子供のスマホに入っているお金のアプリについて




家族とお金
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回は我が家の子供たちのスマホに入っているお金のアプリについて話をしようと思います。

私たちが中学生だった頃スマホを使って金融取引ができる時代が来ることなど想像だにしていませんでした。今の子供たちが長じる20年~40年後には現在からは想像できない別のテクノロジーが使われていることになると想像します。

そうした変化に彼らが対応できる力をつけていけるよう、スマホやwebでできることはそこで完結できることを彼らに実体験をさせて、使いこなせるようになってほしいと思いっています。

2023年1月から子供たちも個人スマホを持つようになりました

子供が何歳からスマホを持たせるか、というテーマに関しては今の世の親の考えどこかと思います。なにせ親世代の子供の頃はスマホはなかったのですから、何歳で持たせるのが適当か、という経験値がないわけです。

親戚の子供たちの様子を見ていると、各家庭の方針もあるのですが、持たせる年齢は高校生→中学生→小学生高学年と年々低年齢化している感じがしています。

2022年以降に初めてスマートフォンを持った子がいる親1,000人に対して行われた「2023年1月初めてスマートフォンを持つ子どもと親への意識調査」(MMD研究所 2022年12月調査)では、小学生未満~大学生以上の間ではじめてスマホを持たせた年齢は小学6年生、中学1年生がピークになっており、中学3年生までには80%の子供がマイスマホを持つようになっているようです。

かく言う我が家も息子が小学6年生、娘が小学5年生の2022年暮れから2023年1月にかけてそれぞれに個人専用のスマホを持たせました。

もともと我が家では子供共用でキッズケータイが1台、スマホが1台あったのですが、子供たちもそれぞれ習い事や友達と遊びに行くなどの家族から離れて単独行動をする機会が多くなってきたので家族間の連絡を取り合うツールを持っておきたいということと、中古で買った子供共用スマホが壊れてしまったのをきっかけに購入することに決めました。

契約は奥さんが入っているキャリアでの親子割、キッズケータイと旧スマホは他社キャリアからの乗り換えなのでキャンペーンでスマホ本体代も1円と格安で済んでいます。

マイスマホを持たせるとは言え、まだ未成年ですから使用時間の制限や見られるサイトのフィルターもかけています。アプリのダウンロードの親の許可制です。
友達とのLINEも、「親がいつでも見ることができる。そのことをLINEの相手にも伝える」という制限付き、などのルールを設けています。

子供たちにマイスマホを持たせる理由として先述した家族間の連絡ツールとしての他に、将来の自立に向けて最新のデバイスを使いこなしてもらいたいという思いがあります。

先日の息子が小学校卒業した春休みには、スマホで電車情報を自分で調べて千葉から原宿まで一人で自力で行って帰ってくるというミッションをこなしてもらいました。

そうした一環として彼らのおこづかいの管理などもスマホアプリを使って彼ら自身で行うように移行しています。

今回はそのように子供たちがスマホに入れているお金回りのアプリについて解説していきたいと思います。

①メルカリ

比較的早くから使ってるのがフリマアプリのメルカリです。

息子が小学5年生、娘が小学4年生で古い共用スマホを使っていた頃にダウンロード。
その頃から自分たちが読んでいた本などを彼ら自身で出品していました。
(その時の様子は「子どもがメルカリ経験したことについて」に詳しく記載しています)

今回それぞれのマイスマホを購入したことで旧共用スマホで使っていたアカウントは息子が引き継ぎ、娘は自身のメルカリアカウントを新たに取得し、自分のスマホで売買を開始しています。

その時は息子が「招待キャンペーンに参加してポイントをもらいたい」と望んだため、息子を招待した側、娘を招待された側としてキャンペーンに参加し口座開設。双方に1000ポイントほどのポイントが入るというポイ活も行っています。

旧スマホで運用を開始して1年半の間で息子は10件の取引をこなし、出品から、購入者とのメッセージのやりとり、コンビニで商品の発送までほぼ一人でできるようになっています。

自分で出品して売れる経験すると楽しくなり、自分の部屋で不要なものはないか、それはいくらで売れるのか自分で考えだします。たまには親のものを「売りたいんだけど?」と言ってきたりします。

先日彼が6年間使ってきたランドセルを彼自身で値付けして出品したのですが、私が「送料がかかるからもう少し値上げしたら?」とアドバイスしたところ。

「いや、すでに売れている中古ランドセルの値段を調べたらこの値段でないと売れないから」

彼自身で他に出品されている値段を調べていて、根拠をもって値付けができているようです。

また息子ほどではないのですが娘が出品した商品もいくつか売れています。
彼女も一連の流れを自身で体験しています。

②家計簿・お小遣い帳「PigPod」

続いては家計簿・お小遣い帳アプリ「PigPod」です。

AppleStoreの評価数は59件程度とおそらくそれほど使われていないアプリだとは思いますが、いざ紙のお小遣い帳からアプリに移行しようという時に息子たち自身にいくつか比較させて自分たちで選んだのがこれになります。

