第1回 のり家マネー会議を開催したことについて(長男小5 長女小4 8月)




のり家マネー会議
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こんにちは。のり(@nori19701128)です。

先日「第一回 のり家マネー会議」を開催しました。

本日は開催動機や開催までの経緯。当日の様子をお話しようと思います。

子どもたちから多くの質問や考えを聞くことができ、有意義な会だったと手ごたえを感じています。

「家族マネー会議」とは?

家庭にまつわるお金のことを家族で報告、共有、相談する「家族マネー会議」

この元祖は多くのご家庭の家計改善に取り組んでいらっしゃり、著作も多く出版されている著名なFP横山光昭さんが、ご自身のご家庭でやられていらっしゃることが基となっています。

月に1回家族で集まり、前月の家計の収支を報告し、家族全員でその支出が適正だったのか、またこれから購入するものは家族にとって必要なもので、それにかかる費用は必要なだけの価格に見合っているのか、などを家族全員で話あう場です。

家族でお金の話をすることはタブー視されがちな日本において、画期的な試みではあるのですが、私は以前から横山さんの著作やネット記事(「わが子に金銭感覚が身につく『マネー会議』のはじめ方」)を拝見していて、いつかやってみたいと考えていました。

そんな時に奥さんが毎週録画して見ているNHKの子育て番組「ウワサの保護者会」でも「子供のおこづかい」がテーマの回で、横山さんご自身が出演し、実際のマネー会議が行われている様子が映し出されることがありました。「これでいいの?子どものおこづかい」

これはいい機会だと思いテレビを見ながら奥さんに「これうちでもやりたいんだ」と話しをしたところ「いいねえ」と同意を得ることができたので、準備を進めることに。

開催の狙いは

①家計の収支の数字を報告することで、何にどれだけお金がかかっているか家族全員で把握する。特に子どもたちに家計のお金の感覚をつかんでもらいたい。

②家族全員が買いたいものがあるときに、会議の場で相談することで家族の承認を得るというルールを作る。

③そのほか「家族のお金」についての決め事を家族全員で確認する。

ということです。

とにかくお金について家族全員で屈託なく話せる場を作り、子どもたちに生活のする上で必要なお金を知ってもらい、感覚を身に着けてもらいたいというのが目的です。

そのために我が家の月々の総資産額も、両親の収入も包み隠さず話します。

事前の準備としては奥さんが使った費用をヒアリングし、2021年7月の我が家の収入と経費の一覧を作成しました。

この際に奥さんと合意した のり家マネー会議のマイルールとして「夫婦それぞれが個人的に自由の使っているお金については報告対象にしない」としています。

夫婦のルールでは各自の収入が入ってきて分担されている費用、貯金、投資の金額を取り分けたあとは、自由につかっていいと取り決めています。

ここは「家計」とは別勘定にしておいて会議では詳らかにはしないでおくことにしました。
夫婦の個人的な「自由度」は残しておきたいということですね。

第一回 のり家マネー会議を開催

こうして準備を整えたあと、2021年8月21日土曜日の夕飯後に第一回マネー会議を開催しました。

当日のアジェンダは次の通りです。

会議資料はPCと接続してTVモニターに投影しながら議事を進行させます。

開催する上で好奇心旺盛な下の娘はまだ積極的に参加してくれるのですが、小学5年生になってそろそろ大人の階段を上りつつある息子は「面倒くせえ」と言い出すかもなと少し心配をしていたのですが、思ったより積極的に発言をしてきてくれました。

彼としては

「自分のおこづかいで買いたいものを承認してもらえる場」

として認識してくれたようです。

のり家の7月の収支は以下になります。

ネット上では「総資産額」と「夫婦の収入」の部分は非公開をさせていただきます。

7月はたまたまコロナ禍がひどくなる前に行った夏休みの家族旅行の費用と、子供たちがはじめた「チャレンジタッチ」の二人分×半年分の費用が乗っているため、通常月よりも支出は多めです。

これを見ながら娘は「おうちのお金減っていくんじゃないの?」と心配してくれたり、電気代については4,000円はかかっている所を楽天ポイント払いでほとんど毎月実質0円で済んでいると説明すると「へーっ」と驚きの声が上がったりました。

また「これ全部のお金はどうやって調べたの?」という質問もあがったので家計簿管理アプリ「マネーフォワード」で管理していれば簡単に把握できるということを説明しました。

収支については来月からは前月比が来年からは前年比が出てくるので、比較してなにが上がって、下がったのかを一緒の考えていこうと思っています。

また息子からはゲームキャラクターのぬいぐるみやゲームのダウンロードなど、4つばかり自分のおこづかいを使いたいという要望があげられました。
これについては

・それぞれの金額を把握すること
・全部というわけにはいかないから優先順位をつけて上位のものから購入していくこと
・ゲームをやるときは決められているルールをキチンと守ること

を条件に購入をOKにしています。

ハプニングが起きたのは「来年からのお年玉のルール」の話をしたときです。

今年12月31日時点で貯められているおこづかい額の1割を、来年の親からのお年玉として渡す。10,000円貯められていたら1,000円のお年玉だ、という話をしたところ急に娘が涙目になってしまいました。

娘は親戚一同からもらえるすべてのお年玉の中からそれしかもらえなくなるんだと誤解したようです。

娘は「小学6年生までにおこづかいとお年玉を40,000円貯めて、自分専用のNINTENDO Switchを買おうと思っていたのに…」ということでした。

誤解を解くことはできましたが、むしろ娘がそのように「自分が欲しいものは期限と金額を決めて貯めて買う」考えていたことを聞けたのは嬉しい誤算でしたし、マネー会議の産物です。

子どもの成長を感じることができる一場面でした。

以上で当日の議題が終わったあとは

・次回開催日を決めてカレンダーの記載する
・子どもたちにもおこづかいの報告をしてほしいので次回は一緒に報告フォーマットの金額を入れていく

という話をして第一回のり家マネー会議は終了しました。

今後は毎月開催していきます

以上 第一回のり家マネー会議の報告です。

はじめての試みではありましたが、子どもたちからも多くの質問や意見、考えを聞くことができて有意義な会議だったと手ごたえを感じています。

奥さんからの評価も上々。

お金の感覚を磨くだけではなく、家族のコミュニケーションの場にもなると思うので次月以降 できれば将来子どもたちが独立するまで、毎月続けていきたいと思っています。

実際にやって感じたことはやるなら子どもが小さいうちからがいいかなということです。

成長していくにつれ、自我が強くなり、家族の行事には素直に参加しにくくなってきますので、まだ素直の親の話を聞いてくれる小学生のうちからはじめて、ルーチン化したほうが定着化しやすいだろうと感じました。

マネー教育は「小学生ではまだ早い」ではなく「中学生からだと難しい」ものだと思います。

次回開催は9月11日(土)の夕食後。

娘が家族のカレンダーに予定を書いてくれました。

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