息子が矯正歯科治療をはじめたことについて




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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

先日中学2年の息子が矯正歯科治療をはじめた話をしたいと思います。

我が家の収入規模では14年前からの資産運用がなければ、子供たちの成長にともない食費も学習費も増えていくこのタイミングでの矯正治療費の捻出はできなかったのだと思います。

健康寿命を延ばすために必要な歯のメンテナンス

以前のブログにも書きましたが長い人生の後半生、病気の少ない健康体でいるための一つの対策として私自身は3か月に一度歯のメンテナンスへ行ってます。(「人生100年 歯のメンテンナスについて

メンテナンス内容は歯周ポケットの深さの確認、歯垢の染め出し、ブラッシングの指導、クリーニング、歯石除去、フッ素塗布などで、定期的に診てもらうことで虫歯の早期発見、対処をすることができます。

日々の歯磨きも歯間ブラシで歯間に残るカスを掻き出したあとにCURAPROX社のブラシ量の多い歯ブラシを使って歯の清潔さを保てるように心がけています。

それらをすることで高齢になったあとも食事の咀嚼能力を向上させて消化器への負担をやわらげることができますし、脳の活動能力を向上させて認知症になりにくくなります。
また歯周病を防ぐことで心臓病や糖尿病などの全身疾患悪化のリスクを低下することにもなります。

そうした歯の健康寿命を延ばすための手段の一つとして、歯並び、咬み合わせが悪い場合の矯正治療があります。

公益社団法人日本臨床矯正歯科医会のHPの「矯正歯科治療はなぜ必要?」という説明ページに矯正歯科治療のメリットとして以下の記述があります。

「矯正歯科の目的は、歯並び、咬み合わせの改善にあります。さらに良好な咬合の維持することで患者さんのQOL(Quality Of Life)の向上を目指します。
① 歯科疾患の予防
② あご骨の成長発育障害の予防
③ そしゃく機能の改善と維持
④ 口唇閉鎖不全の改善
⑤ 発音の改善
⑥ 顎関節と咬合との調和
⑦ 体のバランスや運動能力の改善
⑧ 一般歯科治療を行うために必要な歯の移動が可能になる


実は私は上の歯が前に出ている結構な出っ歯です。
普通に咬み合わせている状況で上の歯と下の歯の間に指一本余裕で入るくらいの隙間があります。

本来なら私の歯の状態なら矯正治療をしたほうがいいのだろうとは考えていたのですが、厚生労働省が定めている規定では歯並びの悪さは病気ではないため保険適用外になり総額100万円近い治療費がかかってしまうということから2の足を踏んでいました。それ以外の歯のメンテナンスはおそらく一般的は人よりはしっかりできているだろうから、ま、いいかな、と。

そして私よりも優先的に矯正治療が必要な家族が我が家にいました。
私の二人の子供たちです。

子供たちの矯正治療をスタート

残念なことに歯並びについて、子供たちは私の遺伝を継いでしまい歯並びは咬み合わせ不整合な状態です。子供たちの将来のことを思うのと同時に、中学に入り思春期に入った子供たちにとって歯並びの悪さが外見としてすごく気になる年頃になっており、彼ら自身も矯正治療を受けたいと希望するようになりました。
学校で行われる健康診断でも咬み合わせ不整合が指摘され、では二人矯正治療をはじめようかということになったのです。

今回子供たちが行った矯正歯科の場合治療開始までに

1・相談
2・検査、診断
3・診断内容を元に治療方針の提案、相談、承諾
4・治療スタート

というステップを踏みます。

まずは二人矯正歯科へ相談へ行きました。この段階では医療費は発生しません。

実際の歯の状態やレントゲン写真を診てもらった結果、中1娘はまだ骨格が発達中だということで時期尚早で来年2年生になってからゆっくりはじめようか、ということに。
中2息子はもうはじめてもいいだろうという見立てをしてもらいました。

本人の意思や家計のお財布状況などを確認したところ、いけそうだということで詳細の検査をしてもらった上で矯正歯科医師の方に診断してもらい治療計画書をもとに治療方針を説明してもらいます。(この段階で費用が発生します)

