こんにちは。
のり(@noriyusaku1128)です。
2025年12月5日(金)に月1で家計の情報を家族にシェアするのり家マネー会議を開催しました。
2021年8月の1回目から数えて4年5か月。
53回目ののり家マネー会議にです。
今回は通常アジェンダに加え、家を借りるための費用の話に息子の高校受験のスケジュールの話、あと現在政府で進められている子どものNISAの話題をニュースとして話ししています。
さて当日のアジェンダはこちら。

私「今月は通常内容のほかに『家を借りる時に必要な費用』、いよいよ来月に迫った『兄ちゃんの高校受験スケジュール』、あとはニュースとして『こどもNISAはじまりそう』という内容を話していくよ」
娘「『こどものNISA』ってあたしも朝のテレビニュースで見た!」
娘は平日朝うちでつけているテレビ東京の「モーニングサテライト」を見て知っているようです。
私「じゃあそもそもNISAってなんだっけ?」
娘「え?えーっと、投資信託?」
私「そこらへんもあとで簡単に説明しよう」
11月度家計報告
まずはのり家の資産推移から報告です。
当ブログのポリシーで資産額、収入に関わる数字は明示しないことをご了承ください。
私「いつも上がってる?下がっている?と聞いている我が家の資産ですが、今月もまた上がりました。5か月連続の資産増です。」

奥さん「おーっ!来年もこのペースで増えそうだね」
息子「次の大台も見えて来そう」
私「と期待したくなるんだけど、今アメリカはAI、半導体バブルとは言われているし、日本は利上げ、アメリカが利下げになったら円高になる反面アメリカ株の円評価額が下がるからそろそろ落ち着く、または反落しそうだね。
今までもそうだったように伸びはどこかで落ち着くよ。」
と言いながら11月のり家の家計を提示します。

毎回通り我が家の資産額、収入にかかわるところは黒塗りにしています。
私「収入はいつも通り、ポイ活も順調。トピックスとしては母ちゃんの給料が上がった分これまで淡々と毎月同じ額を積み立ててきた投資額を少し増やした。増やしたのは『金』価格連動の投資信託で今後は『金』の積み立て比率を増やしていく予定。」
「あと息子の歯列矯正代が来月12月の支払いで終わる。娘のも来年3月までには払い終える予定。あと、息子の学習塾代も受験までと考えると、息子の進路にもよるけど来年4月以降はかなり出費が抑えられる見込みです。
この1年半は塾代、歯列矯正代の支払いがあってインフレもあるしでかなり出費が多かったはずなんだけど、それでも資産は増えているのが今の株高の勢いだね。」
「さて、今月いつもより支払いが多い項目が『住居費』と『保険料』の『その他』の項目。いい機会だから今日は『家を借りる時に必要な費用』を説明していくよ」
今月のお勉強コーナー「家を借りる時に必要な費用」
説明のために次のスライドを提示します。



