こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
今回は進学を希望するお子さんがいる家庭では気になる「学習塾の費用」ついてお話しようと思います。
今回具体的な金額についても言及しますが、どこの塾の指導がいいとかどこの塾がリーズナブルだ、という情報系の内容ではなく、あくまで一例として我が家でかかっている金額とその効果についてお伝えするものです。
なので記事中子供たちが学んでいる具体的な塾名は出さないことをご承知ください。
小学生から通信教育講座をやっていた
子供の進学を希望するご家庭にとって学校外での学習の検討は悩まれるところも多いかと思います。
ネットで検索すると公立中学生の通塾率は70%近いという記事が見受けられ、それだけ通塾が必要であるのなら小中学校でもっとしっかり教えてもらえないだろうかなどと思ってしまいますが授業を受ける側のレベル差や、勉強以外の経験の時間の必要性などを考えると単純に勉強時間を増やす、というわけにもいかないのでしょう。
我が家では子供たちには小学生の頃から大手の通信教育講座を受講させていました。
ノウハウのある大手だけあって子供たちに学習意欲を持たせる仕掛けもあり、勉強時間もこちらで選べ、何より子供たち自身も楽しんでやっていたものですから、中学に上がってからもこれでいいのだろうな、と考えていました。
そこは中学生になったら難関校進学クラスのオンライン授業もありましたし、それでいいのかなと思っていたのです。
また我が家では二人とも中学受験はやっていません。私たち夫婦とも公立中学に通っていましたし、都内とは違い周囲ものんびりムードでしたらから受験は高校受験かららでいいだろうと考えていたのでした。
中学生から学習塾に通うことに
小学5年生から毎年子供たちには自分でライフプランを作らせています。(「「ライフプランを作ろう!」について」)数年作成していく間に最初はおぼろげだった子供たちの将来の進路も、息子はゲームクリエイター系に、娘は医療系の仕事に就きたいと明確になってきました。
実現のためにはそれぞれにそれなりの学識が必要でレベル高めの大学での修学が必要となってきそうだということが見えてきます。そして希望の大学に進学するためには高校受験が重要になってくるということです。
息子が中学入学した1学期。開催された定期テストの息子の順位は上位8.5%。
はじめてのテストの成績としては上々と判断。通信教育講座の難関校進学コースも申し込んでいましたし、学校に加え通信学習でプラスオンの勉強をすることで今後順位を上げていけるだろうと期待していました。
ところがです。その後定期テストの回を追うごとに順位を落とし、上位8.5%に入っていたものが12.5%まで低下。なんどか奥さんも交えて息子と会話をしたところ、中学生になり勉強の難易度も上がるとともに、部活、学校行事、宿題、友達との交流などが忙しく、受け身になりがちな通信学習での授業や試験などを受けるペースをつかみづらい状況になっていたようです。
その後も何度か会話を重ね、対面で直接指導をしてもらえ、競争する雰囲気の中に身を置くことができる学習塾への通塾へ切り替えようということになりました。
我が家の近所にもいくつか学習塾はあるなか、奥さんのママ友ネットワークで「宿題も多くスパルタな」塾を選びます。一都三県で数百校規模で展開している大手です。
息子は5教科コースを選びました。
平月は週3日間で5.5時間の学習+宿題。
夏季、冬季の休みごとに講習もあり、学校の定期テストの時期に合わせてテスト対策もしてくれます。
部活や他の習い事が終わった後から授業がはじまるので帰宅時間は夜22時前後。
場合によっては子供の塾からの帰宅前に私のほうが早く就寝する日もでてきました。
気になる学習塾の費用は…
ここで中学2年生の息子、通信教育と学習塾の場合の年間費用の額を比較してみます。
対面銀行とネット銀行、対面証券とネット証券の比較のように、実校舎を持たずコストの安い通信講座のほうが約半額で済みます。費用面だけでいけば通信学習のほうが圧勝です。
では目的の達成に向けてはどうか?
そこは銀行や証券と同じで、ネットで自己完結できるタイプと対面での説明で納得できるタイプがいるように、2倍のコストをかけてでも、対面でわからないことを直接教えてもらえ、競争する雰囲気があり、定期的な模試で自分の現在の実力を測ることができ、宿題の提出義務が課せられる学習塾のほうが息子の場合はむいているようでした。
中学2年生に上がった今年の春から通塾を開始しましたが、すぐに効果が見え、1学期の定期テストでは自己最高順位で学年上位7.2%に入ることができました。
塾で行う模試でも成績上位者として名前が掲載されるようになり、彼なりに自信がついてきたようです。彼が目指す高校に入るにはもう2ランクアップする必要がありますが、それでもダウントレンドだった成績が上昇に転じることができたのはいい兆候です。
高校受験まであと1年半ありますので、コストをかけた分学習塾を十分に活用して第一志望校へ合格してほしいと思います。
入塾と同時に通信学習講座は退会しています。
子供たちの将来への投資
以上 息子の「学習塾の費用」とその効果についてお話してきました。
息子の入塾につられて今年中学に上がった娘も行きたがり最初は国、数、英の主要3教科から通うことになりました。
私自身は若いころ学習塾に通ってはいなかったので最初は通信学習で十分だろうと思っていたのですが、40年の間に難易度があがり、制度も複雑になっているようで、子供の性格にあった相応の対応が必要だと理解することができました。
もちろん子供の性格、能力によっては家勉で十分な子、通信学習を活用して自分で学力を上げられる子などのタイプが分かれると思うのですが、我が家の子供たちの場合は学習塾の先生がたプロの指導によるサポートが必要だということです。
お金はかかりますし、受験学年になる来年は授業の回数は増え、濃度も濃くなる分さらに費用もかかるのですが、それでも子供たちが将来の自分のライフプランを実現させるためと思えばただ消えていくだけの出費ではなく、子供たちの人生を豊かにするための「投資」であると考えます。
これがいずれ子供たちの幸せにつながる判断であることを願っています。
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