積立投資をはじめた自分 続けてきた自分に感謝することについて




投資
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

本日は13年前にインデックス投信で積立投資をはじめた私とそれを13年間継続し続けてきた自分自身に対して感謝している話をしたいと思います。

はじめたのも、継続できたのも強い確固たる信念があってではなく、なんとなく続けてこられて、結果的に幸運でした。

しかし経験をしてきたことで、今では世界経済の成長に寄り添って自分の資産を運用していくことは有効的であると確信に近い思いを抱くにいたり、そのことを子供たちへ伝えていきたいと考えています。

2023年11月17日時点 自己資産額ヒストリカルハイ更新

2009年7月-2023年11月のり家資産額推移 (2023年11月は11月17日時点)

まず当ブログのポリシーとして我が家の収入額、資産額については記載しないことをお断りしておきます。

こちらのグラフは私がインデックス投信に積立投資を開始した1年前の2009年7月より毎月給料日に更新している我が家の資産額グラフです。

現金等の無リスク資産と投信などのリスク資産が合算されているものになります。
もっとも無リスク資産は増やすことなく一定金額をキープしていますので、資産額の増減はリスク資産の評価額の変動によるものであるという読み方で大方間違いはありません。

赤字が2023年に入ってからの月ごとの実績で一番右端の棒は直近の2023年11月17日のものになります。

2021年秋まではコロナ禍における世界的な金融緩和の影響で伸びていましたが、2022年は一進一退が続き、2023年も同じようなもみ合い、または見込まれていたアメリカ経済のリセッション入りによる評価額の下落が起こるかと思いきや、4月以降の日本株価の上昇の恩恵を受けて、右肩に成長することができました。

直近の2023年11月17日には我が家の資産額は過去最高ヒストリカルハイをマークしています。

積立投資をはじめてからの資産増加率

次はこの間にどのくらい資産が増えたかを見ていきます。
実金額ではなく増加比率で表示します。

グラフスタート時比(14年6か月間)214.2%
積立投資開始時比 (13年7か月間)237.0%
10年前比      (10年0か月間)221.4%
1年前比     ( 1年0か月間)116.2%

グラフをつけはじめて積立投資を開始するまでの約1年間の間収入より支出が多く資産は減っていきました。もちろん2010年6月に積立投資をはじめたとて、すぐに劇的に増えるということはなく、2012年6月までの2年間は減少の一途をたどっています。

増加に転じたのは2013年のアベノミクスあたりから。
それまで日経平均株価、eMAXIS先進国株式インデックス(slimではない)の基準価額ともに9,000円-10,000円で推移しており、それぞれ指数連動していた投信を購入していたので、株価指数の上昇とともに我が家の資産も増えていきました。

2023年11月17日現在日経平均は33,585円、eMAXIS先進国株式インデックスの基準価額は55,333までのびています。

そしてなにより実感するのは資産が増えるにともなう増加率のスピードです。
グラフを見ると横軸のひとメモリの到達スピードが資産の増加にとともに上がっていっているのが見て取れます。新規入金額は悲しいことに十数年間変わっていませんので、評価額の伸びといわゆる「複利効果」によるものだと思います。

投資をしていなければどうなっていたか

このような資産額の推移は毎月行っているのり家マネー会議で家族全員に逐一報告しています。

都内勤めではあるもののベンチャーに毛が生えた程度の弊社での私の給料は、財閥系や外資、通信系、交通系の冠がついた大企業に比べれば圧倒的に安く。同世代の大卒男性にしてはもらっていない方の部類に入ると思います。

なので住まいも築28年3LDK月額7.5万円の中古賃貸マンション、自動車、食洗器、ロボット掃除機スマートスピーカーもなく、エアコンは2年前の引っ越しの際にやっとリビングに1台設置しました。
サンタクロースも来ないので、子どもたちは欲しいゲームを自分でお小遣いを貯めて自分で買っています。

しかしながらそのように締めるところを締めていることで、資産が増えていっており、将来の子供たちの学費、夫婦の海外旅行資金、十分な老後資金が積みあがってきていることを説明することで理解を得ることができています。

日頃の生活は裕福とまではいかないのですが、毎年、沖縄、大阪、京都、九州と家族旅行にはでかけています。また来年家族でハワイに旅行をすることにもなりました。

資産育っていることを示すことで、経験や学びなど家族を充実させるための出費をしてもいいという安心感につながっていると思います。

もし13年前 私が積立投資をはじめていなければどうなっていただろうかと思います。

同年代の会社の同僚と話しをすると高校、大学と子供の学費の払いが苦しいという話をよく聞きます。旦那さんは小遣い制でお金を使う自由度も低いようです。
時には「宝くじを買おうかな」「コンビニでアルバイトするか」などという話題になります。

私も13年前に積立投資をはじめていなければ当時持ってた資産は目減りしていき、家族のイベントもなく、子供たちの習い事も今より制限され、進路もなるだけお金がかからないものでお願いし、学費は奨学金を借りて自分で返してほしい、ということになっていただろうと思われます。
年末には一攫千金の夢を見て宝くじを購入し、お金の自由度も制限されることで、人との交流も狭く限られたものになっていたのでしょう。

それらが13年前に自分が積立投資をはじめたことで解消されているのです。

はじめた自分 続けてきた自分に感謝したい

少し前に奥さんに言われたことがあります。
投資をはじめた時はあなたもここまで資産が増えるとは思っていなかったでしょう?

その通りです。

最初私が投資をはじめたのは本を読んだのがきっかけでしたがその本の書いてあったように「1億円つくる」というあおり文句には眉唾だったものの、それでも「少しは増えてくれればいいな」くらいの期待感ではじめたものが、望外に増え、今後も増えていきそうだということを実感するようになりました。

ここまでこれたのも投資をはじめただけでなく、13年間続けてこられたことも大きな要素だと思います。
私の個人的な知り合いにも投資を行っている人は数人いらっしゃるのですがそうした方々の様子を見ていても一見簡単そうに見える「続けること」が実はなかなか難しいことだと思わされます。

グラフにもある通り最初の2年間はむしろ減っていってますし(含み損だった時期もありました)スタートの金額に回復してきたのもやっと3年目。このタイミングで利確して別の方法にしようという選択もあったと思いますが、ここで継続できたことがその後の資産の増加につながったと思います。

もっとも継続できたのは「世界経済の成長を信じていたから」というポジティブな理由ではなく、「仕事が忙しくて資産管理まで気が回らなった」という消極的な理由。しかしおかげでほったらかし状態になり「余計なことをしなかった」という結果になりました。

2015年-2016年あたりでやっと資産が増えていっていることに気づき、今に至っています。

以上、積立投資をはじめ、継続してきた自分に感謝したいという話をしてきました。

とはいえはじめたのも、継続できたのも強い確固たる信念があってではなく、なんとなく続けてこられて、結果的に幸運だったという話です。

しかし経験をしてきたことで、今は世界経済の成長に寄り添って自分の資産を運用していくことは有効的であると、確信に近い思いを抱くにいたりました。

もちろんこの先も下げ相場が来て資産額を減らすこともあるでしょうし、世界大恐慌クラスまたはリーマンショッククラスの大暴落に見舞われることもあるでしょう。

しかしそのような大不況も乗り越えて発展してきた人類の進化の力を信じて投資をしてきたいと思います。

そして経験に基づいた確信を次の世代の子供たちへ伝えていきたいと考えています。

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