こんにちは。のり(@noriyusaku1128)です。
今回は先日行われた「第23回のり家マネー会議」をレポートします。
今回は通常の家計報告に加えて家計の分野では「食費の単価」について、経済の分野では現状の経済の動向トピックスについて家族と話しあいました。
せっかく家族で集まる時間ですから欲張りすぎるかもと懸念は持ちつつも一つでも多くの話題を家族でしていきたいと考えてます。
2023年6月3日(土)に開催
先日2023年6月3日(土)に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。
2021年8月の1回目から数えて23回目のマネー会議です。
当日のアジェンダはこちらになります。
5月度家計報告
のり家5月の家計報告です。
毎回通り我が家の収入にかかわるところは黒塗りにしています。
5月の我が家の総資産額は前年比で111.4% 年間平均比で105.8%
先月に引き続き過去最高額を更新しています。
私「現金ではなくこの1か月で運用資産の伸びが大きいからね」
娘「コロナが終わって投資をする人が増えたから!?」
私「それで言うとコロナ中のほうが株価の伸びは大きかったんだけど、そうやって『なぜこうなったんだろう?』と自分なりに仮説を持つことはいいことだよ♪ここ最近の株価の動きはあとで説明するから」
ここで息子からオーダーが入ります。
息子「資産が前月からどれくらい伸びたかも見たいな」
私「前月差を見たいってことだね。いいよ。どうしてそう思ったの?」
息子「ひと月の間にどれくらい金額が変わったか見てみたい」
娘「そんな成績を気にするのは投資家みたいだねw」
息子「(専業じゃないんだから)投資家じゃないだろ」
娘「(だって投資をしてるんだから)投資家でしょ?」
私「個人投資家ってことかな」
息子「兼業投資家ってこと?」
「投資家」という言葉の定義が
息子→「専業で投資をやっている人」
娘→「投資をやっていれば投資家」
と彼ら中で違っているようで興味深い会話のやりとりでした。
続いて私の給与のもらい方が変わるという話です。
私「これまで毎月のお給料+夏・冬の2回のボーナスをもらうもらい方だったんだけど、今年からボーナスは夏の1回だけ。冬のボーナス分は毎月のお給料に振り分けられるようになりました。だから毎月のお給料自体は増えるんだよ」
娘「冬のボーナスがないとなんか損した感じになるね」
私「毎月増えた分は使いすぎずに別にプールしておいて『自分用冬のボーナス』を作っておこうかと思っている」
奥さん「そうやって制度変更することで少しづつお給料減っていくかもしれないから気を付けて。姉の会社がそうだったらしい」
となかなか現実的な話になっていきます。
私「続いて今月のポイ活は16,000ポイントとちょっと休憩気味。
支出は今年の春の息子の中学入学費用や娘のピアノ習い事に必要な支払いが終わったので32万円と平均以下に落ち着いてきたかな。
今月のイレギュラーな出費は息子が入った部活の卓球用品代22,000円くらいです。」
「支出についてちょっと面白い数字を拾ってみたので問題を出します。
5月の給食と家で食べる食事の1食あたりの単価はいくらでしょうか?」
と次の表を提示します。黒塗りになっている単価を問う問題です。
娘「えーと、給食は1か月で20日くらい。兄ちゃんと二人で13,440円だから一人300円ちょっと?」
息子「(計算機を出しながら)家での食費は家族4人で3食。でも給食分を抜いたら…170円くらいかな?」
とそれぞれ計算をします。
私「二人ともいいとこついてるね」
と正解を提示します。
私「家での食事は朝食も夕飯も含めた平均だけどね」
娘「じゃあ家族4人で一食あたり1,000円くらいなんだ」
私「そう、外食は必ず高くなるから1,000円以上を出すだけの価値がそこにあるかどうか、外食やコンビニで弁当買う時とかの判断基準としてこの金額を覚えておくといいよね。」
子供たちのおこづかい報告
次は子どもたちのおこづかい報告です。
