NISAについて

投資信託

こんにちは。のり(@nori19701128)です。
今回は小額投資非課税制度「NISA」についてお話ししようと思います。
制度開始からNSA口座を使っていますがつみたてNISAの登場にロールオーバー、新NISAとして衣替えの上での延長とその都度選択をしていかないといけません。
これから長期の積立投資を始める方にはつみたてNISAでの運用をお勧めします。

2014年よりNISAをはじめる

私が投信信託の積立投資をはじめたのは2010年。
当時個人の株や投資信託の売買利益または配当金にかかる税率は10%でした。
現在の20%の半分です。

ところがこれは2003年から開始された時限措置でした。
5年間の時限措置は更新されて10年間になったのですが、残念ながら2013年に終了することになります。

しかし個人マネーの銀行預金の比率が高い日本では、それらを資産運用として投資に振り向けてもらいたいという金融庁の思惑もあり、2014年1月1日より5年間の時限措置として導入されたのが

NISA(Nippon Individual Saving Account)です。

イギリスで導入されていた非課税制度である個人貯蓄口座(Individual Saving Account)のNIPPON版です。

私のブログをお読みの方にはご存じの方が多いと思いますが、NISAの主な特徴としては

・NISA口座は上場株式、REIT、ETF、投資信託の運用が可能
・NISA枠内であれば売買利益、配当収入は非課税
・年間に運用金額枠は100万円(現在は120万円)期間内の売買も可能
・運用期間は5年間だが、次の5年間のNISA枠に引き継ぐこともできる(ロールオーバー)
・損失が出た場合他の口座の利益を相殺する損益通算の対象にはならない。

などが上げられます。

2013年当時まだTwitterをはじめていなかった私ですが、ネットでニュースも見ていましたし、翌年からNISAが開始される情報は事前に知っていました。

そしてもちろん非課税になるのであれば活用しない手はない、ということでNISAを開始することになります。

それまで私は資産運用口座としてマネックス証券を使っていましたが、NISAを始めるにあたってはSBI証券で口座を開設することにしました。

投資信託の積立しかしていない私としてはマネックス証券でもSBI証券でも使い勝手に大差はなかったのですが、(個人的にはマネックス証券HPのUIのほうが好きではありますが)住信SBIネット銀行の使い勝手がよく、メインバンクになりつつあったため、SBIネット銀行のハイブリッド口座で簡単に証券口座に資金移動ができるSBI証券を選ぶことになります。

第一の選択 つみたてNISAの登場

それ以降はそれまで課税口座で積み立てていた投資信託を、NISA口座で積立ていくことになります。

やったことはそれだけです。インデックス投信の積立投資は大きなトピックスもなくたんたんと時が過ぎていくのが特徴です(笑)
しかし一般NISAでの運用は平穏な積立ライフを許してくれませんでした(笑)

新しい制度の導入や制度変更があり、そのたびに「どうするべきか」を考える必
要がでてきました。

まずは2018年「つみたてNISAの登場」です。
つみたてNISAの主な特徴は以下の通り。

・運用可能商品は金融庁が選別した長期・積立・分散運用に適した株式投資信託、ETFのみ
・運用期間は最長20年間(ロールオーバーはなし)
・投資可能期間は2037年まで(令和2年度税制改正大綱により2042年まで延長する見通し)
・年間非課税枠上限は40万円

というように金融庁が誘導したい「長期・積立・分散投資による資産形成」に適した内容になっています。

20年間の長期にわたって非課税になることは長期投資を志向している私には魅力的は制度ですし、私が一般NISAで運用している商品は「つみたてNISA」の対象商品。

ここでつみたてNISAに乗り換える選択肢もあったかもしれませんが、年間の積立金額が40万円を超える年もあり非課税枠を多くとるために一般NISAを継続するこ
とになります。

これが「第一の選択」です。

第2の選択 ロールオーバー

次の判断が迫られたは2018年暮れでした。

2014年にはじめた非課税枠が5年の期限を迎えており、

・その翌年の2019年から次の非課税枠に引き継ぐか、
・非課税枠ではなく課税口座に乗り換えるか、
・売却するか

の判断が必要になります。

ネットで専門FPの意見を確認したところ大勢としては「非課税期間が終わる時期に利益が出ていればロールオーバーを行わず、損失が出ていればロールオーバーを実施」だったと思ます。

