こんにちは。
のり(@noriyusaku1128)です。
2025年6月2日(月)に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。
2021年8月の1回目から数えて3年11か月。
47回目ののり家マネー会議です。
今回も家族で様々な話ができました。
特に中学3年生 15歳になった息子は早いものであと3年で成人です。
高校から大学という彼の人生の進路を大きく影響を及ぼす分岐点に差し掛かっていて受験はもちろん最優先事項ですが、お金の使いかたの知識、経験もさらに深めさせていきたいと考えます。
当日のアジェンダはこちら。

5月度家計報告
まずはのり家の資産推移から報告です。
私「今年に入ってから下がり傾向にあった我が家の資産だけど5月末はどうだったでしょう?」
子供たち「今月も下がった…?」
と月を追うごとに資産額が減っていくトレンドに弱気な予想になっています。
私「ところがだ…」と言いながら我が家の資産推移を提示します。

娘「あ、少し回復している。」
私「4月はまさにトランプ関税発表直後だったらか大きな下げをくらったけど、その後交渉が進んだり、関税発動が延期になったりして、最初のショックから落ち着いてきているんだ。
特に最初は強気な発言をしながらいざ発動となると延期をしたり内容を緩和することから、向こうでは『Trump Always Chickens Out』=TACOって言われて株式市場がトランプの言動に慣れてきたってことがある。『トランプはいつもチキンだ』って意味だな。」
奥さん「でもそうした交渉をしているのもトランプの最初からの思惑かも?」
私「かもしれないね。ただ、関税問題は決着がついたわけではないからまだ当面は安心はできないとは思っている。」
私「次は5月のうちの家計を見ていこう」
と5月のり家家計を提示します。
とその時中学3年生息子から「文字が見えない。もうちょっと大きくして。」
と注文が入りました。
私「あれ?見えない?」
息子「うん、小さな文字が。」
私「それなら授業中の文字も見えずらいだろ?そろそろ眼鏡を買う時期だな。」
とふとした言動から家族の状況を把握していきます。

毎回通り我が家の資産額、収入にかかわるところは黒塗りにしています。
私「給料は平月並み。母ちゃんが5月から2日ほどシフトに多く入るので来月からは2万円ほど収入が増える予定。ポイ活でキャッシュバックが6万円!詳しい説明は省くけど情報キャッチのアンテナを立てることでキャンペーンに参加することができました。もちろん合法だよw。
「で、今月の出費はいくらでしょうか…?」
息子「うーん、80万円くらい?」
娘「70万円!」
私「娘のが近い。約72万円。なぜそれくらいかかると思った?」
息子「歯列矯正の治療が続ているし…」
娘「お兄ちゃんの修学旅行もあった!」
私「そうだね。あとお兄ちゃんの誕生日を祝ったり、1度家族で外食したのもあったからそれもある。
「修学旅行代(息子)が66,824円 、林間学校代(娘)が32,089円、歯列矯正代(息子)60,000円、歯列矯正代(娘)141,900円。これだけで合計20万円!
毎回言うけど歯列矯正代は来年3月くらいまでなんだかんだ支払いが発生するからそれまでは辛抱だなぁ。
「あと、父ちゃんのFPとして受けた研修代が15,000円かかった。父ちゃんは60代はAFPの資格を活かしてお金の相談を受ける活動をしたいと考えているんだ。それを見据えて今から準備をしていきたい。そのための研修を先月から受けはじめるようにしている。」
子供たちのおこづかい報告

次は子どもたちのおこづかい報告です。
息子のお手伝いは今回は月半分くらいで1,800円。
中学1年でほとんどお手伝いできてなかった娘については…「500円分お手伝いしたよ!」とドヤ顔します。今月は「1,000円を目指す」とのこと。少しづつ成長しているのでしょうか。
あと5月にはGWの親せきの集まりで3,000円のおこづかいをもらっています。
今月私からおこづかいの使い方について問題提起をしました。
私「まだ当選してないけど、買えるようになったとしてもSwitch2って本当に必要?」
というものです。
というのも息子は自分のゲーミングPCにYouTube、娘もYouTube、ピアノ、本を見ていることが多く以前ほどSwitchで遊ぶ場面を見かけなくなったため、買っても本当に使うか?ということなのですが…
子供たち「使っているよ。お父さんが見ていないだけで。兄ちゃんはSwitchを自分のPCのモニターにつなげて遊んでるし。」
私「そうか。いや、父ちゃんが考えたのはいずれ息子が使っているPCのスペックでは足りなくなってくると思うから、次世代のPC購入を見据えてお金を貯めておいたほうがいいんじゃないか、と思って」
息子「いやぁ、まだ次のPCを買う準備をしようとは思ってないな。それよりPCのおそうじアイテムを購入してメンテナンスをして今のPCを長持ちさせたい。」
なるほど「今のPCを長持ちさせる」。それは正しい判断です。
当初の予定通りSwitch2は当選したら彼らのおこづかいで購入することになりました。
なおSwitch2発売開始後に
私「メルカリでSwitch2が6万8千円で出品されているぞ。」
と声をかけたところ
息子「高ぇよ。」
とのこと。
メルカリで購入できる財力はあるもののそこは適正な価格で購入できるチャンスを待つようです。
続いて娘のほうです。
娘の課題はお手伝いが少なく、けど友達付き合いで出費は多くなりがちなこと。
毎月の出費は「2,000円以内に抑える」という目標を持っていたのですが…
娘「友達とスィーツパラダイスやサイゼにも行った。GUで服も買ってひと月全部で4,800円くらい使った…」
奥さん「これはもうアリとキリギリスでお手伝いをして出費もコントロールできているお兄ちゃんと働く者と働かざる者の差になっている。
娘も最初はサイゼリアで500円でおさめていたのが今は880円でも普通に使えちゃうでしょ?だんだん感覚が麻痺してきて使う金額が高くなってきてるのよ。」
娘「だって…」
私「じゃあ、どうしたら月間2,000円以内に抑えるか、来月ディスカッションしよう。来月までに考えてくるのが宿題だ。」
話はまた息子のほうに戻ります。
私「息子が15歳になったから提案なんだけど…」
と言いながら次のHPの画面を映し出します。