矯正治療では大きくわけてマウスピースを使ったものと、ワイヤーを使ったものに分かれます。

マウスピース治療の場合は最初に今の歯型から徐々にあるべき形にへ矯正していく数十枚のマウスピースを作成し、一週間から10日くらいの使用間隔で順次マウスピースを交換していくタイプです。
食事と歯磨きの時以外は常にマウスピースをはめている必要があり、また交換をする必要もあるのでマメな性格なほうが向いているとのこと。
ただ息子の場合は出ている角度がありすぎて必要なマウスピースの枚数が規定の枚数内には収まらないらしく、あるていど歯が引っ込むまではワイヤーを使いそのあとマウスピースに切り替えるハイブリッド型の提案をされました。

もう一つは最初から最後までワイヤーを使って動かしたい方向へ力をかけることで徐々に歯を移動させるというやり方。ワイヤーは本人で着脱する必要はないものの調整のために月に一度の受診が必要。
また歯磨きがしづらくて虫歯になりやすいというデメリットもあります。

担当医師から説明を受けたあと息子は「じゃあワイヤーでお願いします」とワイヤーを選択。
説明を受けてから一週間後同じ歯科医院でワイヤーの設置を行いました。

設置の途中お医者さんからは「中学生男子にしてはしっかり磨けているねぇ」とほめてもらいました。どうやら本人歯磨きには自信を持っているようでそれでワイヤー治療を選んだようなのです。
ワイヤー設置にかかった時間は40分ほど。

帰宅後「歯磨きしっかりできているってほめられたじゃん。」というと、彼曰く「とにかく虫歯になりたくないから念入りに磨いている。それに歯がいいほうが健康寿命が長くなる。」と将来の人生に対する歯の大事さはすでに理解しているようでした。

2024年10月こうして彼の矯正歯科治療ははじまったのでした。
治療がはじまって今日で4日目。最初は食事の咀嚼時に痛みを訴えることもありましたが、徐々に慣れてきているようです。

治療代と支払いについて

さて、先述した通り社会保険適用外になってしまう矯正医科治療費。高いとは言われますが、今回支払う費用についてお伝えいたします。
最初の相談料は無料ですが、その後の検査料から費用が発生します。

・検査料 33,000円
・診断料 22,000円
・治療費715,000円
・ワイヤー調整費5,500円×仮に3年かかるとして=198,000円
・総額 968,000円 

やはりよく聞く「歯科矯正治療費は100万円かかる」の通りそれに近い金額が総額としてかかってしまいそうです。

支払い方法は病院指定の口座に振り込みのみクレジットカードが使える歯科医もあるにはあるのですが、学校から自宅の間に位置し、通う本人の負担が楽だという基準で今回の歯医者を選びました。

治療費の71万5千円は一括支払いもできるのですが12か月まで分割払いができ、金利もかからないというので手元資金をなるだけ減らさないという観点から12回分割でお願いしました。

それと同時に今回の治療費で今年の我が家の医療費は確実に10万円を超えるので、来年の確定申告で医療費控除申告を行う予定です。このことを見越して他にかかった家族の医療費の領収書も捨てずにとってあります。

来年娘の治療もはじまると思うと来年分まで医療費が控除対象になるはずなので、保険が適用できない分、できる限り取り戻せるものは取り戻そうと考えています。

以上中学2年生の息子が矯正歯科治療をはじめた話をさせていただきました。

先述した通り歯の健康は全身の健康に直結することなので、子供たちがまだ10代のうちに治療を始めることができるのは、彼らの将来のためにプラスになることだと思いますし、100万円に近い金額も未来への投資と考えればやむを得ない出費であるのでしょう。

矯正治療が様々な病気の予防になり、社会保険における医療費の削減につながると考えれば、でき得れば社会保険の対象にしてほしいところです。

今回の矯正治療費は7月に運用資産比率が大きくなった我が家のポートフォリオをリバランスする際に矯正治療をすることを見据えて多めに現金化したものです。(「7月 資産のリバランスをしたことについて」)

我が家の収入規模では14年前からの資産運用がなければ、子供たちの成長にともない食費も学習費も増えていくこの時期での矯正治療費の捻出はできなかったのだと思います。

そういう意味では子供の誕生のタイミングでインデックスの長期投資をする選択ができてよかったと心から思います。節約をし、ポイ活をし、結果余剰のお金で運用をすることで「家族を守るお金」が増えてきているのだと実感しています。

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