理にかなっている考え方で、利益が出ている状態でロールオーバーしても次の5年間で損失が生じる可能性があるためです。

私も2018年暮れ段階で利益は出ていましたからロールオーバーせずに課税口座へ移行させ、新規積立はつみたてNISAに乗り換えるという選択肢もあったかと思います。

しかし結論を言うと私はここで一般NISAの翌年の非課税枠へ引継ぐロールオーバーを選ぶことになります。

理由としては

・2014年、2015年は取得単価が低く利益も出ていたので、継続運用でさらに利益を上積みすることがベターと判断。
・120万円の枠が半分ほど余っておりロールオーバー後も積立の継続が可能。
でした。

取得単価が低い時期に購入した商品をなるだけ長く非課税枠で運用していきたいと思ったわけです。

2019年2020年とロールオーバーを続けていた私ですが、来年以降は取得単価が上がってきた時期の商品のロールオーバーに入り、単年毎に、利益状況と残りの投資枠でロールオーバーをすべきか、課税口座に移してつみたてNISAに乗り換えるか、考えていかなければならいと考えていました。

そんな折にニュースが流れます。「令和2年度税制改正大綱」。2024年より一般NISAを引き継ぐ形で新NISAがスタートするという話です。

第3の選択 新NISAが導入される

「令和2年度税制改正大綱」でNISA関係については以下の内容が閣議決議されています。

・つみたてNISAの投資期間の5年間の延長
・一般NISAは制度見直しの上で5年間の延長(2024年より5年間)
・ジュニアNISAは2023年末で延長なしで終了

です。
ここでは衣替えされて5年間延長されるNISAのことを新NISAと呼びます。

なお新NISAの概要も含めたこれらの解説については、楽天証券の「トウシル」で竹川美奈子氏が、詳細かつわかりやすい記事を載せていらっしゃっています。

楽天証券「トウシル」2020年2月13日竹川美奈子氏「2024年から新NISAがスタート。一般NISAとつみたての合体版」

詳しくお知りになりたい方はご一読をお勧めします。

新NISAの特徴は下記の通りです。

・現在の一般NISAからのロールオーバーが可能
・2024年から5年間の投資が可能
・総額投資可能枠122万円
・1階はつみたてNISA対象商品2階は上場株式、株式投信、ETF、REITの購入が可能な2階建て制
・原則1階部分の運用を実行しないと2階部分は運用できない。
・一般NISAを利用していた人は2階部分だけの運用でも可能。

なんとも複雑怪奇な奇妙なものになっしまっています。

ロールオーバーする場合も非課税枠に収まる、収まらないによって変わってくるようです。

ここでまた私は選択をする必要が出てきます。
現在運用している一般NISAで運用している投信を2024年以降新NISAにロールオーバーするか否かです。

ここで考えてしまうのは2014年から開始した投信の運用がロールオーバーすることによって15年間の投資期間になってしまうこと。

つみたてNISAの20年間には及びませんがそこそこの長期投資になります。さらに言えば延長が5年で終わるかどうか。
さらに5年間の延長もあり得るかもと淡い期待を持ってしまいます。
そうすれば運用開始から20年間の長期投資になります。

先に述べた通り2014年時点の取得単価の商品をそれだけの期間非課税で運用できるのは魅力的と考えます。

ただし、現在の非課税枠120万円から122万円で2万円分しか枠が増えません。
2回目のロールオーバーとなると新規積立をする枠がなく、その年の積立は課税口座で運用することになると思います。

そのような状況を総合してどう考えるか。

2023年の暮れの状況でまた考えて選択しなければいけないと考えています。

これからはじめる方にはつみたてNISAをお勧めします。

このように一般NISAでの運用はその時々で未来の値動きを予測して判断しなければならない場面が多々あり、
「当初の設定すればあとは機械的にほったらかしで運用できる」という投資手法には馴染まない制度だと思います。

最近はたまに会社の同僚から資産運用方法を相談受けることがあり、
「NISAとつみたてNISAのどちらがいいか」と聞かれることがありますが、
私に相談されてくる方は短期トレードではなく長期の積立投資をされる方がほとんどなので、いちにもなく20年間のほったらかし運用ができるつみたてNISAでの運用をお勧めしています。

とはいえ20年で最大800万円の非課税枠は老後資金の形成にはややもの足りない金額です。
願わくば次の税制改正の際にはつみたてNISAの非課税枠の拡大を実現してほしいところですね。

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