住信SBIネット銀行Vポイント支店(=V NEOBANK)のスマホデビットのHP。
スマホデビットの利用金額の1.5%がVポイントで還元されるという、クレカでもなかなかない高還元で、この春ポイ活、お得界隈で評判になっていたものです。
私「デビットカードってなんだっけ?」
息子「えーと、クレジットカードの亜種で使った分だけすぐに銀行口座から引き落とされる。」
私「クレジットカードとの違いは?」
息子「クレジットカードは後払いだから、使いすぎてお金が足りなくなる可能性がある。」
私「そう。デビットのほうが安全なので年齢制限もクレカよりも厳しくないんだ。このV NEOBANKなら15歳から銀行口座を作れるしデビット払いをすることができる。
で今君がネットで買い物するときは一度父ちゃんが立て替えてるじゃない?デビットを使えば君が直接購入することができるし、支払った金額に対してポイントを付けることができる。
しかもVNEOBANKデビットのVポイント1.5%還元というのはクレカでもあまりない高還元。やってみる?」
奥さん「やってみればいいじゃない。」
息子「そうだな。やってみるか。」
とすごくやる気があるわけでもないですが特に拒否もされなかったので息子のV NEOBANKの口座開設とVポイントID取得を進めます。
今はそこまでの気がなくても使っているうちに「同じ支払いという行為をしているのに支払い方でポイント、お得を得ることができる」というポイ活の第一歩を実感をしてくれればいいなという期待です。
娘と違い管理意識が高い息子なので使わせてみてもいいかと思い今回提案をしました。
子供たちの投資グラフ/為替グラフ

次は子供たちの投資グラフ作成です。
2020年6月のスタートから4年と12か月目。
グラフをつけて丸5年になりました。
2025年5月末現在の実績はスタートした2020年6月比で
アメリカ271% (2025年4月末253%)
全世界 243% (2025年4月末227%)
日本 197% (2025年4月末187%)
新興国 175%(2025年4月末163%)
娘「みんな上がったね。」
私「さっき説明した通り、トランプ大統領のやりかたに市場が慣れてきたからってのがあるな。」
娘「もうちょいだから日本にははやく200%に乗ってほしい!」
次に為替です。

娘「円高が止まらない。」
息子「トランプがいろいろ振り回すからドルの価値が下がってるんかね。」
私「これも5月中は一時 ドル/円=147円まで円安になったんだけどまた円高に戻った。為替も政策や株式の動きと連動してころころ変動していくから毎月気をつけて見ていこう。」
次回開催は7月6日(日)
最後に「母ちゃんより」です。
奥さん「6月は息子は塾の模試に学校では定期テストがある。どちらも来年の受験に大きく関わってくるから頑張ろう。娘も7月にピアノの発表会を目指して練習を頑張ろうか」
ここで私が息子に聞きたかったことを挟みこみます。
私「息子は4月の模試で第1志望校がC判定。第2志望校がA判定。第2志望校でもそこそこレベルは高い学校だけど、もう志望校のレベルを落として確実に第2志望の高校に入るようにしたほうがいいんじゃないか?」
息子「それはやだ。第1志望校に行きたい。」
とあまり自分の意思の主張の多くない息子ですがこれには強く反応しました。
むろん私の提案も私の本心ではなく、息子の意思の本気さを試すためのものです。
私「ならよし。君は内申はいいから今後は模試の点数を上げていかないとな。そうした意識で夏期講習を頑張って、11月ころの点数を見て受験校を決めていこう。」
という言葉で締めました。
以上第47回のり家マネー会議のレポートでした。
今回も家族で様々な話ができました。
特に中学3年生 15歳になった息子は早いものであと3年で成人です。
高校から大学という彼の人生の進路を大きく影響を及ぼす分岐点に差し掛かっていて受験はもちろん最優先事項ですが、お金の使いかたの知識、経験もさらに深めさせていきたいと考えます。
その第一歩としてのV NEOBANKのスマホデビットの提案でした。
それを彼がどう使って行くのか、それとも使わないのかは今後こちらでも報告したいと思います。
月にたった1時間。他の家庭ではおそらくやらない楽しくとも情報の密度の濃い時間を毎月積み上げていくことで、家族のそれぞれの人生を充実するものにできると確信しています。
次回開催は2025年7月6日(日)の夕方からを予定しています。
「のり家マネー会議」の取り組みをNHKで取り上げてくださり、ニュース番組のコーナーで紹介していただきました。
関連記事です。
コメント