確かにUIは見やすくて、その月の収支が一目でわかりますし(今月息子は中学入学祝いをもらっているので収入が多い月です)

カレンダーで日別の管理ができ、

収入、支出の項目も自由に作れて、項目別に金額を見ることもできます。
「調整」というのは紙のお小遣い帳からの繰り越し額のことのようです。

これまでの紙の小遣い帳では鉛筆と消しゴムで修正していたものを、アプリで簡単に入力しなおせるので子供たちの手間も軽くなり、かなり楽になりました。

さすがデジタルネイティブな子供たち、すでにこちらも使いこなしています。

毎月開催されているマネー会議のお小遣い報告では、今では子供たちはスマホを開けて先月の収支を報告するようになりました。

高校~大学生になってきたらマネーフォワードMEを勧めてみてもいいかなと思っています。

第一生命NEOBANK

最後にネット銀行の住信SBIネット銀行第一生命支店 第一生命NEOBANKです。

第一生命が住信SBIネット銀行のBaaS(銀行インフラを使うことで銀行以外の事業者が銀行サービスを提供できる仕組み)を使って運用しているネット銀行になります。

子供たちには早い年齢からネット銀行に親しんで欲しいという思いがあり、中学生、小学生でも口座が開けるネット銀行はないものか探していたところ、今年1月にリリースされたこの「第一生命NEOBANK」であれば生まれたばかりの赤ちゃん名義でも口座が開けるということでした。(親権者も第一生命NEOBANKの口座を持っていることが条件です)

しかも子供が14歳になるまでは親権者口座にログインした上で、子供の口座にログインができ、振り込み等の手続をすることができるのです。(その後子供の年齢が15歳になったら口座の管理権限は親から子供に移されます)

このブログでも過去語っているように住信SBIネット銀行は私が愛してやまないネット銀行なのですが(「住信SBIネット銀行への愛について」)今年のはじめまでは本家NEOBANKではまだ口座開設できるのが15歳以上という制限があったため、我が家の子供たち2名分の口座は第一生命支店で開くことにしました。

子供たちに「君たちのしばらく使わないお金の置き場所としてネット銀行の口座を開設したい」と言うと息子の反応は我が意を得たりという感じで「いいねぇ!」と同意してくれました。
なんでもスマホで完結させたい息子にとってはよりスマートになっていくことが快いみたいです。

ただ15歳未満口座の作成はweb上ではできずに書面での申請が必要なのでが面倒なところ。口座開設した親権者がと親子関係にあることの確認をするためにはやむを得ないところなのでしょう。

郵送で申し込みしてからしばらくすると口座開設書類が郵送されてきたので、子供のスマホに第一生命NEOBANKのアプリをダウンロードし、親子でID、Passの設定をした上で一緒にセブンイレブンへ行き、「アプリでATM機能」を使ってお小遣いで当面使わない大きな金額をセブン銀行ATMに入金する経験を彼ら自身にさせました。

自身が入金したお金がすぐに銀行アプリの画面に表示されることに二人とも嬉しそうでした。

その後も両親の実家に行った際に彼らの祖父母からお小遣いをもらった時など、追加で銀行に預けるようにしています。

なおその後2023年3月より本家の住信SBIネット銀行でもほぼ同じ条件で子供名義の口座をつくることができるようになっています。NEOBANK 住信SBIネット銀行HP お子さま名義の口座

その情報が出た頃にはすでに第一生命NEOBANKで子供たちの口座は開設済でした。
機能として大差ないですから、本家NEOBANKの口座を改めて作ることなく第一生命支店のままで使っていくことにしています。

今後決済アプリ、家計管理アプリもいれていきます。

以上 現在中学1年生、小学6年生の子供たちのスマホに入っているお金のアプリについてお話してきました。

今後も必要性に応じて、モバイルPASMO、PayPay、マネーフォワードなどのアプリも順次いれていくよう促していこうと考えています。

もうスマホでなんでもできることが前提の世界に生きている彼らですから、こうしたお金にまつわるアプリについても何の抵抗もなく受け入れて使いこなしています。
私たちの親の子供の時代にはなかったTVやラジカセ、ビデオデッキ、ファミコンを難なく使っていた若い頃の私たちと同じようにです。

私たちが中学生だった頃 このようにスマホを使って金融取引ができる時代が来ることなど想像だにしていませんでした。きっと今の子供たちが長じて30代~50代になる20年~40年後には現在からは想像できない別のテクノロジーが使われていることになるでしょう。

そうした変化に彼らが対応できる力をつけていけるよう、スマホやwebでできることはそこで完結できることを彼らに実体験をさせて、使いこなせるようになってほしいと思っています。

ラジオもやってます。 よかったら聞いてください。

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