奥さん「こんなのまとめるなんてのりほんとにマメだね(驚)」
私「ほめてくれてありがとうだけど、これまとめてくれたのはChatGTPなんだよ(笑)。指示をすると一瞬でまとめてくれるから、父ちゃんがやることは、まとめてくれたものが正確かどうかの確認と表現の微修正だけで済む。
データを放り込んで細かく指示すれば営業資料も作ってくれるから、今はもうAI抜きで仕事することは考えられないくらいだね。」
と言いながら細かな説明に入ります。
私「まずは敷金からだけど…」
と言いかけたときに息子が口を開きました。
息子「借りる時に預けるお金で、損害があったら大家さんはそこから取ってもいいんでしょ?なにもなければ部屋を返還する時に返してもらえる。」
私「なんでそんなこと知ってるんだよ(笑)」
息子「何かで見ていつの間にか知ってた。リベ大の『お金の大学』に書いてあったかも。」
娘「礼金は高いとこあるよね。一人暮らしをしたかった時にネットで調べた。」
となんだかんだ子どもたちも知っていることが多そうです。
私「そうだね。敷金は部屋の返却時に原状回復義務があるからそのための金額が差し引かれた分返してもらえる、礼金は最近はないところも多い。
あとたくさんの不動産を借りたい人とたくさんの貸したい人を結びつける役割として『不動産会社』があるね。」
息子「マッチングアプリだ(笑)」
私「そうまさにマッチング。不動産会社か借り手と貸し手双方の要望を聞いて交渉、契約をやってくれるからその手数料を払う必要がある。そのほか火災保険や引っ越し代など諸費用含めると…」
と実際に我が家の数字をあてはめながら概算を出します。
私「大体家を借りるために50万円から60万円かかるかな。一回の引っ越しでこれくらいの金額がかかるということは覚えておこう。」
娘「高いよね…あたしが家を出る時もそのお金は自分で出さなきゃだめ?」
私「この家を出る時は親が支援するよ。ただそれは住民票も移して独立するということだから、それ以降引っ越しをする時は自分で用意してもらうことになる。」
私「今の話が部屋を借りる時。これとは別に賃貸契約は2年更新が一般的なんだけど2年毎の更新の時にも更新料が必要なんだ。うちの場合は大家さんに払う『更新料』と仲介不動産に払う『更新事務手数料』を合算して約一か月分払う。それとは別に家で火災が起きた場合の被害を補償してくれる火災保険の更新が必要だからさっきの家計報告の時に見せた金額になるんだな。」
息子「更新の時は『不動産』を外すして交渉したら安くならないの?」
私「いい質問だけど、多くの不動産大家さんは管理を不動産会社に任せてる。不動産会社は不動産にかかわる法律、契約、交渉のプロだからね。自分でやるとなると一から不動産の知識を得なければいけないでしょ。だからほとんど多くの物件には不動産会社が入らないわけにはいかない。」
私「最後に参考までに首都圏の不動産賃料推移のグラフ。
賃貸物件の賃料はここ数年上がってきている。今うちは持ち家ではなく賃貸を選んでいるんだけど、理由は不動産の売却や地震などの災害があった場合の対処が大変だと思うから。リスクを負っているには大家さんだし、買うよりも賃貸価格のほうが高いのは当然だと思う。その代わり我々は身軽でいられるからね。」
息子「不動産投資をすれば儲かるね。バブル到来だ。」
私「なんだけどこれから少子化は確実に進行するから、今から不動産投資するなら数十年後でも売れるような物件を厳選する必要があるよ。」
息子「じゃあインドの不動産を買うといいんじゃない?人口は増えていきそう。」
私「それが現実的にできるかは置いといて未来を予測するという考え方は間違ってないと思うよ。」
子供たちのおこづかい報告

次は子どもたちのおこづかい報告です。
息子のお手伝いは今月は1,600円。
娘は...今月は300円。
ただし娘のおこづかいのルールの適用で預金を親が管理する代わりに毎月3,000円を渡しています。1年以上お手伝いをしてこなかった娘ですが少しづつポツポツとですが増えてきています。
息子、今はゲーム用にマイクロSDカードが欲しいとのことですが、
息子「ほしいやつを『最安値.com』で調べたらYahoo!ショッピングが一番安かったからそこで買う。」
とのことでその場で自分のスマホ画面からYahoo!ショッピングで自分のデビットカード情報を入力して購入してました。
息子「買えた!今までネットで買ったのがオンラインゲームだけだったから『はじめて自分でネットで買い物した』って実感した。」
娘は冬休みの予定を発表です。
「お台場の『うんこミュージアム』で3,000円、映画で3,000円、冬の海を見に行くで3,000円。冬休みそれ以上の誘いは断る!」
と夏休み散財をしまくった反省で計画的に使うことを目標にして宣言しました。
私「これはあくまで提案なんだけど、冬休みの予定はなるだけ年明けにしたほうがいいよ。
うちは大晦日のおこづかい残高によって翌日のお年玉の額が決まるから、年末の残高は多い方がお年玉金額は増える。」
娘「うーん、ならできるだけ来年に予定を回そうかな。」
続いていよいよ来月からスタートする今年度の我が家のビッグイベント、息子の高校受験のスケジュールを家族に周知します。

