「満足した幸せな状態」が続く環境であった場合、ここまでお金に興味と関心を持ち得ていたかは疑問です。

IFはあり得ないので、そうした環境だった場合の子どもたちと比較することはできないのですが、少なくとも上の息子については、「少しの不幸」がもたらす飢餓感が彼にお金のことを考えさせる動機になっているのではないかと想像します。

私たちが家庭を経営する上でヴィジョンとしているものの一つが、子どもたちに自分自身で生き抜く力をつけさせて社会に送り出すというものです。

私たちは子どもたちにゲームやおもちゃではなく、生きる力をプレゼントしてあげたい。

欲しいものは親が与えるのではなく、自分の力で獲得するんだよ、獲り方は親が教えるけど、自分の頭でも考えな、というメッセージを伝えていき、子供たちに「お金に強く」なっていってもらいたいと考えています。

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