子供たちが投資をはじめて6年が経ったことについて(長男 高1 長女 中3)




子供たちへのマネー教育
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こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。

2020年 当時小学校4年生と3年生だった我が家の息子と娘に「投資をしよう!」というタイトルでプレゼンを行い、2人が投資信託で投資を開始してから6年が経ちました。

子どもたちは6年間 毎月自分が選んだ投資先の投資信託の値動きをグラフにつけていて、今回は6年目のレポートを報告させていただこうと思います。

中高生にして6年間の投資経験を持つ投資家としての子供たち。

10年間のゴールを迎えたあとには自分たちが稼いだお金で投資を継続し、11年目、12年目、と人生の目標の実現に向けて投資キャリアを継続しいってほしいと考えています。

子ども達が投資をはじめて6年が経ちました

6年前の2020年6月21日

私は自分で作成した子ども向けの投資の説明資料「投資をしよう!」を使って二人の子ども達へ投資の必要性についてプレゼンを実施し、2人は投資をはじめることになりました。

子ども達に各2万円づつを与えて

全世界株(eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン))
アメリカ株(eMAXIS Slim米国株式(S&P500))
日本株(eMAXIS Slim国内株式(TOPIX))
新興国株(eMAXIS Slim新興国株式インデックス)

の4つのアセットクラスから投資先を子ども達自身が2つ選び、各1万円づつで彼らが選んだ投資先の株価指数連動のインデックスファンドを購入するというものです。

当時小4息子は全世界と新興国、小3娘はアメリカと新興国を選んで、それぞれのカテゴリーのインデックスファンドを購入しました。

この時のプレゼン資料並びにプレゼンした時の様子は下記のブログ記事に書いてあります。ご興味ある方はご覧になってみてください。

「投資をしよう!」について~天の章~子ども向けの投資プレゼン資料全ページ公開
「投資をしよう!」について~地の章~子ども達への実際のプレゼンの様子のレポート

この時子ども達と約束したことは次の通りになります。

・投資期間は10年間。
・毎月の金額を確認して折れ線グラフを作成する。
・なぜその金額になったのか世界のニュースを調べる。
・1年ごとに1番伸びた投資先にお父さんが1,000円分の追加をご褒美。
・10年後に1番伸びた投資先にお父さんが10,000円分の追加をご褒美。

約束通り毎月グラフをつけ続けてこの6月で60か月目。5年が経ちました。

はじめた時は10年後なんて遥か遠い未来でまだまだ先の感覚でしたが、気づいたらもう折り返しを過ぎてしまいました。小学校4年、3年だった子供たちも高校1年生と中学3年生です。

時の流れのあまりの速さに慄然としてしまいます。

グラフ作成ルール

投資グラフの作成は月1回。

その月の最終日の4カテゴリーの成績を私がメモしておき、毎月行われているのり家マネー会議で子どもたちが転記してエクセルでグラフを更新します。

最初の2年間は手書きで更新していたのですが、子どもたちに表計算でグラフの作り方を教えることで、3年前からエクセルでのグラフ更新に変わっています。

2021年までは手書きグラフでしたが、2023年からエクセルのグラフへ変更

↑このように貼り出していたものを。
↓マネー会議の時にエクセルの画面で確認するようにしました。

前年比最も伸びたのは…

さて投資開始から6年目の成績結果発表です。

2026年6月末時点で2020年6月比は次のようになりました。

第1位 アメリカ 389%(前年比137%)
第2位 全世界  349%(前年比139%)
第3位 日本   285%(前年比144%)
第4位 新興国  293%(前年比159%)

アメリカトランプ大統領になって関税導入やイラン攻撃など、つぎつぎに世界経済を揺るがしかねない政策(失策?)を打ち出してくるものの、株価の落ち込みは一時的、ただいま現在AI、半導体業界がバブルとも思われるような活況をていしており、日々の値動きは激しいものの前年比で30%以上を越える伸びを示しています。

ただし前年比で見ると一番大きく成長したのはアメリカではなく「新興国」
台湾、韓国のAI、半導体関連銘柄の伸長、および中国の経済回復が寄与しているようです。

6年間の成績を並べると次のようになります。

これは2020年6月を100とした時の伸び率です。
2026年6月のアメリカの実績は2020年6月に比べて+289%伸びたという読み方になります。

この6年間伸び率に差はあれど各アセットクラスとも含み損が生じることなく順調に伸びてきました。アメリカ株は4倍になろうかという勢いです。

これを各年の前年対比に置き換えるとこうなります。

昨年6月はトランプ関税ショック直後だったので前年比の伸びは低いものになっていましたが、先述した通り今年は復調しました。

特に新興国、日本の伸びが顕著でアメリカがやや遅れをとった(それでもいい成績ではあるのですが)恰好です。

最後に6年間のグラフの推移です。

6年間の投資経験を持つ「投資家」としての子供たち

6年間のグラフはこれまでも何度も落ち込みつつもその都度反発して力強く成長していく世界経済の姿を現しています。

うちの家族はこれを毎月つけて値動きを確認しているため「今は落ちてもまた回復するよね」とちょっとした下落程度では慌てませんし、金融資産を長期で持ち続けることのメリットを実感しています。