私「最初の山場が来月半ば ここで私立の受験と発表がくる。次の山場が2月中旬の本命公立高校受験。息子の成績だと第3志望校の併願推薦の条件はクリアできているから願書を出せば少なくとも1校はほぼ確定なんだけど、やはり第一志望を目指したいからこの期間はウィルスを外から持ち込まないとか家族全員で協力しよう」
最後に最近のニュースの共有です。

私「最後に君たちに関わるニュース。NISAの『つみたて投資枠』が未成年でも使えるようになるよう政府で調整されている。
NISAというのはこの枠の中で投資をすれば投資で儲かった金額にかかる20%の税金が非課税になる、という制度だ。税制改正で決定すれば君たちも活用することができるようになる。父ちゃんは君たちがおこづかいの中から投資金額や銘柄を自分で決めて運用してほしいと思っている。
決定したら使う上での諸条件も判明すると思うので、詳細決まったらまたここで解説するよ。」
息子「使えるようになったらやってみたいな。本当はFXをしてみたい。」
私「それはNISAではできないな。あと値動きが大きくて取引の回数も多くなるからおすすめはしない。」
息子「僕の住信SBIネット銀行の口座メニュー中にもそれっぽいのがあるよ?」
私「外貨預金だろ?それは頻繁に取引する前提のものではないから入出金ごとに手数料がかかって利益が出にくくなるよ。あと為替リスクもかかってくるので外貨取引は難しいと思う。」
子供たちの投資グラフ/為替グラフ

次は子供たちの投資グラフ作成です。
2020年6月のスタートから5年と6か月目。
2025年11月末現在の実績はスタートした2020年6月比で
アメリカ340% (2025年10月末337%)
全世界 303% (2025年10月末299%)
日本 241% (2025年10月末237%)
新興国 225%(2025年10月末227%)
息子「新興国だけ下がったね。」
私「先月がよすぎたから調整は入るかな。」
娘「全世界ははじめて30,000円に乗った!」
私「5年前の10,000円から3倍になったということだね。」
奥さん「でもこれってこの5年間で世界の全ての人が3倍豊かになったということではなく、投資ができる金持ちがそれだけ儲かったということでしょう?格差が広がったということなんだよね…格差をなくすには使っても減らないくらいの大金持ちが寄付をするのが一番いいと思うんだけど…」
とトマ・ピケティのような発言がありました。
次は為替です。

娘「また円安が進んだね。」
私「高市首相になってから2か月円安が進んだ。高市政権が掲げる積極財政が財政負担を増やすと評価されたんだな。けど日銀が利上げを表明しているし、アメリカは利下げが濃厚なので、そうすればまた円高に振れる可能性はあるだろうね。」
次回開催は1月5日(月)
最後に「母ちゃんより」です。
奥さん「冬休みの予定も着々と進んで子どもたちは学習塾に公文に順調にこなせているね。息子今の状態は?」
息子「悪くないよ。体調も悪くない。」
奥さん「よし、健康を保つために早寝早起きの習慣をつけて8時間睡眠をキープしよう。娘もお手伝いの回数増えてきたね?今月はいくら稼ぐ?」
娘「今月は500円はやりたいな。」
奥さん「よし、それではそれぞれの目標を終わらせて冬休みに入りましょう。冬休みの宿題はなるだけ今年中に終わらせて新年を迎えよう」
という言葉で締めました。
以上第53回目のり家マネー会議のレポートでした。
今回も家族で様々な話ができました。
家を借りるための費用の話に息子の高校受験のスケジュールの話、あと現在政府で進められている子どものNISAについてニュースとして話をしました。
今回もまた短いながらも濃度の濃いコミュニケーションが取れたと思います。
月にたった1時間。他の家庭ではおそらくやらない楽しくとも情報の密度の濃い時間を毎月積み上げていくことで、家族のそれぞれの人生を充実するものにできると確信しています。
次回開催は2026年1月5日(金)の夕方からを予定しています。
早いものでもう2025年も間もなく終わりです。
当ブログはまだ年内数回の掲載を予定していますがのり家マネー会議はまた来年です。
皆様よいお年をお迎えください。
「のり家マネー会議」の取り組みをNHK、日本テレビの番組の中で取り上げてくださり、紹介していただきました。
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