保険を学ぶ必要性について




FP
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こんにちは。のり(@nori19701128)です。

将来お金の相談ができるFP業を営むために「保険を学ぶ必要性」を強く感じています。
今回はそのことを書こうと思います。

もしものための「保険」は生きていく上では不可欠なものであり、FPとして人から相談を受けられるようその中身を学び、熟知していくべきだと考えています。

「保険」について考えさせられた2つのブログ記事

先週、「保険」について考えさせられる2つのブログ記事を読みました。

twitter上で仲よくさせていただいているおせちーずさん杉本さん、が書かれたものです。

簡単にご紹介をさせていただくと、

おせちーずさんはFP1級、日本証券アナリスト協会認定証券アナリスト、MBAの資格をお持ちで、杉本さんは会社勤めの傍ら大阪で12年間お金の勉強会を主催されてらっしゃっており、私なぞ足元にも及ばないお金のプロのお二人です。

おせちーずさんは、ご自身のがんの体験から保険に入っていてよかったという話、
杉本さんは、お子さんからどのような医療保険に入っていいかの相談を受けたという話です。

実際に保険を活用されたおせちーずさんの記事からは保険に入ることの必要性を実感しますし、杉本さんの記事からは、とはいえその保険について自分自身がどれだけ知っているかを考えさせられます。

そうしたお二人の記事を読みながら、将来自分が「お金の相談ができるFP業」になるためには保険の知識や活用法が必須なのだろうと思いいたったのです。

保険大国ニッポン

一般的に「日本人の保険好き 投資嫌い」と言われていますが、ではそれがどれくらいなのか、実際の数字を調べてみました。

生命保険文化センターの記事によると生命保険の加入率は令和元年時点の調べで男性で81.1%女性と82.9% ざっくり20歳以上人口が1億人として8,000万人以上の人は生命保険に加入していることになります。

対して投資をしてる人は日本証券業協会の推定によると約2,000万人。

保険の実に1/4にすぎません。確かに日本人は「保険好き」で「投資嫌い」のようです。

この数字から私が将来FP業としてお金の相談を受ける際の想定をしていきます。

私は自らの経験からもっと世の中に投資をするという行為は広まるべきだ、と考えますが、とはいえお金の相談にきた相談者にどのようなアドバイスをするのが現実的かというと

「将来使えるお金を増やすために、家計の見直しから捻出された余裕資金の使って投資をはじめるのはいかがでしょうか。インデックスファンドで長期で分散投資を行えば元本割れをする可能性は低まります。あなたのリスク許容度の範囲で全世界を対象に投資するインデックスファンドを積立NISAを使って月々積み立てていくのがいいと思います。」

ということになると思います。

お金の相談に来られた方にいきなり、企業分析をして個別株や高配当株を買いましょうとか、レバレッジをかけたETFを売買して収益を上げていきましょうという話にはならないと思いますし、投資経験のない方が「SNSでこれがいいと見たんですけど・・・」と言ってきてもやんわりと止めることのほうが多くなるだろうと思います。

FPとしてはおそらく投資手法の手数を教えるよりも、日々の値動きに対して心の部分をケアするメンター的な役割が強いのではないでしょうか。

つまりFP業を行う上で投資に対するバリエーションを多く持つ必要性は少ないのだろうと想像します。

しかし保険は違うと思います。

多様な保険についての引き出しを多く持つこと

先ほども見てきた通り、相談される方のほとんどの人がすでに保険に加入している状況です。

一口に保険といっても多様な種類があります。

生命保険、医療保険、学資保険、年金保険、養老保険….さらに定期、終身、掛け捨てなど。

多くのバリエーションの中から、そもそもその人が加入している保険が適切なものなのか、入りすぎていないか、もしくは不足しているものがないか、現在加入しているものよりもよりよい商品ないか….ということを見極めて見直しのアドバイスしていくことのほうが、FP業で相談を受ける際には圧倒的に多いだろうと想像できます。

しかしそのためには知識が全く足りておらず、勉強が必要だと思いいたったということです。

先に紹介した杉本さんのブログでも

「それでも保険のことを考える時、決定的に足りないものがあるんですね。それが具体的な商品の知識。」

という一文があり、杉本さんほどの方でもそのように思われるのだ思います。

人生の組み立てかたに保険を考えるのは不可欠

まさかすべての相談者に

「日本人は最強の健康保険に護られています。民間保険は解約して、余剰資金で資産運用して効率よくお金を増やしていきましょう」

とは言えるはずもありません。

各ご家庭一つ一つに環境や事情がかわり、カバーすべき保険の内容もボリュームも変わっていくのが当然だと思います。

私は子供にお金の教育をする上で次の大前提を話しています。

『人生の組み立て方』
1・どのように生きるかライフプランを作る
2・社会のルールを知る
3・自分が何に守られているかを知る
4・もしもに備えて保険をかける
5・足りない分は投資でお金を増やす

です。

誰しも人生順風満帆というわけではありません。
誰にでも非常事態の1度や2度はあるかと思います。

そしてそのような時は、平時では想像しえなかった心理状態になるのでしょう。

実際にがんに罹患されたおせちーずさんのブログには、医療保険の存在が医療費について心の支えになったことが書かれています。

もしものための「保険」は生きていく上では不可欠なものと考えます。

FPとして人から相談を受けられるようその中身を学び、熟知していくべきだと考えています

【関連記事】投資をしたく人におススメの金融商品について書いてあります。

【関連記事】我が家の生命保険の加入についてです。

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