これらの値動きについて今年ものり家マネー会議の際に家族全員で確認しながらあれこれと話しをしてきました。

例えば

2025年9月時点 
娘「アメリカ、全世界は前月とはそんなに変わらなかった、日本は上がったけど、新興国がちょい下がりぐらい」
私「この7月までアメリカ、全世界とも伸びていたけど8月は決めてに欠けて足踏みしたね。」
息子「でもうちの資産額は過去最高だったということは、株価の伸びじゃなくて、収入が増えたか、支出が減ったからということだね。

2025年11月時点 
娘「全世界がはじめて30,000円に乗った!」
私「5年前の10,000円から3倍になったということだね。」
奥さん「でもこれってこの5年間で世界の全ての人が3倍豊かになったということではなく、投資ができる金持ちがそれだけ儲かったということでしょう?格差が広がったということなんだよね…

2026年2月時点
娘「あれ?アメリカだけ下がった」
息子「新興国の伸びの角度がエグイな。」
私「アメリカはトランプ政権の先行き不透明感や、FOMCでの金利据え置き、一部の巨大ハイテク企業の株価の値崩れなどが起きてこれまでのような伸びにならなかったね。代わりに割安感のある新興国株やここにはないけど金などの資産が買われたのだと思う。
さっきのインフレの話でも触れたけど資産を分散して持つことは大事だね。」

2026年3月 アメリカのイラン攻撃後の株価の下がりを受けて
娘「今回はさすがに下がったね。」
奥さん「3月は鋭角にクイって下がったねぇ。せめて関税ショックの時くらいで踏みとどまってくれないかな。」
娘「でもうちの資産にはまだまだ利益があるから大丈夫!

2026年6月 投資グラフを6年間つけてきて
私「今月で丸6年このグラフをつけてきたけど、6年間つけてきて思うことはある?」
息子「順調に上がっているのでいいな、と。あとランプ大統領が変なことをやっても結局伸びているアメリカって強いね。」
娘「グラフ見ていると最初の伸びはゆっくりだけど、だんだんと上がり幅が大きくなっている。株が上がるスピードが上がっているって感じる。

という具合です。

6年間毎月グラフを更新するたびに「なぜこうなった?」という会話を継続してきたことでグラフからの読み取りやその対応方法について経験値が深まってきていると実感します。

この春から高校1年生になった息子は、最近はテレビだけではなくSNSなど様々なチャンネルから情報を得ているようですし、私が話すよりも前に世界の経済状況を把握してることが増え、それらの情報と毎月つけているグラフの値動きとを紐づけて考えることもあるようです。

また先日は我が家の投資対象について「アメリカ、全世界、日本、新興国」という大枠を分解し、どの国にどれくらい投資しているか、上位企業にはどういう会社があるかという詳細についての説明を行い、2027年からはじまる予定の「こどもNISA」について話をすると二人とも「お小遣いを使って投資をしたい」という返事を得ました。

中高生にして6年間の投資経験を持つ投資家としての子供たち。
このままだと10年間の投資グラフのゴールをあっという間に迎えそうです。

その時には20歳と18歳の2人ですがその年齢にして10年間の投資経験を持つことになります。
さらには来年からは自分たちのおこづかいを使って投資をはじめそうで、自分ごとになるとさらに興味の持ち方が高まってくるのだろうと予想されます。

私も、この取組が子供たちの人生に大きな意味を持つものであってほしいと心から願いながら残り4年間子供たちの投資グラフ作成に伴走していき、子供たちに経験と知識を身につけさせていきたいと思っています。

子ども向けの投資のプレゼン資料「投資をしよう!」を最新版に更新したPDFをGoogleドライブで公開しています。
私的なご利用に限りご入り用であればご活用ください。

https://drive.google.com/file/d/1_mFNHpV-wCmpobfMKWiJXRGqyJFDADsD/view?usp=sharing

●当資料は、のり(twitterID:@noriyusaku1128)が作成したものです。
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