夫クッキングのススメについて スパイスカレー篇




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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

私が8年間程度続けている土日休日の家族の料理「夫クッキング」
今回はひょんなことから深みにはまった「スパイスカレー」について話をしたいと思います。

家族に少しでも美味しいものを食べてほしいために、情報を集めて、自分で実践し、改良を加えてよりいいものにしていく。

50歳を越えて認知機能が衰えていくフェーズに入ってきた私にはいいトレーニングになりますし、美味しいものを食べることができ家族も喜ぶ。夫クッキング。やっぱりおススメです。

土日祝日はお父さん料理の日

8年ほど前から土日祝、ゴールデンウィークや年末年始などの休暇の時期には私が家族の昼食、夕食の調理担当をしています。
さらにはコロナ禍に入り、在宅勤務の日に余裕があるときは平日でも作るようになりました。

だいたい年間120日‐130日程度は家族は私の作った料理を食べていることになります。
(作成した料理は「#夫クッキング」というハッシュタグをつけて毎回twitterであげています。)

詳細は本ブログの過去記事にも書いています(「夫クッキングのススメについて」)

そこにも書いていますがなにげなくはじめた「夫クッキング」
はじめてみて実は家族にも自分自身にもいいこと尽くしであることに気づいたのです。

①スーパーの食材の相場が見えてくる
②家族、特に奥さんからの感謝
③自分の脳の活性化
④子どもたちへもいい影響になる

などで習慣化できて本当に良かったと実感しています。

そんな夫クッキングに今年ひょんなことからレパートリーが増えました。
スパイスカレーを作るようになったのです。

一緒に大阪へ行ったまささんに教えてもらった

私は日頃から積極的に投資家仲間のオフ会に参加するのですが、子ども達も成長し親の手がかからなくなって週末に時間が作れるようになると、行動範囲を広げて新幹線に乗って関東以外にお住まいの方にも会いにいくようになりました。(「忘年会に参加するために大阪へ行ったことについて」)

今年の5月にも泊りがけで大阪へ行ったのですが、その時ご一緒させていただいたまささんから伺ったのが「スパイスカレーを作るメリット」だったのです。

メリット①単価が安い
ここはどれだけこだわるかによって変わってきますが、私がいつも使っている基本のスパイス(コリアンダー、クミン、ターメリック、チリペッパー)を組み合わせると4食分作るのに24g程度のスパイスが必要です。
新大久保のイスラム横丁なら100g200円程度で購入できます。
1食あたり12.5円 10食で125円と試算すればスーパーでカレールーを買うより安価です。

メリット②健康的
手軽で便利なカレールーですがその成分の1/3が油分と言われています。
また添加物も多く使われていて「健康的」という観点ではあまり健康的ではなさそうです。
その点各種スパイスを使う場合はそれらを口に入れる分量はぐっと少なくなりますし、逆に食欲増進、消化促進、肝機能改善、アルコール代謝作用などの効果があります。

私の場合は平日でも毎日のお昼ご飯に家で作ったカレーを持っていき食べていますから、体内に蓄積される効果の差は大きいと感じています。

メリット③美味しい
もちろんカレールーも美味しいのですが、スパイスカレーでも十分美味しいです。
むしろスパイスの配合量や食材によって味や風味の調合ができますのでいろんなバリエーションを試すことができます。

メリット④実は簡単
「スパイスからカレーを作る」と聞くとまるでプロのような難易度の高さを感じますが、食材を切って、炒めて、煮込むだけなのでじつはそこまでではありません。(確かにルーから作るよりは少し手間はかかりますが)
私も作る時は30-40分程度の時間で済んでいます。他の料理を作る時間と大差はないですね。

ついては次のパートで「スパイスからカレーを作るのってどういうことなの?」ということについて実際に私がやっている調理をご紹介しようと思います。

のりが作っている基本のスパイスチキンカレー

投資をはじめられない理由の一つとして「難しそう」というものがありますが、積立投資であれば証券会社に口座開設して月々の積み立て設定をしてしまえばそんな難易度は高くないというのが「投資あるある」にあります。スパイスカレーを作るのも「経験したことないけどなんか難しそう」というイメージ優先になっているのだと思います。

