こんにちはのり(@noriyusaku1128)です。
今回は先日我が家で発覚した裏金事件(w)についてお話しようと思います。
もちろん「事件」と呼ぶような大層なものではなく実際は「娘が自分のおこづかいを利用目的別に管理を分けている」というもので、むしろ自分でお金の使い方を考えて、工夫しているというものでした。
のり家 子供たちのおこづかい管理
自民党の政治パーティー収入の裏金問題が連日報道されている昨今ですが、そんなさなか我が家の子供のおこづかいにも裏金会計があったことがで判明しましたw。
まずは前提として我が家の子供たちのおこづかい管理についてお話したいと思います。
子供たちが小学校に上がってから我が家では「お手伝い報酬おこづかい制」をとってきました。
毎月定額ではなく、お手伝い単価が決まっていてお手伝いをやった分で月の金額が決まる変動制です。(「子供たちのおこづかいについて」)
なので月によって金額が変わりますし、年長、年少を理由に金額の多寡が変わるということもありません。
子供たちはおこづかいの収支を当初はおこづかい帳に記載していたのですが、昨年子供たちが個人でスマホを持つようになってからはおこづかい管理アプリで管理をするようになりました。
(「子供のスマホに入っているお金のアプリについて」)
そして毎月行われる「のり家マネー会議」の席で一か月のおこづかいの収支、おこづかいを貯めて何に使うかいくら貯めるのかを、子供たち自身に発表させています。
子供たちのお金の目標や使い方ついては親がNGを出すことは概ねありませんし、お金の貯め方使い方をアドバイスしたりしています。ただそれでもお菓子の買い食いなどの頻度が多かったりすると苦言を呈することはありました。
発覚きっかけは卒業ディズニーランド
2024年2月某日 来月には小学校を卒業する娘は卒業記念になかよしの友人たちと一緒に東京ディズニーランドに遊びに行くことの話を奥さんと話してました。
入場料が5,000円 電車代と中での飲食、グッズ購入代で5,000円 計10,000円の予算として、半額の5,000円までは親が出すので残りは娘の自己負担で、という話をしています。
その時娘は自然とこう言ったのです。「お金は大丈夫。うちはおこづかい帳とは別にお金を貯めているから」
ん?おこづかい帳とは別にお金を貯めている…?
どういうことかと確かめたく思わず母子の会話に入ります。
「え?それは毎月報告しているおこづかいとは別にお金を貯めているということ?」
「うん、自由にお菓子やジュースを飲めるように、2年前から貯めていたの」
詳細を聞くとこんな感じでした。
・毎月おこづかい報告するのだけど、お菓子やジュースの飲み食いが多いと怒られる。
・管理報告用のお金とは別に、毎月もらうおこづかいの中から少しづつ自由に使う用のお金をより分けていた。
・おこづかい帳にはより分けた分を差し引いた金額を収入として記載。過少報告をしていた。
・母さんは鈍感だから気づかないと思っていたし、実際気づかれなかった。
・「友達からおごってもらった」と言っていたのも実際は自分で買ったもの。
「それをなぜ今になって告白したの?」と私が聞くと
「もう小学生も終わるからいいかなっと思って」との弁
実際どれくらい裏金がたまっているか見せてもらいました。
彼女の部屋の収納ボックスの引き出しを開けると奥からお金が貯まっている小物入れが出てきます。
娘の許しを得て中のお金を広げます。
全部で4,755円ありました!
もともと突拍子もないものを思いついてはそれを実行に移すことが多かった娘。
過去にも将来一緒に住もうと約束した友人たちと、共同生活用の資金を今からみんなでだしあってプールしようとしていたり(「小5娘が将来の共同生活資金をともだちと貯めようとしたことについて」)親に内緒に一人で原宿に遊びに行って帰れなくなって、就業中の私の携帯電話にSOSの電話をかけてきたり、と逸話に豊富なので、「娘らしい」ということで夫婦ともに納得です。
奥さんとは「自分のおこづかいを目的別に管理ができていてむしろよく考えている」という評価で目線を合わせ、娘のおこづかいの分別管理については容認することになりました。
ただ一つだけ懸念点があり、それを娘に確認します。
我が家では親が子に上げる毎年のお年玉の金額は、12月31日時点の子供たちのおこづかい残高の1割を上げることにしています。
私「今のままだとこの金額分はお年玉の対象ではなくなっちゃうよ」
娘「あ、そうか。でもいいや」
ということであくまで「自由に使えるお金」として確保していくことに。
もとが「目的のために貯めて、増やしていくお金」とは別の「自由に使うお金」なのですから、目的に沿った妥当な判断だと思います。
お金の使いかたの工夫をしている
以上 最近起きた「のり家裏金事件」の顛末についてお話させていただきました。
もちろん「裏金」というおおげさなものではなく、先述した通り「おこづかいの使い道によって別管理にしている」とうむしろ自分でお金の使い方を考えて、工夫しているというものでした。
これまで親に内緒にしていたのも「親におこられるかも」…という幼いながらの思いからで、成長するにともない物事の善悪の判断がついてきたことで「悪いことをしているわけではない」ということからの今回の告白だったと思われます。
私「今回は自分のおこづかいだからいいけど、世の中には人から預かったお金や会社でも、自分が有利になるようにごまかす人がいる。それは信頼を失うことだから絶対やってはだめだよ」というと
娘「そんなことやるわけないじゃん」
という理解はできているようです。
こうしたことが我が家の子供たちへの金融教育の賜物であるかの因果関係までは確信はもてませんが、それでも「自分で考えてお金を管理する」という発想と行動に幾分かはつながってるのだろうと思っています。
小学生とは違い、中高大と成長していくとともに、お金の使い方も大人に近くなっていきます。
「お金を管理し使っていく」トレーニングを今後も実際の生活の中でOJT(On the Job Training )として行っていき、身に着けさせたいと考えています。
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