こんにちは。のり(@noriyusaku19701128)です。
今回は先日行われた「第20回のり家マネー会議」をレポートします。
今回私が提示した数字の違和感を小5の娘から指摘されました。
学校で教わったことを正しく理解し、家計の表の読み込みをしようとしている子供たちの成長を実感します。
2023年3月4日(土)に開催
先日2023年3月4日に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。
2021年8月の1回目から数えて20回目のマネー会議です。
なんだかんだ切りよく20回も続けることができました。
「あと4回で2年経つね」と娘も言ってくれます。
当日のアジェンダはこちらになります。
2月度家計報告
のり家2月の家計報告です。
毎回通り我が家の収入にかかわるところは黒塗りにしています。
2月の我が家の総資産額は前年比で108% 今年に入ってからの株高の恩恵もあり前月に比べても1%ほどの伸びになります。
臨時収入については2月に支給される児童手当とは別に、某企業から「社内で参考にしたいので子供へのお金の教育についてインタビューさせてほしい」という依頼があり、その謝礼も含まれてます。
あくまでそこの社内限でとどめられる話でネット上で記事になったりするものではないのですが、娘は「TVの取材を受けたりするのかなぁ」とやや興奮気味でしたww
こちらのブログを読んでいただきそのようなお話をいただけるのはありがたい話です。
次に2月の支出の報告になった時に小学5年の娘から思わぬ指摘がありました。
「『支出・合計』の『年間平均』の数字がおかしくない?」
というものです。
家族が見ている画面は2月の家計の隣に1月の家計が並べられているのですが、1月段階での支出の「年間平均額」より「1月実績」のほうが金額が大きいのに、その1月の実績も含まれる2月段階の「年間平均額」が1月段階の「年間平均額」より金額が少ないというのはおかしい、という娘の指摘です。
確かにその時表示されていた支出の1月段階の年間平均額は35万2千円 1月支出実績が50万円なのに、その1月の実績も含まれる2月段階での年間平均が33万円になるはずがありません。
確認したら計算式がずれているのを発見できました。(ここで掲出しているのは修正済のもの)
ここで言えるのは
小5娘が「数字で前月との比較をしている」ということと「平均の意味を正しく理解していて数字に違和感を覚えた」ということです。
娘の成長とマネー会議への参加意欲を実感します。
「よく気づいたねぇ。娘すごい!」とほめると娘もまんざらでもない様子。
そのまま支出の振り返りをしていると「トルコ地震募金ってなあに?」とまた娘が気付きます。
「トルコ、シリアで大きな地震があって建物が壊れて多くの人がなくなった話を知っているよね。そうした時に全世界からお金を出し合って、復興の協力をするのが募金って言うんだ。日本だって昔助けられたからね」
「東日本大震災とかだよね」
「その前の阪神淡路大震災の時とかね。その時助けてもらったお返しをしなきゃいけない。そうやって世界中で助けあうことで、世界中が仲よくなれる気持ちになれるんだよね」
「プーチンがいなければ世界平和だったのに….」
「あとは募金ができるというのはうちの家計に余裕があるということ。君たちがまだ小さくて、母ちゃんも働きに出ていなかった時だったらこんなにはできなかったな。誰かを助けるためにも余裕のあるお金を持つ、ということは大切なんだよ。」
子供たちのおこづかい報告
次は子どもたちのおこづかい報告です。
子供たちは先月から紙のお小遣い帳を卒業してスマホのお小遣い帳アプリでの管理に移行しています。
先月の子供たちのお手伝い収入は息子は2,000円と頑張りました。娘は840円。
あと息子が本を出品していたメルカリが売れたのでその収入も入ります。
息子は2月は支出はなし、引き続き自分のPCとボカロP購入のために貯めるようです。
対して社交的で人付き合いが多い娘はお菓子代で5,000円を越える出費が…
私「5,000円!?」
娘「てへぺろ」
奥さん「遊びに行っては友達にお菓子をふるまったりしていたものが、毎日つみあがってこうなったのよ。これはもう母娘で話をして月間貯める金額と使う金額を別管理にするようにしてます。」
息子「そういやネット銀行の話はどうなったの?使うお金だけ財布に入れて、使わないお金は銀行に預ければいいじゃん」
と息子が前回のマネー会議で話題に出たネット銀行口座について質問をしてきます。
子供たちのネット銀行については紆余曲折あり、最終的に第一生命NEOBANK(住信SBIネット銀行第一生命支店)の口座を開くことにしたのですが、未成年口座のため現在書類審査中であることを説明。審査が通ればアプリをダウンロードして、使い方講習会を行う予定です。
娘「え、銀行ってことはさ、預けるだけで0.何パーセントかお金増えるんでしょ?」
私「よく知っているねぇ」
娘「だって前に父ちゃんが言ってたじゃん」
そのように覚えていてもらえると家庭内でお金の教育をする甲斐があると実感します。
次は子供たちの投資運用実績の確認です。
2023年2月末現在のスタートした2020年6月比で
アメリカ 167%
全世界 157%
日本 132%
新興国 132%
息子「上と下で大きく差が開いたねぇ」
娘「最初は新興国が調子よかったのに下がってきている」
奥さん「そういう意味では日本は値動きが大きくなく安定しているってことかな」
とそれぞれ意見を出し合います。
息子「アメリカと全世界の動きが似ているのは全世界の中のアメリカの割合が大きいから」
娘「けど全世界の中には新興国も入っているから足を引っぱっているのか」
私「全世界の中のアメリカの比率は何パーセントくらいだと思う?」
奥さん「50%!」息子「60%!」娘「70%!」
と、みな遠からず
私「一番近いのが息子かなー」
と盛り上がっていきます。
次回開催は4月1日(土)
最後に「母ちゃんより」
「今月は春休みになる。春休みの過ごし方とお金の使い方が連動します。欲望のまま使ったら2月の娘ちゃんのようにあっという間にお金は無くなるものだから、春休みの過ごし方とその間のお金の使いかたは計画的に行おう。」
という言葉でしめました。
今月も先述した娘の数字への違和感の指摘事項など子供たちの成長を実感することができた会になりました。またこれまで別になっていた子供たちの投資運用実績の確認もマネー会議の中で行うことで家族全員で確認、盛り上げる話題にすることができてよかったと思っています。
以上第20回のり家マネー会議のレポートでした。
次の開催は2023年4月1日(土)の夕方からです
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