なのでここでは私がやっているカレーづくりをヴィジュアルで紹介し「そんな難しくないスパイスカレーの作り方」のイメージをお伝えしようと思います。

現在スパイスカレー初心者の我が家では基本のスパイスとして以下を使っています。

・コリアンダー
葉はパクチー(香菜)として使用される。消化を促し、食欲を増進するはたらき。地域によってはせき止めの薬として使われている。
・クミン
カレー粉の香りを持つ。食欲増進や消化促進作用がある。インドでは、タンドリーチキンにも使用されている。
・ターメリック
カレーの黄色のもと。抗酸化作用や肝機能改善、アルコール代謝作用、コレステロール値低下などのはたらきをもつ。認知予防効果もある。
・チリペッパー
唾液を多く分泌させ、消化を助ける。美肌にもいいビタミンAやビタミンCを豊富に含む。心筋梗塞の予防にもなる。

どれも大きめのスーパーマーケットで手に入ることが可能です。
私も最初はスーパーで買っていたのですが、値段の割に15g程度と容量が少なく、また毎週作るとあっという間になくなってしまうため、物足りなくなり休日の外出ついでに新大久保のイスラム横丁まで買いに行きました。

100gで200円前後ですから、15gを100円~200円でよりも圧倒的に安価ですね。

これ以外には玉ねぎ1個、トマト1個、鶏モモ肉300g、ニンニク、ショウガのチューブを用意して調理開始です。

以下基本のチキンカレーについて2人分の分量で説明していきます。

まずは油をしいて弱火でクミンシードを炒めます、パチパチとはじけて茶色に変色し、香りがたってきたらみじん切りにした玉ねぎを投入し中火にします。

写真ではかなりの粗みじんではありますがそこはご愛敬(笑)
そこから約10分程度玉ねぎがあめ色になりまでじっくり炒めます。
この時塩を少量振りかけると玉ねぎから水分が抜けやすくなり、炒める時間が短くなります。

水分が飛んだなと思ったら、少しづつ差し水をします。差し水をすることで玉ねぎへの熱伝導の効率が高まりあめ色化が早まります。

写真程度のあめ色になったらチューブでニンニク、ショウガを加えてさっと炒めます。
あまり時間をかけるととニンニクが飛び跳ねますので1分ほどで次の工程に移ります。

次に細かくカットしたトマトを入れて炒めます。

ここでも5分くらい。私は最初のうちはトマトの炒めが甘くて、できたカレーの味がトマトの酸味が強いものになってしまいました。高温でしっかり炒めないとトマトの中の酸味成分が弱まらないようです。
なのでトマトの原型がなくなり全体がペースト状になるまでしっかりと炒めます。

トマトが炒まったらスパイスパウダーを投入です。

今回は
コリアンダー:小さじ1.5杯 クミン:小さじ1杯 ターメリック:小さじ半分 チリペッパー:小さじ半分です。

弱火にして1分ほど炒め合わせます。

最後に鶏モモ肉を投入して3分程度。色が変わるまで炒めます。
ここで鶏肉にもスパイスの味がしみこみ美味しいお肉になります。

最後に水150mlを入れて、煮立ってから10分ほど弱火で煮込んで完成です!

いろいろ試していきたい夫クッキングスパイスカレー篇

以上基本のチキンカレーの作り方でした。

最初のころこそは先述したトマトの酸味が強いなどがありましたが、強く炒めることでカレーらしく味は安定し、家族からの評価はおおむね好評です。

チキンカレーのほかではキーマカレーなども作っていますがもちろんこんなのは序の口でいくらでもバリエーションがきくスパイスカレー。

まささんも先日さらに美味しいカレーを作られたことをtwitterで報告していました。

家族に少しでも美味しいものを食べてほしいために、情報を集めて、自分で実践し、改良を加えてよりいいものにしていく。

50歳を越えて認知機能が衰えていくフェーズに入ってきた私にはいいトレーニングになりますし、美味しいものを食べることができ家族も喜ぶ。
夫クッキング。やっぱりおススメです。

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