今年一番伸びた金融商品について~ベストバイストック2025~




投資信託
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

SNS「X」やオフ会で交流させていただいているななしさん(@_teeeeest)が主催している「ベストバイストック2025

せっかく投資ブログを書いているのだから、今年度に購入した金融商品で一番良かったものを書きたいし他のブロガーさん渾身の記事も読みたい。堅苦しくなく、年の締めくくりとしてドヤ顔で記事を書きましょう!」という企画です。

毎年12月の1日から25日まで投資ブロガーの皆さんが今年のベストバイ金融商品を自身のブログで発表されています。

今年のラインナップメンバーはこちらになります。

ベストバイストック2025カレンダーより

2019年からはじまっているこの企画。私は2023年、2024年と書く側として参加させていただき、今年もななしさんからのお声がけで記事を書かせていただくことになりました。

昨日発表された「FIRE: 投資でセミリタイアする九条日記」を運営されている九条@セミリタイアさんからバトンを引き継ぎ12月21日回を担当させていただきます。

九条さんとは今年何度かお酒の席でご一緒させていただきました。
お付き合いいただきありがとうございました。
来年も一つよろしくお願いいたします。(業務連絡)

今年のベストパフォーマンス銘柄

「家族を守るお金」の話題をテーマにしているこのブログですが、金融商品についての話題はそう多くはなく、私が「投信ブロガー」として記事を書く数少ない機会です。

例年何にしようと悩んでいましたが、テーマが「ベストバイストック」なのですから昨年から「その年に購入した金融商品のうち最もパフォーマンスがよかったものにしよう」という方針にしています。

今年年初から購入してきた商品がこちら

eMAXIS Slim 先進国インデックス
eMAXIS Slim 新興国インデックス
eMAXIS Slim 国内株式(TOPIX)インデックス
iFreeNEXT インド株インデックス
ピクテiTrustインド株式

先進国、新興国、日本のそれぞれの投資信託を組み合わせて構築するというオールドスタイルのポートフォリオに今後の成長を見込んでインド株式をトッピングしています。

今年はこちらに加えて「SBI・iシェアーズ・ゴールドファンド(為替ヘッジなし)(愛称:サクっと純金)」を購入しているのですが、購入開始が11月からですので評価対象にするのは来年からとすることにします。

以上のり家が今年の年初から購入していた5つのファンドについて今年1月6日-12月19日の間の基準価額の伸び率を評価基準といたします。

本来なら我が家の資産額の拡大に最も寄与したものが適切とは思うのですが、そうすると保有金額の大きい先進国株式に毎年固定されてしまうので、あくまで基準価額の伸びを評価基準とします。

昨年の1位はeMAXIS Slim先進国インデックスでしたが、さて今年は…

eMAXIS Slimの新興国、国内株式で競ったのですが、僅差でeMAXIS Slim 新興国インデックスが今年最もいいパフォーマンスを発揮しました。今年のベストバイストックは「eMAXIS Slim 新興国インデックス」といたします。

11月に投票したファンドオブザイヤーでも同じ銘柄に投票しています。(「個人投資家が選ぶ! Fund of the Year2025に投票したことについて」)

なお我が家では指数への信頼度の高さから国内株式はTOPIX連動にしているのですが、日経平均連動のものにしていたら国内株式(日経平均)が伸び率128%で1位になってました。

「eMAXIS Slim 新興国株式インデックス」

というわけで今年ののり家ベストバイストックはまさかの「eMAXIS Slim 先進国インデックス」です。

「eMAXIS Slim 新興国インデックス」は同じ三菱UFJアセットマネジメントが運用している「eMAXISシリーズ」の一つで、MSCI エマージング・マーケット・インデックスをベンチマークとし、新興国株式市場全体の値動きに連動する投資成果を目指して運用されている投資信託です。

対象インデックスの国、地域別の構成比は以下の通り

eMAXIS Slim新興国インデックス 「投資信託説明書(交付目論見書)使用開始日 2025.7.25」より

国別銘柄では現在物議を醸しだしている中国、台湾で半分近い48.2%を占めています。

近年リスク回避の観点から中国、台湾銘柄を回避する向きが多いですが、私としては長期で見たときに、この先GDP世界第2位の経済大国中国政府が、今の方針から転換するという可能性も排除しきれないと考えていて、別途インド株式投信を購入することで中台株式比率を低減させつつ、新興国株式の購入も続けています。

続いて組み入れ上位銘柄は次の通り

台湾のTSMC、中国のテンセント、アリババ、韓国のサムスンなどの大手企業が続きます。
新興国とはいえ上位はほぼアジアの企業です。

最後に今年の基準価額の推移が以下になります。

eMAXIS Slim新興国株式インデックスファンドHPより。2025年1月6日日ー12月19日 基準価額、純資産総額推移

今年初旬の横横の動きからトランプ関税ショックで他指数と同様一時落ち込むものの底を打ってからは急回復、特に9月半ばからはさらに角度をつけた伸び率になっています。

今年の米国政府の関税交渉を中心にした保護主義への態度の変化から、基軸通貨としてのドルへの信認がゆらぎ、および米国株式銘柄の高騰から、相対的に中国、韓国、台湾企業の株価に割安感があり投資妙味があると判断されて、資金流入が起きたのだと想像されます。

さて来年は・・・

以上 私の「ベストバイストック2025」として「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」を紹介してきました。

これまでさほど注目されてこなった(むしろ避けられていた)銘柄ですが、アメリカ株式1強時代に陰りが見えはじめている昨今分散投資先の一つとして今年はキラリと光るものがあったと言えそうです。

もっともこの勢いが来年も続くとは限りません。

またアメリカが勢いを取り戻すかもしれませんし、今年好調だったヨーロッパのパフォーマンスが上がるかもしれません。もちろんあまり想像したくない有事が発生し、激減する危険性も孕んでいます。ただし、それでも来年も新興国への積立投資は継続していきます。

私はアメリカ株だけでなく、またオルカンだけでもなく先述した5つのファンドを組み合わせてオルカンよりアメリカ比率が低め、他が厚めのポートフォリオを組み、アメリカだけに偏らない全世界のどこが伸びても恩恵を得ることができることを目指しています。
どこかが不調でもどこかが伸びることで全体をフォローできる。
個人的には今後ヨーロッパ主要株価指数、アフリカの主要株価指数に連動する投信が出てくるのなら購入したいと考えています。

来年も先進国、新興国、国内、インドの4つに加えて先日積立開始した金(ゴールド)のカテゴリーで追加投資をしていく予定ですので、1年後もこちらの企画にお声がけいただけるのであれば、この5つのカテゴリーの中から最もパフォーマンスのよかったものを紹介したいと思います。

1年後どうなっているか私自身楽しみです。

さて「ベストバイストック2025」私からの次へのバトンですが2年連続で大空みさきさんが運営されているブログ「のんびりコツコツ投資生活」の登場です。

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