AFP資格を取得したことについて




FP
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

今回は先日私がAFP(アフィリエイテッド ファイナンシャル プランナー)資格を取得したことをお話したいと思います。

目的に向けて自らが動くと人生は変わるということを強く実感していて今回AFPになったという「動き」に対しても大きな変化が見込める予感がしています。

そもそもFPとは

FP(ファイナンシャルプランナー)という名称は昨今日本での金融教育熱の高まりとともに少しづつ世の中に浸透してきてはいると思いますが、では具体的にどのような資格なのかまではあまり知られてはいないと思います。

家計の相談員、保険を売る資格、はたまた投資のスペシャリスト的な言われ方(実際に社内で私が言われた)をされることもあり、人によって印象は大きく違うようです。

特定非営利活動法人(NPO法人)日本ファイナンシャル・プランナーズ協会が定義している内容を書き出すとこのようになります。

「人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を『ファイナンシャル・プランニング』といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。」(日本FP協会HP「ファイナンシャル・プランナー(FP)とは」より)

というもので保険や投資にかたよることなく幅広く人生の自己実現にかかわるお金の知識を有し、サポートする専門家という認識です。

ただこのFP、国家資格である「FP技能士」と日本FP協会が認定する民間資格である「CFP®資格」および「AFP資格」があり、この両者の違いもこの資格がいまいちわかりづらいものになっている要因の一つかと思います。これらの関係について同じく日本FP協会HPから引用すると次のようになります。

日本FP協会HP「FPの資格と検定の種類」より

国家資格の「2級FP技能者」が日本FP協会が認定する「AFP」、「1級FP技能者」が「CFP® 」に相当することがわかります。

両者の大きな違いは国家資格は一度取得したら一生モノであるのですが、民間資格は更新があること、そして日本FP協会の協会員になれることです。

協会員になるとセミナーやスタディグループと言われる勉強会に参加し学びの機会が多く得られます。また協会員同士や他の金融分野の専門家とのネットワーク構築もできるようです。(厳密にいえばAFP、CFPにならずとも「一般会員」でもできるようですが)

もっとも家計のサポートの専門家という肩書で食べていけるのはほんの一握りで、多くの方が銀行、不動産、保険販売員を本業としながらそのサポート資格としてFPの資格を有していると聞いています。

以上がFP資格についてのあらましです。

AFP資格を取得した

そのようなFP資格ですが、私が国家資格の2級、3級FP技能士の資格をとったのが今から13年前の2011年のこと。

家族と子供ができるまでお金の知識など一顧だにしてこなかった私が、長男の誕生とともに我が家の家計改善に目覚め、将来の資産形成を目的として積立投資をはじめたのが2010年でその前後が私の人生の中で最もお金に関する書籍を読み漁り、知識を蓄えていった時期でした。そこで得た知識をなにかしら形にしようと受験したのがFPだったのです。

3級、2級ととんとん拍子に合格。あとはAFP認定研修を修了し、FP協会へ登録すればAFP資格が取得できたのですが、特に金融業界に勤めているわけでもなく、自分の腕試して受けた私は2級FP技能士の取得で満足し、いったんそこで止めてしまいます。

このように一種「勲章」のような形で資格を持ち続けていたのですが、それから10数年の間に私も世間も大きな変化がありました。

私で言えば2019年にtwittterでSNS発信をはじめたことをきっかけに、同じくお金の情報知識を発信する方々と交流を深め、私自身も当ブログをはじめ、自分の子供たちへの金融教育を開始、またお金の勉強会に運営メンバーとして参加するなど「家計とお金」というテーマにどっぷりはまっていくことになります。

世間でも日本人の金融リテラシー向上のために高校生から金融教育をはじめるとかNISA制度の拡充で資産運用をはじめる裾野が広がるなど、お金について賢くならなければならないという気運は10数年前に比べれば確実の高まってきていると感じられます。

そのような中50歳という節目を越えて、この先の生き方を考えた時に子育てが終わりサラリーマン生活にも一つの区切りを迎える60代の生き方として「お金の相談ができるFP業」に携わりたいという思いが高まっていきました。(「子育てが終わったあとの生き方の準備について」)

その実現のため実務経験や人脈作りさらなる知識を深めるためにAFP資格を取り、日本FP協会員になりたいと思ったのです。

2級FP技能士がAFPになるにはFP協会が指定した教育機関でAFP認定研修を受講し、所定の課題に合格した上で研修終了証明を受けなければなりません。

指定の教育機関はいくつかあるようですが、事前にネットで経験者の口コミを調べ受講料の安さとサポートが充実してるとのアーティスソリューションズで受講することにしました。

申込を完了し受講料を支払うと封筒でテキスト類が届きます。
テキストをもとにWeb上で確認問題に解答+ケーススタディに沿った内容での家計改善提案書を課題として提出し、60点以上の点数が取れれば合格です。

結論から言えば実働2日 約10時間ほどで確認問題に解答し、提案書作成の課題も提出することができました。私の場合は提出した翌日にはアーティスソリューションズから採点結果がメールで届き、91点で合格したとの通知をもらえました。

後日次の終了証明書が届きました。

これが届くことで日本FP協会へ登録することができます。
即日HPで登録しました。

翌月2024年2月1日付で私のAFP資格が認定され、会誌とともに認定証、ライセンスカード、バッジが送付されてきました。これで私も晴れてAFPを名乗ることができるようになったのです。

金融経済教育促進機構 認定アドバイザーも目指したい

日本FP協会員になったことで当初の目的を果たすためにスタディグループなど勉強会の参加など積極的に参加していきたいと考えています。
一度AFPになられた方でも毎年の年会費との天秤で考えてメリットが少ないから退会したとの経験談うかがうこともあるのですが、私にとって必要なものかどうか実際に参加して継続するかを決めていきたいと思います。

さらにチャンスがあればこの4月に設立予定の「金融経済教育促進機構」が認定する「認定アドバイザー」も目指したいと思います。

「金融経済教育促進機構」とは「『金融サービスの提供及び利用環境の整備等に関する法律』に基づいて設立される認可法人」で「同機構においては、幅広い年齢層に向け、かつ、国民各々のニーズに応えた金融経済教育の機会を官民一体で全国的に拡充していくことを目指」すとのこと。(金融庁HP「金融経済教育推進機構の発起人会の開催について」より)

そこが「中立性を有し顧客の立場に立った認定アドバイザー」を認定するとのことで日本FP協会認定のAFPを取得したことでその可能性は広がると考えます

この認定アドバイザーについてはネットでも様々な議論がされているようですが、将来私が志している「お金の相談ができるFP業」になるのであればかかわっておくのはチャンスだと思いました。
AFP資格を取ったばかりでFP実務のない私が果たして要件を満たしているかは不明ですがいけるところまではいってみたいと思います。

以上私がAFP資格を取得したお話をさせていただきました。

きっかけは我が家の家計改善だったのですが、投資をはじめ、FP資格を取り、SNSをはじめ、と目的に向けて自ら動いていくことで自分の人生が着実のいいほうへ変わっていっていると実感しています。今回AFPになったという「動き」に対しても大きな変化が見込める予感がしています。

私自身の残りの時間を考えたらもう迷う時間はありません。目的に対して即断即決し、自分がなりたい姿の実現へ前進していきたいと考えています。

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