GWにじぃじの家へ遊びに行った時に、中学進学祝いと誕生日のお祝いにそれぞれお年玉クラスのお小遣いをもらっているので二人とも潤っています。
息子はニンテンドーSwitchのオンライン利用料が期限が切れるので更新したいとのこと。プログラミング用のPCを買う時期については「いつまでに買うか特に目標を決めてない。金額溜まったらでいいから中学生のうちに買えればいいかな」ということでした。
娘は「お小遣い帳の金額と現金が合わない!」という事態が勃発
奥さん「ちゃんと使うたび、もらうたびにお小遣い帳に記入しないからでしょ」
娘「だって忘れちゃう…」
奥さん「こういうことはくせ付けないとなぁなぁになっちゃうからこの場で金額合わせなさい」
娘「はーい」とその場で金額を確認して合わせます。
子供たちの投資グラフ作成
続いて子供たちの投資グラフ作成です。
2023年5月末現在のスタートした2020年6月比で
アメリカ 183%
全世界 169%
日本 144%
新興国 134%
とほぼすべてのカテゴリーで評価額は値上がりました。
今回より株価の変動にかかわりが深い経済トピックスを家族に提示するようにしています。
私「最近の株価の変動に大きくかかわったのがアメリカの債務上限問題かな。これが解決に向かったのでアメリカの株価が上がっている」
奥さん「なにその茶番劇みたいなのは?」
私「日本の衆議院、参議院にあたる上院、下院で過半数を占める政党が違うねじれ国会になっているんだよ。野党である共和党としては法案を通過させる条件として自分たちの政策をのませようとするんだよな。政治の駆け引きに使われているってことだ。」
私「それとここ数週間でアメリカ株価の伸びをけん引していて話題なのがエヌビディアだね」
家族「?」
私「ChatGPTとか生成AIに必要な半導体のメーカーだよ」
奥さん、息子「ああ!」
とエヌビディアの名前は知らなくてもChatGPTの名前を聞くと納得いったようです。
私「生成AIってなんだかわかる?」
息子「ネットの情報を拾ってまとめてくれたり、絵をかいてくれたりするAIのことだよね」
私「そう、今アメリカの大手は各社こぞって生成AIの開発に乗り出しているんだ。その開発に必要不可欠な技術を持っているのがこのエヌビディアなんだ。今後生成AIの動きについては要注目だね」
私「そして実は日本株最近調子がいい。バブル後の最高値をつけた。いろんな理由があるけどひとつには中国にむかっていた海外投資家の投資資金が、ちょっと今中国の経済政策が怪しくなってきたから、中国から日本に振り分けているんだな。」
娘「だから新興国が不調なのか…けどあと7年あるから中国もよくなるかもしれないし!」
私「あと、同じ新興国のインドが伸びてくるかもしれないしね」
奥さん「インドは人口世界一になったしねー」
次回開催は7月1日(土)
最後に「母ちゃんより」
「息子は中学の部活が本格的になってきたし、娘も小学校最高学年になって修学旅行実行委員になってそれぞれ頑張っているね。母ちゃんとしては『どっちでもいいことにはお金は使わない』と思っています。今度の夏休みのお金のかけかたは家族で京都旅行に行くことに決めてHISで予約してきました。もうこうやって家族ででかける回数も少なくなるだろうから、こうした家族の時間にお金を使っていきたいね」
という言葉でしめました。
今回は通常の家計報告に加えて家計の分野では「食費の単価」について、経済の分野では現状の経済の動向トピックスについて家族と話し合いました。
「家族マネー会議」という主旨からいけばマクロ経済的な話題は余計なのかもしれませんが、世の中のことを知り、それが家計にどのように影響を及ぼすかを知ることも重要と思い今回から伝えるようにしています。
せっかく家族で集まる時間ですから欲張りすぎるかもと懸念は持ちつつも一つでも多くの話題を家族でしていきたいと考えます。
以上第23回のり家マネー会議のレポートでした。
次の開催は2023年7月1日(土)の夕方からです。
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